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【ポップコーン……テロ?】
さて、次の組もどうやらポップコーンを作成しているようだ。
アガサは、のんびり歩きながら次の組に近づいていったのだが……。
そこには、痛みのあまり悶絶している
八十八旗 信彦
と、その信彦を見ながら申し訳ないような可笑しいような表情をしている
七海 真帆
、その様子を見つつ優雅に五十嵐先生が作成したらしいコーヒーを飲んでいる
御巫 時子
の姿があった。
「……何事ですか?」
とりあえず、一番現場を見ていたであろう時子、真帆とのやりとりによって、割とお馬鹿な事実が湧き上がってきた。
一体何がどうしてこうなったのか?
それは、信彦の壮大で華麗にして、下心満載でいてかつ、化学部員であることすらも利用した計画が原因と言えば原因であると言っておこう。
当初、信彦が考えていたことが三つあった。
一つ目は、化学部員として手順書プリントを用意して、皆に配布する。
二つ目は、実験中、化学部員として困っている女子を手伝う。
三つ目は、アクシデントがあれば女子を守るために行動する。あわよくば女の子に抱きつかれてむふふ。
という、三つ目の女の子関連を成功させるためのわざわざ配るプリントにポップコーン作成時の蓋に関する記述を(少なくとも本人の主張では)忘れるということをやらかしたのである。
「困った事があれば、頼れるイケメン化学部員でお馴染みの信彦さんにドーンとお任せさ!」
と言いつつ配ったプリントについては、無用な混乱を引き起こすことはなかった。
結果的に真帆はこちらのプリントの手順どおりに作成してしまったのだが、ポップコーンの生徒は板書に書いてあることをわざわざ持ってはいかなかったのが幸いした。
二つ目は、色々信彦が手伝おうとしたのだが、結果的にほかのグループの問題は他の科学部員らや、アガサや修ら、実験が得意なものによって解決が図られていたので、出番がなかった。
目下は、自分たちのグループに目的はこれで絞られたのだ。
「ねえ、このアルミ箔ってどこで使うの?」
と、その質問以前から色々質問する七海に答える信彦は非常に紳士的であったらしいと、後に時子は述懐している。
さて、ようやく始まった実験であったが、無論プリントに書かれたとおりに実験する真帆。
時子はこの時点で色々疑問には思っていたものの、どうしたら五十嵐先生においしいコーヒーを入れて一緒に飲むことができるか考えることで頭がいっぱいだったのと、実験の時のよそ見はさすがに出来なかったため、あえてスルーしつつ、増量のための追加の材料を取りに席を離れた。
このアルミ箔の質問の時点でコーンは既に爆ぜる体制にあった。
「それはだね――」
と信彦が先程のアルミ箔の質問に答えようとした瞬間であった。
ポンッ! ポンッ! ポンッ! ポンッ!
と突然中に入れたポップコーンが盛大にはじけ飛び、一斉に机の上に散らかった。
当然、信彦にも実験をしていた七海にもそれらは降りかかる。
「ななみん、あぶな――」
当然のように抱きつかれるかと期待した信彦だったが……。
「きゃあっ!」
瞬間、真帆のとった行動は実に防衛理念にかなったものだった。
信彦にガッと抱きつき、くるりと自分の盾にしたのだ。
咄嗟のことなのと、これから起こる展開に頭をどこへやら馳せていた信彦は完全に意表を突かれた形になった。
ゴンッと足元の椅子に足がぶつかり、ポンッ! とポップコーンが背中に飛び散り、ついでにしたたかに机の角で腰の当たりを強打。
女子の恩恵に預かった結果は、痛みのあまりもんどり打つこと……。
しかし、女子を守ったその姿勢は、評価に値する。さすがである。
「と、いうことがありまして……」
「信彦! しっかりー」
時子の説明と倒れている信彦。それに真帆が声をかけている。
「は……ははっ、レディを守ったなら……」
と言いつつ、よろよろと立ち上がる信彦。
「……問題はないので、次へ行きます」
アガサは、特に問題はないようなので、次の場所へと向かうことにした。
ついでに言うと、このあと、爆ぜたポップコーンはちゃんと片付けられ、残っていたものはちゃんと美味しく出来上がっていたようだ。
ちなみに、時子が何故、ポップコーンが爆ぜたとき難を逃れたかというと、一度、ビーカーでコーヒーをいれて五十嵐先生に飲ませてみたいと思っていたからである。
「ビーカーで作るのは初めてなのですが頑張ります……」
と言いつつ、張り切って五十嵐先生のところへ行ったものの、残念ながら既に自分でコーヒーを入れてしまっていた上に、準備室に完全に引きこもってしまったのだ……。
「レポートは、後で集めるから……少しだけ……あと少しです」
という五十嵐先生は完全に別の世界へ。仕方なく時子はポップコーンを少しおすそ分けして、返ってきたら予想通りの展開に遭遇したという感じである。ちなみに、お返しにコーヒーを貰ったようだ。
「さて、たくさん作ってほかの方にも食べていただきましょう……」
と、2人を励まし、実験に再び取り掛かるのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年02月06日
参加申し込みの期限
2013年02月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年02月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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