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【混ぜるな危険……なのか?】
アガサが再開の騒ぎを聞きつつ、次に到着したのが
小山内 海
、
上泉 睡蓮
、
百鬼 諶之丞
、
ユージーン・バーンズ
らのグループの一角だった。
それぞれは板書を見つつ必死に作業している。が、ちょっとばかり苦戦しているようだ。
「湯気がでないくらいとはどれくらいだ? だいぶ湯気は少なくなってきたがこれいいのか?」
と、真顔で見ながら考える聞くユージーン。……当然、失敗に終わった。
「チョコとかナッツ、入れルの平気かー? 俺、食べルのは好きだかラな~もってたりしちゃった~良かっタら使っテ? と、いうか俺のに入れテ~? 量とか分かラないからサ~」
ブレザーのポケットから食べかけのチョコやナッツを取り出す諶之丞。
「はっ、確かに、普通に作るだけでは少々面白味がないかもですね。……そうだっ、タネに一味加えて色々な味の電気パンを作ってみましょう!」
キラキラと目を輝かせながら色々と取り出す睡蓮。普通に出来た電気パンはちゃっかり確保している。
『りょうりはにがてだけどがんばるわ』
危なげな手つきで、何やら苦戦している海。ようやく自分のを焼き始めた感じだ。
自分のスケッチブックに主張を記入している。
「……これは少々危なげでしょうか」
アガサがてくてくと近づき、とりあえずは見守ることにする。
手を出すのは本当に危ないときだけでいい。そう思っていた。
「こーいうのっテ、ココアとか入レたりするンだロ? コーヒーは? 五十嵐せんせーよく飲んデるだロ? もらって入れたり……コーヒー風味美味しソウだぞ?」
「ホットケーキみたいにマヨネーズを加えるとふっくらと良い感じになるかもしれませんし。粉末スープとかを入れてみても美味しい……かも?」
だんだん、何か違いそうなものをつくりそうになっている諶之丞と睡蓮。そしてコーヒーの粉末ももらってきて、そうして新しいタネが作られていく……。
そう、それに追加するように電気パンの中に何やら粉末スープやら、チョコやナッツが投入されていくのだ……。
「それだったらじっくり焼いたほうがいいかもしれない」
「たぶん、その前にいっぱいませたほうがおいしいわね」
混ぜ混ぜ混ぜ混ぜ混ぜと、それらのタネをかき混ぜていく……。
つん、と何か危険な香りがアガサの鼻に届いた……。
「これも楽しみ方ですから」
と、表情を変えずに呟く。止めないということはまだ危険ではないらしい。
いや、むしろ楽しんでいるのだろうか……。
「さあ、出来るのです! この電撃でーっ!」
睡蓮が楽しそうにスイッチを押し、電流を流す。
……1分、2分。
「膨らまナいな」
『まだまだじかんがかかりそうね』
と、諶之丞の言葉に海は自分の奴をパカッと開ける。
『あ、ちゃんとりょうりできたのはじめて』
嬉しそうに海は笑った。
「よかったな」
ユージーンが頷く。
海は嬉しそうにそれを眺めつつ、さて、あの集合体な電気パンはどうなっているだろうとそちらを見てみる。
じっと、4人の視線が集中したタイミングを待ったように徐々に電気パンは膨らみ始めた。
「わっわっ、膨らみましたよ!」
睡蓮が嬉しそうに声を上げる。
しかし、全体に電気が通って焼け始めたのか、コーヒーのような、粉末スープのような臭いが漂い始める。
『ちょっときついわ』
海が少し顔をしかめる。
「こレ、どうナるんだろうナ?」
「……どうだろう?」
諶之丞とユージーンが顔を見合わせる。
……こうしてパンは出来上がった……。
時間というものはあっという間に経つのですね。
と誰かがいいそうだが、この場合、電気パンが膨らむたびに4人は不安を覚えていた……。
「さぁ! できましたよ」
睡蓮が気を取り直して電気パンをコロンと取り出した。
「コーヒーの香リがスるな」
『スープのにおいもするね』
「故郷を思い出すようだ。が……そう思いたくない気もするな」
諶之丞と海とは対照的なユージーンであるが、さすがにこの電気パンもどうかと思うのだろう。
まず、黒い。一部がところどころ黒い。それから、粉末スープの香りがする。チャイナテイストな感じだ。そして、チョコとナッツの香ばしい香りが入り交じっているのである。
「うわー」
とりあえず、切ってみる睡蓮。
ふと、海はアガサがいつの間にか隣へ向かっているのを見た。
しかし、そういうことがお構いないしに事態は進んでいく。
4人がおそるおそる、小さくきられた電気パンを口の中に放り込む……。
「……ッ!」
海は、近くにあったコーヒーを一気飲みした。
「ぎゃう!」
と悲鳴を上げた睡蓮は、涙目になりながらなんとか食べた。
「……宇宙ノ味がするナ。ユニヴァース?」
諶之丞は言語をかろうじて形成しているようだ。
「アレを思い出すな」
ユージーンは顔色ひとつ変えずに食べている。
……ノリでやるのは、危険だと思うが、それはそれでいい思い出であると思われる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年02月06日
参加申し込みの期限
2013年02月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年02月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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