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美味しい実験体験、みんなで実験をしよう!
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【緊急警報発令?】
「家庭科以外の授業でパンを作るとは思って無かったよ」
「そうだ、どうせなら味付けしておいしく食べるとしよう。俺はそうする」
少し授業に出遅れた
高梨 彩葉
と
東中居 陽二
は、電気パンの器具を揃えて、空いた場所を探していた。
陽二は、最初から授業にいて実験に取り掛かろうとしたのだが、
「えっと、ホットケーキミックスを……へ……へ……ヘブシ!」
と、まるでさる有名なお笑いの番組のコントのように、袋の中に盛大にくしゃみをしてしまった。
「わっ?! 大丈夫?」
と言いつつ、それに気づいた彩葉が気を利かして、顔と髪洗ってくるという陽二に、ハンカチを貸してくれたり、汚れた箇所を掃除したり、材料を確保したりと、頭の上がらない結果になっていたのだ。
さて、陽二と彩葉が気づいた頃には、既に場所はどこもいっぱいだったが、一ヶ所だけ空いているところがあったのでそこにお邪魔して実験を開始したということだ。
先客は
不破 ふわり
であった。何故ここは空いているのだろうと2人思ったが……。
そして、器具を設置し終えたところで、その正体に気づくことになる。
最初、その臭いに気づいたのは陽二だった。
「これは……魚?」
「なんだか変な臭いがするよ」
そして、2人はふわりの方を見る。
そこには、魚の刺身のパックの残骸と、即席ラーメンの袋が用意されていた。
そして、ふわりは用意したミキサーの中にお刺身を投入。
「取り合えず鮪で実験ですよーぅ」
と楽しそうにミキサーにかけていくふわり。そしてドロドロになった刺身を電気パンのタネと混ぜ合わせていく……。
「……あー」
と、陽二が目を背ける。
そこに、アガサがやってきた。
「……良い、アイディアですね」
と、一言だけいってくるっと回れ右。
「アガサ先輩!」
と、彩葉が呼び止めるも、あなたならできますと言わんばかりのサインを残して、別の場所へと映っていった。
「去っていったということは危険がないということで安心していいってことだ」
自分たちの電気パンを用意しつつ、陽二が気を取り直したようにふわりの実験風景を眺める。
「成功したらワサビ醤油で美味しく食べられるパンが完成するですよーぅ♪」
と、嬉しそうに言うふわり。
なんだかもうどうにでもなーれという感じである。
気を取り直して、自分の電気パンを見た彩葉。そこにはしっかりと膨らんできている電気パンがあった。
「うわ! 膨らんでるよ、膨らんできてるよー!」
「お、うまそうじゃん」
どうやら、彩葉と陽二の実験成果はうまくいったようだ。
彩葉は電気パンが膨らむ様子にすっかりはしゃいでいる。
そういえば、電気パンのタネを作るときから……。
「なんだか粘土をこねてるみたいで楽しいねー」
と、実験を満喫している彩葉である。
「焼いている間に、粉末スープをパンの材料に混ぜて焼く準備ですよーぅ」
ついでに言うなら刺身入りの電気パンも一応膨らんでいるが、水分が多すぎたため内部はドロドロのままである。
そして、中途半端に熱が通った魚の焼ける臭いが当たりに漂う。
「……うっ」
鼻を抑えて、顔をしかめる陽二。
なんというか、凄まじい臭いが電通するという行為によってさらに増幅されている。
「……ぁ」
若干、彩葉も涙目になっているが、ふわりは一向に気にしていない。
わさびと醤油を取り出して、食べれるかと考えているくらいだから、当人はきっと真剣なのだろうと思われる。
「別に麺を茹でてぇ、パンに挟めば新感覚のパン拉麺ですよーぅ」
一方、粉末スープ入り電気パンに、麺をはさむという企画第二段も発動している。
これ以上は……ダメだ。特に前者の刺身入り電気パンは、危険すぎる。
しかし、陽二も彩葉もちょっと注意をするのをためらっている。
それはそうだ、つくる方のふわりに関しては悪意のかけらは一片も入っていないのだから……。
つまり、今、どう注意したものかという悩みに思考をシフトさせていた。
「……ん。やはりこうなっていましたか」
その時、実験マスクを付けたアガサが戻ってきた。
「これをどうぞ」
と、周りの生徒にそのマスクを配っていたり、窓を全開にしていたのである。
根本的な解決にはならないが、とりあえずはマシである。
陽二と彩葉はほっと胸をなでおろした。
「……不破さん。電気パンの装置ではお刺身パンが出来るほどの出力が無いので、今回は無理だと思います」
「そうなんですかぁー?」
「それ、はこちらでお預かりしますので、こちらを使ってください。次は魚の刺身でも出来るものを考えておきますので」
そう言って、魚状のクッキーが入った電気パンをのタネを渡すアガサ。
「お魚さんですよぅー♪」
上機嫌で受け取るふわりであった。
「……さすがはアガサ先輩だな」
「……よかった」
今度こそ安心の聖域を取り戻した陽二と彩葉であった。
ちなみに、先程の回れ右は2人を見捨てたのではなく、さきを予測し、フォローに回るためだったのだ。
「化学部部長として、実験をするうえで起こりうる様々な事に適切に対処しただです」
後に、その行動について問われたアガサは、無表情にそう返すのであった。
何はともあれ、実験はうまくいったようである。
ちなみに、袋のラーメンのサンドについては、サンドにするための電気パンそのものは問題なく出来たようだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年02月06日
参加申し込みの期限
2013年02月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年02月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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