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◯物語の
なんとか百合百合しい乙女たちから逃げ切り貞操を守り切った
財前 華蓮
は、百合の絨毯の上に座り込み、改めてお茶を楽しんでいた。
「……まぁ悪くはありませんわ」
わずかに鼻腔をくすぐる甘い香りも、甘ったるすぎずないほのかな苦味も、あまり味わったことのないものだった。
「……それにしてもなんだかふわふわしてきましたわね」
それからこの浮遊感も。
ゆらゆらと、水面をたゆたうのに近いだろうかこの感覚に身を委ねて、華蓮はまぶたを閉じる。そしてもう一度目を開けると、
「て、なんで貴女がここにいらっしゃるの!?」
「ごきげんよう……か、華蓮、さ、ん」
名前で人を呼ぶことなんて、滅多にない
剣崎 エレナ
が、いつも冷静で落ち着いているエレナが、目を潤ませて頬を染めて、華蓮を見つめているではないか!
いったい、これはどういうことだろう。
(まさか、また卑怯な手(華蓮の妄想)で私を追い詰めるつもりなのではッ!)
こみ上げる怒りのままに、華蓮はエレナを睨みつけた。
「
剣崎 エレナ
、貴女はいったいどういうつもりなのかし……ってちょっとぉ!?」
しかしエレナはそんなもの気にせずに、華蓮のまぶたにとろんとした、蜜を塗る。
「キーッ! まったく、お化粧が落ちてしまうでは……」
「華蓮、さ、ん……」
「えっ?」
ドクン――、ドクン――、脳まで鼓動しているのではないかと思うほど、うるさい心臓。頬が熱い。首が熱い。
(なっ、なんですのこの胸の高鳴り……!)
相手は同性なのに、しかも憎き
剣崎 エレナ
なのに、なぜですの!?
華蓮の頭はもう限界だった。もともとなにも考えられないまでに追い込まれていたのに、さらに追い打ちをかけられたのだから。
だからエレナが惚れ薬で華蓮に惚れたという事実を知ることはない。
そしてその結果。
「これはもう突っ走るしかありませんわ!」
華蓮は欲望のままに突き進んだ。
「ちょっと、貴女!」
「はい、どうか、しましたか?」
エレナのしなやかな腕をギュッと引っ張り、華蓮はエレナと見つめ合う。
「よそ見してないで、私だけを見ていなさいっ!」
それも頤に手を添えて、強引に。
「もちろんよ……華蓮、さん。私、もう貴女以外の人を見たりなんてしないわ」
エレナはそれを喜んで受け入れ、うっとりと微笑む。
「そう、それでいいのよ」
エレナの頭を、やさしく撫でる。柔らかい髪の感触で、指先が震えるような気がした。
「嬉しい……お、お姉さま」
「へ?」
「華蓮さんの方が、少しだけお姉さんだもの」
お姉さん、お姉さん、お姉さん。
なんだかすごくいい気分だ。華蓮はエレナを抱き寄せて、
「オーホッホッホッホ! そうね、そう。それでいいわ!」
心の底から笑うのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
恋愛
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年07月05日
参加申し込みの期限
2014年07月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年07月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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