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乙女と女王と花百合の森
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◯花百合の
そうして、少しずつ、少しずつまわりがおかしくなっていく中、
エレノア・エインズワース
は優雅にカップを傾けていた。
中身は、まったく減らないけれど。
(そろそろかしら……)
変化するまわりと騒々しさの隙を突いて、エレノアは中身を地面に捨てる。薄茶色に汚れた百合だけが、エレノアの蛮行を見つめている。
(ッ、)
そんな花にさえもエレノアの思考は乱された。頭の中に満ちた霧が掻き消えることはないのに。
「……そなたも、我のハーレムに入らぬか?」
「あ、あんた、なんで脱いでるの!?」
「黒い肌、引き締まった四肢、形の良い胸……素晴らしい身体だ」
「ていうか、なに言ってん――」
ルーシー・R・マクミラン
が棒状のクッキーを咥え、そしてそれで
吉祥寺 黒子
の唇を割る。
「んぐ、ッ、」
その上、ルーシーはほとんど裸。
「あーそれ、面白そう、センセイも入れてほしいなぁ?」
「……私のことも、忘れないで欲しいわ」
笠原 七穂
と
芽森 菜々緒
がそのふたりのそばに頬を寄せる。そのふたりに、黒子の健康的な黒い肌が隠れてしまった。
まぶたに塗ると素敵な事が起こる蜜。
口に含むと目の前の彼女たちのように理性を奪い、欲望を掻き立てる蜜。
そんな『蜜』にエレノアは心当たりが合った。もし『アレ』で合っているとするならば女主人の正体は――
(……なるほど?)
エレノアはひとりほくそ笑んでから、再び彼女たちに視線を移す。
(……なかなか面白い催しですね)
四人の美しい乙女たち(ひとりオバサンが混じって入るが)の狂宴など、そうそう見れるものではないのだから。
(ですが、)
ただ踊らされるなんて、癪に触る。だったらどうするか。答えは簡単だった。
(自分の意志で、この状況を楽しむことにします)
「うわーん!」
「啼くな。啼くな。愛い奴じゃ」
「ファーストキスは好きな男の子とって決めてたのにー!」
「しかしのぅ……そなた、せっかくの美をなぜ隠しておる?」
「へ?」
「それではせっかくのそなたの美が台無しだ……」
そう決意した途端だった。ルーシーは黒子の頤をくいと持ち上げるのが見えたのは。その光景の美しさに見惚れながらも、エレノアはすぐに違和感を抱く。
(おや、おかしいですね)
さっきまで、菜々緒と七穂に阻まれてなにも見えなかったのに。
「ごきげんよう、エインズワースさん」
その疑問に答えるように『美しい壁』がエレノアに声をかけてくる。
「……ごきげんよう、芽森さん」
彼女が、輪から離れていたのだ。そんなことにも気がつけないなんて。本当に頭が働いていない。
「貴女は、おひとりなのね」
菜々緒はスカートの裾をまくり上げ、一歩、一歩、エレノアの側に近づいてきた。
「貴女こそ、さきほどまで一緒に楽しんでいたはずでは?」
エレノアはそれを拒まない。細い足首の眩しさに目を細めはするけれど。
「……どうせだったら、独り占めしてほしいと思いません?」
「……へぇ、」
透き通るなめらかな肌も、絹糸のような髪も、すべてがすべて菜々緒は美しい。エレノアの好みと合致している。そんな彼女からの明確なお誘いは――悪い気はしない。
「だったら、跪いて靴を舐めて下さい」
菜々緒は表情ひとつ変えなかった。美しいすました顔のまま、ただ「わかったわ」と頷き、ゆったりと動きでエレノアの足元に跪いた。
「それでは、失礼」
跪いてから、菜々緒はエレノアの磨かれた靴に小さな唇を近づける。ゆっくり、ゆっくり、結ばれた蕾を近づける。
這いつくばっているのにもかかわらず、菜々緒はなおも美しかった。
「気が変わりました」
なんだか気が削がれてしまった。エレノアは冷たく言い放つ。しかし、菜々緒の動きは止まらず、靴の先に口吻した。
「気が変わりました、と言ったのですが?」
それでも菜々緒の動きは止まらない。というよりも、変化している。口吻した靴をそっと包み込み、そっと脚を持ち上げる。そして大事そうに靴を脱がせてから、ストッキング越しにエレノアの指先を菜々緒はそっと口に含む。
「奇遇ですね。私もです」
普段ではまず見られないような菜々緒の無邪気な微笑み。
エレノアが、見惚れて息を呑んだその隙に菜々緒は彼女の上にのしかかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
恋愛
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年07月05日
参加申し込みの期限
2014年07月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年07月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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