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ある一夜の夢想い
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小山内 海
は、気が付くと見知らぬ場所にいた。
確かベッドに入って寝ようとしたところまでは覚えている。
そこで、あぁ夢かと心の内で呟いた。
(前にもこんな夢を見たような……デジャビュかな?)
夢と気付けば、これは明晰夢だと察する。
それならば色々できそうだ。
どうせなら、普段食べる機会のないような、何か美味しいものを食べたい。
はっと周囲を見回すと、そこはまた別の知らない場所に変わっていた。
中華料理店だろうか、丸いテーブルについている海の向かいには、
橘 千歳
と
御剣 刀
の姿があった。
テーブルに並ぶ料理はどれも食べたことのない豪華な料理ばかり。
なぜか服が青いチャイナドレスになっている。
気にしないでおこう。
胸元も際どいし、スリットもかなり深く入っている。
夢であるから、気にする必要はない。
刀からの視線も、気にし……。
(気になるよ!)
刀の視線から目を逸らして、海は改めてテーブルを眺めた。
点心、麻婆豆腐などの定番料理から、フカヒレのスープに燕の巣。
それから北京ダックなどの食べたことのない料理があった。
はて? と千歳は小首を傾げる。
目が覚めたら、中華料理店にいた。
向かいの席には、刀も海もいる。
しかも、だ。
千歳は赤いチャイナドレスを、海は青いチャイナドレスを着ていた。
(私はチャイナドレスなんて持ってないし……ということは、これって、夢?)
チャイナドレスは、妙に胸元が開いているし、スリットからは足が見えそうで、ちょっと何か恥ずかしい。
それに、と千歳は刀の様子をうかがう。
視線が怪しい。
気にしないように努めているが、やはり海も気になっているようだ。
千歳は少しわざとらしくこほんと咳払いをして、ちょっとだけ刀を睨んだ。
考えてみると、寝子島に来てから、中華料理はあまり食べていなかった。
この際だから、食べよう。
そう考えて、テーブルに並ぶ豪華な料理を見る。
(どうせ、夢なんだしね)
フカヒレのスープが美味しそうだ。
手を伸ばそうとして、麻婆豆腐が目に入る。
千歳は最初にそれを食べることにした。
『ちとせちゃんは、まーぼーどうふすきなの?』
「そうそう、麻婆豆腐は好き。基本的に私は辛いもの好きだし」
海は辛いのはあまり好きそうではないようだ。
それならこれは2人で食べてしまったほうがいいだろう。
そういえば、と千歳は思い出す。
刀は辛いものが苦手だと言っていたような。
そんなことを考える千歳の目の前で、刀が辛いはずの麻婆豆腐に手を伸ばした。
食べたことのない豪華な料理を食べたい!
夢だとわかってすぐそう考えた刀の思い通りに、今、中華料理店でテーブルについている。
丸いテーブルの向かいには、千歳と海がいる。
なぜか2人がチャイナドレスを着ていて、非常に気に……しないでおこう。
ちょっと胸元とかスリットが際どくて、ドキドキしているけれども、気にしない気にしない。
自然と視線が引き寄せられてしまうが気にしない。
(うん仕方がないよ、うん)
誤魔化すように2人ともよく似合っているよ、と言おうと口を開いた途端、なぜか千歳に睨まれた。
視線を逸らして、刀はチャイナドレス……ではなく、料理を小皿に取る。
フカヒレ、燕の巣、北京ダックなど食べたことのない料理を、刀は片っ端から食べる。
麻婆豆腐は苦手だったが、もしかしたら食べられるかもしれない。
ある程度までは大丈夫なのだが、がっつり辛いものは舌が痛くなるから苦手なのだ。
「刀君……確か辛いものは苦手って言ってたと思うけど、普通に食べてるわね。大丈夫なの?」
『からいのにがてだったんだ、はじめてしったよ』
千歳と海の言葉に、もぐもぐ口を動かしながら、大丈夫だというように頷いてみせた。
「うん、美味い!」
口の中の麻婆豆腐を飲み込んでから、刀は言って、さらにガツガツと料理を食べていく。
すると突然、刀の口の中に料理とは違う何かが入ってきた。
空気中にあったのか、料理の中にあったのか。
「これは、透明な夢飴?」
確か夢の中の出来事をひとつだけ覚えていられる飴だっただろうか。
『お口なおしにかな、もらっておこうよ』
海の言葉に、刀は頷いて同意を示す。
(なら俺は、「彼女たちのチャイナドレス姿をしっかりと見た」ことを覚えていよう)
目を覚ますと、海は自分の部屋のベッドの上にいた。
夢を見ていた気がする。
(刀くんが、チャイナドレスを見てた……?)
覚えているのはそれだけだ。
そういえば、以前何かのときに、刀がチャイナドレスに見とれていたような。
(やっぱり好きなのかな? ……うん、通販で買ってみよう)
時を同じくして、千歳も目を覚ましていた。
覚えているのはただひとつ。
(刀君が、私を見ていた……?)
不思議なことに、それ以上詳しいことは思い出せない。
なぜ私を見ていたのか、どんな状況だったのか、思い出せなくてもどかしい。
何とも言えない気持ちを抱いて、千歳は机の上にある雑誌のチャイナドレス特集を眺めた。
(俺は、チャイナドレス姿を、見た……?)
チャイナドレスを見た記憶はある。
が、誰と一緒にいたのか、それが思い出せない。
2人と同じく目覚めた刀は、首を傾げた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鳴葉ゆらゆ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月09日
参加申し込みの期限
2014年04月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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