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ある一夜の夢想い
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秋霜 華音
が見た風景は、本土の都心のようなスクランブル交差点の真っ只中だった。
しかし、大量の人の声は聞こえない。
人も華音の周りだけ避けていくように歩いていく。
聞き覚えのあるようなないような声の後、手の中には1つの青い飴玉があった。
「今回は探さなくても良い、ということか」
言ってから考える……今回と何だろう。
思い出せない。
そんなことを考えていたとき、交差点を横断してきた青年が、正面に立った。
他の人とは違う行動とその容姿に目を見張る。
交通事故で死んだ弟そっくりだった。
「奏!」
カナデ、と相手の名前を呼んでみたが何かが若干違う。
高城 隆弥
が見た光景は、本土に住んでいたときのような巨大な都心のスクランブル交差点だった。
信号は赤なのに、誰一人として渡るのをやめようとしない。
車が来る気配はなかった。
人を掻き分けるように、隆弥もその通りを抜けようと道を歩く。
その中央の誰もいない空間で、交通事故で死んだはずの姉さんを見つけた。
「輝夜姉さん!!」
カグヤ姉さん、と名前を呼んでみたけれども何かが違う。
お互い顔を合わせてしばらく話し合った結果。
華音は叫ぶ。
「紛らわしい真似をするな! この存在詐欺が!」
隆弥も叫ぶ。
「そこまでそっくりで、生き返っていないのは存在詐欺だーっ!!」
存在詐欺と思っていたのはお互い様のようだ。
夢の妖精がいるとすれば、怒られるに違いないほどの罵り合いになる。
発狂しそうなほどのデジャヴだ。
ただ、大切な何かを置き去りにした僅かな記憶の欠片だけが残っている。
『いっそ私の弟にならないか』
『覚えていたら』
そんな言葉がそれぞれの頭をよぎった。
「頭が痛い……糖分が欲しいくらいだ……」
ここは夢の世界だ。
飴は、『思うところにある』
華音がスイと、中空に手を伸ばすと、桃色の飴玉と透明な飴玉が手のひらに収まった。
桃色の夢飴を口に含むと、少なくとも今の争いなどどうでも良いように思えた。
しばしの、思案。
透明な飴玉を口に含んで、華音は願いを口にした。
華音が飴玉を手に入れるのに合わせて、隆弥もそれに倣う。
透明な夢飴を舐めるのに何を覚えていようか思案している中、華音は既に決めていたようで、即答えを出していた。
やはりそこが姉らしいと、隆弥は苦笑し、願いを口にする。
「高城隆弥に、ピアノを弾いてもらおう」
「秋霜華音に、ピアノを弾こう」
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あとがき
担当マスター:
鳴葉ゆらゆ
ファンレターはマスターページから!
シナリオにご参加いただき、ありがとうございました。
鳴葉ゆらゆです。
夢の世界はいかがだったでしょうか。
皆さん覚えていたいことがたくさんありましたので、ルールに従い、調整させていただきました。
また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鳴葉ゆらゆ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月09日
参加申し込みの期限
2014年04月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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