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「こんばんは。お約束通り来ましたよ」
天動 記士郎
がドアから現れる。手には古びたアタッシュケース。
瑛華は唇の端を吊り上げ、
「例のブツは?」
記士郎もまた唇の端を吊り上げる。大人のごっこ遊びとお互いわかっている。
「もちろんお持ちしました」
アタッシュケースの中から現れる、くだらない灰皿。
「それと……」
記士郎は一本の酒瓶を取り出す。
「おお、いい酒だ。悪くない」
と瑛華が呟いた時にはもう、記士郎は店内に跋扈している酒飲みたちに囲まれている。
「おお、若いの! いいもん持ってるじゃねえか!」
と紘之助。
「だけどアテがねぇなあ」
と、洋平。
「こっちにいいもんがあるぞ!」
と一義は何やら箱を開封している。紘之助がそちらを振り返り、
「おお、でかした……っておい! それうちの孫のケーキじゃねぇか!」
大声でツッコミを入れる。それに対して一義は、
「ケーキくらいまた買えばいいだろ! 酒盛りだ酒盛り!」
と言い返す。にわかに店内は大騒ぎである。
「ケーキをアテに飲むって……」
満月は呆れ果てている様子。
「甘いものをアテにするなら、やっぱりウイスキーかな?」
と美鶴は呟く。
「スイーツと酒の相性はモノによっては案外悪く無いですよ」
と満。
「そうなの?」
と瑛華。
「酒まんじゅうってあるでしょう? 日本酒とあんこの相性は素晴らしい。意外なところではマシュマロとか、あとプリンなんかも。他にもウイスキーとチョコレートの組み合わせは有名だけど、他にもチーズケーキなんかも合いますね。軽い味の赤ワインとバター味の焼き菓子も悪くないです」
「まあ、連中はそんなの気にせず飲めればいいみたいだけど」
と瑛華は冷ややかにおじさん連中を見ている。そんな視線もどこ吹く風の洋平は、
「どうだい、ヤクザのあんちゃんたちも一杯やってくかい?」
と文貴と深見に勧めるが、
「いや、僕たちは……」
深見は困った顔で、文貴はポーカーフェイスで、
「帰るぞ、深見」
文貴と深見は、喧騒をかき分けるように外へ出て行く。
「楽しいお店だったね」
「ちょっとばかり騒がしい」
「そうだね、そして文貴くんはちょっとばかり騒がしいところが好き」
文貴は表情を変えず、
「……まぁな」
「本当は飲みたかったんでしょう?」
深見の追求に、文貴は黙ったまま。
「でも、飲んじゃったらきっとあの人達に娘さんのこととか、いろいろ話しちゃいそうな気がして、怖くなった。そんな感じ?」
「しゃべりすぎだぞ、お前」
文貴はそれだけ行って、黙ってしまう。深見はにこにことしたまま、その後ろをついていく。
二人と入れ違いにして、
楽々浦 宮八
が店に姿を見せる。
「えーかちゃーん、いいお酒が手に入ったからお土産に持ってきたよぉ持ってきたよぉ~……ってあらあら、今日は賑やかだね~」
宮八はにこにこと笑いながら、店内を見回す。
「私もまぜてまぜて~」
と声を上げる宮八に瑛華は、
「勝手に混ざりなよ」
「むっ、なんかえーかちゃん不機嫌?」
「そんなことないよ」
「あー、もしかして賑やかなのに混ざれてないんでしょ! ダメだよ~ちゃんと混ぜて~って言わなきゃ!」
「まったく、子供じゃないんだから……」
と瑛華は呆れながらもまんざらでもなさそうに笑う。
宮八は瑛華の煙管から流れる煙に鼻をくんくんとさせて、
「ねぇねぇえーかちゃん、また何か新しい煙草吸ってるの? 面白い匂いがするね」
「ガラナの香りらしいがね……、あたしにはちょっと子供っぽい味かな」
「煙草に子供っぽいなんてあるのか~」
宮八は興味深そうにうなずく。
と、宮八の手にした酒を目にした満が、
「ほう、いいお酒ですね」
「でしょー。珍しいやつだよなかなか入らないよ入らないよ~」
「よっしゃ、どんどん飲もう! 今日は宴会だ!」
と、洋平が声を上げ、
「盛り上がるぞー!いえーい!」
宮八は喧騒に飛び込んでいく。
「もう閉店時間なんだけどな……」
と、瑛華は呟く。そこへ、
「おや、まだ開いてます?」
と、ドアをくぐって入ってきたのは
円城 徹
だった。
「あー、今日はもうずっと営業中だよ。終夜営業だ。こうなったら誰でもこいだよ」
瑛華はもはや焼け八である。
徹は微笑みながら、
「どうやらずいぶん繁盛のようで。僕も今日はちょっと珍しいものを吸ってみようかな」
そう言う徹に、瑛華は、
「これだけの煙草好きが集まってるとね、いまさらなに吸ったって珍しかないよ。いっそエイトスターなんかのメジャーなやつ吸ってたほうが珍しいくらいだ」
「あれれ、運転手さんだ~。なになにえーかちゃんどっか出かけるの?」
徹の姿を見つけた宮八が駆け寄ってくる。
「んなわけないだろ。お客さんだよ」
「なーんだ」
「はは、こんな仕事着のままで、パーティーに混ざるなんて失礼だったかな?」
と徹は自嘲気味につぶやくが、
「全然そんなことないよ~。もう誰でもウェルカムウェルカムだよ! さあさ、こっち来てきて」
と、宮八は徹の手を引き、みんなの待つ店の奥へ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
豪遊亭平朝
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
定員
15人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月27日
参加申し込みの期限
2014年04月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月03日 11時00分
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