旧市街には大人向けの落ち着いた店が少なくない。
たとえばこちら、参道商店街の一角に位置する
煙草店『檀屋』。
通常の紙巻煙草だけでなく、水煙草などの変わり種もあれば、
パイプや煙管などの喫煙具、煙草に関しての小物までアレコレそろっている。
「こんにちは~」
そんな檀屋に、寝子高の教師、
永田 孝文も訪れることがある。
「いらっしゃい……あら、お休みですか」
店主は、歳の割には大人びた美人、
御堂地 瑛華だ。
寝子高生はテスト休みだが、教師は休みではないはず。
永田はすかさず、
「お、これはまた随分長いシガレットホルダーだね」
と商品を手に取り、話を逸らした。
それを察したのか、店主は手に取って他愛もない煙草話で乗ってみせた。
「女性にこう持たせれば、古い映画の真似事もできますよ」
と優雅にテーブルに肘をつく。
「どこそこで朝食をってやつだね?」
「えぇ。煙草屋で朝食……は似合わないから、ま、煙草屋で休憩を。ごゆるりと」
今日もまた、フツウの煙草屋の一日が過ぎていく。
御堂地 瑛華さま、ガイドのご登場ありがとうございました。
参加されなかった場合は、お客さん同士の会話を中心に描かせていただきます。
店員とのやりとりが発生した場合は、臨時の店員がいる設定とさせていただきます。
◆概要と時間帯
特に何もない、フツウの一日です。
7月下旬、平日です。寝子高生はテスト休み中です。
時間帯は、午後から閉店の20時頃までです。
閉店後も開店中の札を出したままのことがあるそうなので、
店主が参加されてる場合は、その時間帯の描写も可能です。
天気は晴れ、最高気温は30度を超えます。暑いです。
場合によっては夕立もあります。
◆舞台
煙草屋さんとその周辺が舞台となります。
店内は、パイプや煙管などの喫煙具の他、煙草関係の小物がずらりと並んでいます。
雑多な品物で溢れる雑然とした店内の奥には、テーブルと、椅子が数脚あります。
店頭には、自販機と数脚のイス、灰皿などが置いてあります。
未成年は入店禁止なので、こちらでくつろいでも構いません。
ただし、未成年が煙草を吸おうとすると、鬼のような形相で誰かがやってくるようです。
あえて吸って怒られるアクションも可能です。
※現実世界での不法行為を推奨するものではありません。煙草は二十歳になってから!
◆NPC
永田 孝文は午後の早い時間に涼んでいます。
このお店は最近知って気に入ったようで、常連になりつつあります。
数十分で帰るので、無理に絡みのアクションを書く必要はありません。
◆その他
既存の煙草の商品名などは、ぼかしたり文字ったりして描写されます。
らっかみ!世界にもタスポはありますが、手続きなどに関する細かなアクションはご遠慮ください。
それでは、ごゆるりとお楽しみください。