this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
らっかみさんらっかみさんお越しください!
<< もどる
1
…
10
11
12
13
14
…
18
つぎへ >>
●悪霊襲来
十三名の重なった影の中から悪霊が出てくる。
「ひっ!」
佐藤 良守
、
アルヴィス・ビスコンティ
ら怖がり諸君は小さな悲鳴を上げ、「危ないです!」
宮祀 智瑜
や――というよりほとんど全員がこの危険を認識しさっと後ろに飛び退いた。
悪霊はまたたく間に増殖し、
桜崎 巴
に群がっていく。
「っぐ、ぁ、」
巴は懸命に抵抗した。
しかし視界が闇に覆われ、感覚も奪われ、そもそも抵抗できているのかどうか。それ自体がわからなかった。
(……くっそ、)
ミシミシと身体が音を立てている。ちぎれる、と思う寸前で巴の意識が飲み込まれた。
悲鳴にもならない――歯の隙間から漏れ出る巴の声が部屋中を這いまわる。
なんとか助けようと光を当てるが、悪霊は器用にその光を避けてしまい、それもままならない。
志波 高久
がきゅっと目を細めて言った。
「……憑かれたときは遠慮なくぶっ飛ばせ」
大声ではなかったが、その声は部屋にいる全員の耳に届いたようだ。
そう言って間もなく、悪霊は部屋全体に魔の手を伸ばした。
「わわわ!」
まず手始めにとでも言うように、
響 タルト
の足首に絡まる。
「ターちゃん!」
霧切 翠子
が急いでライトを彼女に向けた。しかしやはり光は悪霊を捉えることが出来ない。
「……ひ!」
自分がしたことが、多くの人を巻き込んでいく。
その現実に打ちのめされている
神辺 こゆみ
を、高久はひょいと抱えた。
「……っ!」
先ほどまで彼女が居たところに影が伸び、またこゆみが悲鳴を上げた。
「……アンタは最後まで見届けなきゃいけない」
そして高久の背後に、黒い影が迫っていた。
「……これは私に課せられた試練なのですね」
次々と悪霊に飲み込まれていく人々を前に、
ゼシカ・ホーエンハイム
はロザリオを握り直した。
「主よ、憐れみ給え」
祈りを捧げ、ゼシカはケタケタと奇怪な笑い声を上げる巴にゆっくりと近づいていった。
(らっかみさんとは即ちウィジャボードのようなモノですのね)
孤児院でも流行ったソレと聞いて、ゼシカの胸に甘いクッキーのような温もりが広がる。
その時、巴がゼシカに飛びかかってくる。
「ごめんなさいまし」
ゼシカは心の底から謝り、聖水で彼女の顔面を迎え撃つ。
ぴしゃと弾けた聖水に巴はうめき声を上げる。
その隙にゼシカはロゼリオの鎖で巴を締め上げ、聖句を唱えて魔を祓った。
影が浮かび上がり、人に取り憑く中、
塔尾 松生
は必死に紙――らっかみさんを呼び出した――を守っていた。
首からぶら下げた交通安全のお守りが頼りなさげに揺れる。もちろん実際に頼りにはならない。
そんな彼女の元へ、霊に憑かれた高久が近づいていった。
すっかり白目がにごり、今までの精悍な顔つきからは想像もつかないようだ面持ちだ。
「塔尾!」
怯えて動けない松生と高久の間に
御剣 刀
が割って入った。
そして購買室で拝借してきた懐中電灯を高久に当てた。
「誰か光を!」
「……わかった」
安芸 麦穂
が別方向から光を当てる。
すると光は強くなるが、影が分散し高久の動きが一層鈍くなった。
けれどそれだけで悪霊が身体から抜けていくことはない。
松生は躊躇う。
けれど『遠慮なくぶっ飛ばせ』と高久は言ったのだ。
「……ごめんね」
松生は鞄(国語辞典入り)を大きく振りかぶったのと、
獅子島 市子
が彼に突進していくのは同時だった。
「へへへー、えへへへーあそぼーよあそぼーぉ?」
響 タルト
はへべれけのようにふらふらとした足取りで
晴海 飛鳥
に近づいていく。
「おおっと、こういうの嫌いじゃないけど、何して遊ぶのかな……?」
ちょっと困ったように飛鳥が小首を傾げると、タルトはにへらぁと笑って両手を飛鳥の脇に差し込んだ。
「へ?」
「へへー!」
こしょこしょこしょこしょこしょ。
飛鳥がぽかんとしている間にタルトは全力で指を動かし、襲いかかった。
「手間のかかる……」
碓氷 真理
が助ける為に印を結ぼうとするが、
「いっしょにぃーあそぼー!」
しかしタルトのこしょこしょ攻撃は真理にまで及んだ。まわりの悪霊たちもタルトと一緒になってこしょこしょこしょ。
「……これの出番かもね」
桃川 圭花
は遠巻きに彼女たちを眺めてため息混じりで隣に言った。
その表情は呆れと言う他ないだろう。
「……そうみたいだね」
対し、隣の
恵御納 夏朝
はゆるりと微笑んで、水をたっぷりと蓄えたポリタンクを圭花と一緒に持ち上げた。
そのタンクにはかわいらしい猫のシール。
夏朝のろっこん:重く軽くは、その名の通り、物の重さを変えることができるのだ。
ただしこの場合は中の水の重さではなく、外のタンクの重さしか変えることが出来ないため、ほとんど変化はないのだが。
「とりあえず運ばないとねー」
「そうね」
ふたりはうんっ、と力を入れて転げまわる彼女たちの側まで運んでいく。
何故圭花はこしょこしょをされなかったか。
それは本人たちは気がついていないが、実は塩を撒いておいたお陰だった。
どうせ効果なんてないだろうと思っていたが――実際、
安芸 麦穂
が使った時はてんで効果はなかったが――多少の効果はあったのだ。
それだけで悪霊を祓うことはできないが、浄めの力が。
その力に守られて、ふたりは水が服にはかからないように気をつけながら、タルトの顔を目掛けて水を放った。
こうして全員無事に悪霊から解放される。
そして再び手首をビニールテープでくくり、今度こそ質問を開始した。
<< もどる
1
…
10
11
12
13
14
…
18
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
らっかみさんらっかみさんお越しください!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
ホラー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月06日
参加申し込みの期限
2014年04月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!