this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
らっかみさんらっかみさんお越しください!
<< もどる
1
…
9
10
11
12
13
…
18
つぎへ >>
●質問開始
「ソウカヤッテシマッタノカー」
旅鴉 月詠
はある程度の予想はしていたが、泣き崩れるこゆみを目の前にすると、そうとしか言いようがなかった。
とりあえずこの教室の電気を点ける。交信を行わない者たちは濃くなった影の近くや、廊下で待機した。
「さて、」
と勿体ぶるように咳払いをして月詠はビニールテープを取り出した。
購買室から拝借してきたものだ。
「これで手を固定しておけば、鉛筆が離れることもないだろう」
そう言いながら、器用に参加者の手を括りつけていった。
頑丈だが、引っ張ればすぐに取れるようにだ。
交信することになったのは
アルヴィス・ビスコンティ
、
桜崎 巴
、
獅子島 市子
、
志波 高久
、
ジャンヌ・クローデル
、
ゼシカ・ホーエンハイム
、
椿 美咲紀
、
晴海 飛鳥
、
響 タルト
、
宮祀 智瑜
、
桃川 圭花
。
それから最初から参加している
佐藤 良守
と
神辺 こゆみ
。
合計十三名という大所帯となった。
「旅鴉は参加しないのか?」
良守が恐る恐る問いかけてきた為「私は結構」と謹んで辞退した。
「皆がゆっくり交信できるよう、彼らの相手をさせてもらう」
さらさらといつも持ち歩いているスケッチブックに絵を描いていく。
こゆみのデフォルメしたイラストだった。
らっかみさんと交信することは、非日常を弾く翠子の結界の中では出来ない。
その為に、月詠のろっこん:絵空事に使うのだ。
こゆみは引きつった笑顔で、「お願い、します」とどうにか言った。
その笑顔を見て、月詠はぽつんと呟いた。
「御呪いや都市伝説を侮ってはならぬ。
魔術を素人が遊びで行ってはならぬ。
それはどんな結果であれ全て自分に返ってくるのだから」
信心深いのは結構だがね。
呼び出すなどおこがましいというのもあるよ。
震えながら、けれどこゆみはこくんと頷いた。
怯えるこゆみに
恵御納 夏朝
はゆっくりと歩み寄っていった。
「前に書物でこっくりさんやその亜種は低級霊を呼んでしまうと見た事があるよ」
ごく自然に、学校ですれ違って『おはよう』というような重さを感じさせない口調で夏朝はこゆみに声をかける。
言葉だけを聞けば、まるで責めるような口調とも取れなくはないのだが、声色は責めるの対極を行くものだ。
その柔らかさは声量にも影響していて、まわりからは耳を澄ませば聞こえるが、くらいの小さな声で夏朝はこゆみに話しかけ続けた。
「らっかみさんも亜種だろうし……あの影達は、大量に呼び寄せられた霊かもしれない」
今の一喝で、彼女は自分がしたことを理解したのかもしれなかったが。
しかし反省よりも恐怖でいっぱいになった彼女が、哀れで――いいや、あまりにも悲しくて。夏朝はその伝えきれない思いを、そっと言葉に包んだ。
「落ち着いて、くれるかな?」
「……はい」
こゆみは言葉を自分の中で丁寧に砕いて、その中に包まれたものを受け取ってくれたようだった。
「じゃあ、影は僕たちに任せて」
らっかみさんは偽物だと告げる。けれど話す時間は護る。
それもまた夏朝なりのやさしさなのであった。
夏朝がゆっくりと離れていく。
そして誰から質問をしようかとそれぞれがそれぞれの顔色を窺う中、
桜崎 巴
はそれらをすべて無視して、真っ先に口を開いた。
「らっかみさんらっかみさん。どうかお帰り下さい」
まどろっこしいことは嫌いだ、とでも言うように巴は答えを聞くつもりもなく強引に鉛筆を動かすべく手に力を込めた。
らっかみさんが『帰る』と言えば、儀式はそこでオシマイだ。
「ま、まさか」こゆみの顔がさっとは青くなり「やめて! お願いだから」と彼女も手に力を入れたようだった。
つまり強引に帰ると言わせればいい。
「はいって言えば帰るんだろ? だったらとっととお帰り願おうじゃないか」
巴はそう考えたのだ。
「怒ってる……らっかみさんがすごく怒ってるよ」
ジャンヌがぽつんと呟いた。
「ちょちょ、どどどうしましょう」
アルヴィスは目を白黒とさせて誰かに指示を仰ぐ。
「引っ張るな、危ないぞ」
高久が叫んだ。
彼が危惧した通り、混乱の結果――あるいはらっかみの怒りなのか――ビニールテープが外れた。
<< もどる
1
…
9
10
11
12
13
…
18
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
らっかみさんらっかみさんお越しください!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
ホラー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月06日
参加申し込みの期限
2014年04月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!