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【身体測定】ドキドキ体育館☆乙女の秘密は危険がいっパイ!
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●渡り廊下にて●
【体育館外・南側渡り廊下】
「あれ? 扉が開いてるね」
1年10組の保健委員、
緑野 毬藻仔
は混戦の中、そのことに気が付いた。籠城開始時には全てロックされていたはずのスライド扉の1つが、いつの間にか開放されている。
「ちょっと外の様子見てこようかな……」
なかなか始まらない身体測定に、保健委員としてはちょっと、責任を感じるのだ。本当はもっと早くに行動したかったのだったが、風紀委員長が倒れた直後に、全ての扉が女子たちの手で閉ざされてしまい、ここまでなかなか、出るに出られなかったから。
外の様子を伺うが、測量部の気配は無いようだ。
「
鷲尾先生
が、すぐそこまで来てるかもしれないしね」
と、わりとあっさり、渡り廊下に出てしまう毬藻仔。キョロキョロしていると、
カサカサ……
「あれ、ネズミかな?」
と思ったら、友達の
茨姓 歩
だった。四つん這いでどこから渡り廊下に這い出してきたのか、
「あっ まりもこどのォオ〜! ナニをなざっでいるでありまずかァア〜?
ねずみでありまずかァア〜」
よだれたらー、と食欲盛んなところを見せる茨姓歩。彼女はちょっとした摂食障害があり、1日5回はご飯を食べないと、簡単に飢餓状態になってしまうのだ。あと、自分のことをゾンビだと思い込んでいる、なかなかユニークな女子でもある。
「あっ、えっとね違うよゴメン。歩ちゃんをネズミと間違えちゃった。
測量部の人がさっき、ネズミに変身して逃げてったから、てっきり……」
「そくりょーぶ? 美味じいでありまずか?」
「うーん、どうだろー」
食べる気まんまんの歩に相槌を打ちながら、そんなのんびりした会話を続けていると、
「あっ まりもこどのォオ〜! こんなトコロにアンパンがぶら下がっでいるでありまずゥウ〜
ぎしし! 食べていいんでありまずかァア〜!」
「うんうん、そっかあ、へー……アンパン?」
見れば、渡り廊下の屋根の端っちょから、まるでパン食い競争のようにぶらぶらと、アンパンが数個、釣り糸でぶら下がっている。
「釣り糸……?」
いやちがう。あれは……メジャーの巻尺部分だ!
「歩ちゃん、だめだよソレ食べちゃ!」
「ぎしし! らっきーでありまずよォオオ! ぐへへぽぺ」
しゅるるるる……
アンパンに喰らい付いた茨姓歩が、そのままメジャーに巻き取られ、渡り廊下の屋根へと釣り上げられてしまった! これは──測量部の仕掛けたトラップだ!
「ま、待って、歩ちゃん!」
その歩の足首にかじり付いた毬藻仔も、いっしょに釣られて、屋根の上にご案内。
「フフフどうだ、我らが仕掛けた罠は。籠城戦ともなれば、イヤでも腹が空くもの……」
渡り廊下の屋根の上には、数人の測量部員が待ち受けていた。
彼らと対峙しながら
茨姓 歩
をかばい、じりじりと後ずさりする
緑野 毬藻仔
であったが。
「空腹になったいやしんぼの女子が、そのうち引っ掛かるものと、待っていた甲斐があったシャー」
「うぅーー」
まあ、気の長い話である。
「あいにく、そんなニッチな罠に掛かるのは、彼女ぐらいのものだがな」
「むっ、何奴?」
予想外の方向からの声に、釣り班の測量部員が振り向くと、屋根と体育館の隣接部分……割れた窓ガラスの向こうから外に出てきたのは、1年4組の学級委員・
天衣 祭
だった。
「あっ たかえどのォオ〜」
「よかった、祭ちゃんだ!」
「ろっこん【絶一門】で聴覚を強化し、警戒していたからな。
先刻からの君たちの会話は、全て聞こえていた」
どうやら祭は、索敵のためにキャットウォークで待機していたようだった。友人の毬藻仔が外に出て行くことに気が付き、聴覚強化でその会話や物音を追尾していたのだろう。
「まったく、こんな見え透いたトラップに引っ掛かるとは……。
こんな状況だ、少しは警戒心というものを働かせてくれ」
「ご、ゴメンなさい……」
べつに毬藻仔が罠に釣られたわけではないが、歩がへっちゃらで蝶々などを追いかけているぶん、何となく代わりにしゅんとしてしまう彼女。いい友達だ。
「あら、こんなところにアンパンが〜(ぱくっ)」
また1人、
巫部 紫苑
がトラップに引っ掛かり、しゅるる……と屋根の上に釣られて来た。
巫部 紫苑
:バスト88cm(Fカップ)
測量部に胸を測られすみやかに解放されると、
「あとは、焼きそばパンとサンマさんパンとコーヒー牛乳と……それから〜」
とくに意に介した様子もなく、軽い足取りで屋根の上を歩み去っていった。
ちょうどそちらの方向には購買室があるので、そちらに買い出しにでも行くのだろう。
「…………」
「…………」
「……まだ、腹ペコキャラがいたか」
あと一応、紫苑はろっこん【死音】で足音を消していたが、姿は丸見えだったのでとくにさほどの意味はないようだった。
「うむ、とにかくだ。測量部を放置すると学級委員の仕事にも影響が出る。
何より、彼女たちは私の友人だ。毬藻仔たちは解放してもらおう。さもなくば……」
「さもなくば?」
「たかえどのォオ〜 コレいただいてもいいんでありまずかァアアァ〜?」
「よし、食べてしまえ!」
「ありがどうでありまずよォオオ!(バリバリもぐもぐ)」
茨姓歩が目の前のメジャーにバクリと喰らいつくと、美味そうにそれを咀嚼し始めた!
「うわあ、何だコイツは!?」
混乱する測量部員たち。歩のろっこん【シシャの夜明け】は、発動すると歯や顎が丈夫になり、何を食べても平気になってしまうのだ!
「ぐへへぽぺ……お代わりありまずか?」
茨姓 歩
:バスト63cm(AAAカップ未満)
だが……あっという間に、その歩のバストが測られた!
「Σ えーーーーーーーーーーーー!?」
と測られた友達を、二度見する毬藻仔。
「うむ……彼女は自身をゾンビと思い込んでいるだけあって、例のゾンビポーズを好むからな……。
両ワキがガラ空きになってしまうのも、これは習性上致し方ない……」
淡々と解説する天衣祭。早くも、2人目の犠牲者が出てしまった!
「ふしゅるるる〜……いやぁ〜しんたいそくてーとは
面白い行事でありまずねェエ〜 ぎしし!」
……まあ、本人はあんまり、気にしてないみたいだったが。
「きゃあ!」
そうこうしているうちに、毬藻仔も捕まってしまった!
(こんな時こそ、ろっこん【光合成】で速度強化して脱出──!)
を、試みる毬藻仔だったが、とくにろっこんは発動しなかった。
「えっ、何で? ちゃんと太陽は見たのに」
ハタと気が付く毬藻仔。
「あ、そっか。水をここに用意してくるのを、ころっと忘れてた……」
能力不発で、脱出ならず。立て続けに、3人目の犠牲者が出てしまった!
緑野 毬藻仔
:バスト81cm(Cカップ)
「うう、減る物じゃないし、まあいいっかー……」
いちおう、それなりに複雑な顔をしてみせる乙女。
「ククク……。残る未踏峰は後、おぬしだけなんだシャー」
残された天衣祭に、じりじりと測量部員たちが迫る。彼女の感覚強化のろっこんは、あくまで索敵向きであり、あまり戦闘に特化した能力とは言えない。
「くそっ……」
観念したのか、その場でドタドタと地団駄を踏む天衣祭。
このまま為す術もなく、祭のバストも測られてしまうのか? 危うしピンチだ、ロリ巨乳!
その、少し前のこと。祭たちの共通の友人、
雨寺 凛
も、下の渡り廊下に駆けつけていた。会話は筒抜けなので、今、屋根の上で何が起こっているのかは分かる。
しかし、屋根の上に登ることができず、友達の3人を助けることができない状況なのだ。
そこに
阿寒湖 まりも
が、体育館からこちらに走ってきた。
「凛、こんな外にいると危な……えっ、みんなも屋根にいるの?」
すばやく凛から状況を聞き、
「おっけーおっけーここは協力して測量部を懲らしめちゃおう!」
と愛用のショルダーシンセサイザーとヘッドフォンを見せるまりも。
「え? 身体測定なのに何でそんなものを持ち歩いてるのかって……
相棒だからよ!(どやぁ)」
相棒なら仕方ない。シンセを弾くまりものろっこんが使えることがこれで分かり、慌ただしく作戦を立てる2人。
「……そしたら、私が【虚偽声楽】のろっこんで、大きなハウリング音を出すから。
私が右耳に触れたら、それを合図に耳を塞いで……あ、だめだねぇ、これじゃ」
「えっ、何が?」
この5人の中で、事前に取り決めていたキッカケの合図だったのだが、
「私がここで耳に触っても、屋根の上の毬藻仔ちゃんたちには、死角でそれが見えない。
合図として使えないよ……困ったなー。
耳を塞いでって、ここから大声で知らせたら、私たちが何をするのか敵にだってバレちゃうし」
「それなら、たぶん大丈夫。祭なら、きっと今の会話もサーチしてたはず……」
とまりも。すばやく小声で、
「祭、今の話、そっちで聴き取れてた? 聞こえてたら、何か音を出して知らせて」
屋根裏を、ドタドタと
天衣 祭
が蹴り返す音。さきほどの彼女らしからぬ地団駄は、こういうことだったのだ。
「うん、ちゃんと聞こえてるね」
とにっこり、顔を見合わせる2人。
「よし、じゃあ作戦スタート!」
渡り廊下の屋根の上では、追い詰められたフリをしながら、
天衣 祭
が【絶一門】でひそかに聴覚を断った。そして「自分の」右耳を触り、残る
緑野 毬藻仔
と
茨姓 歩
に、自分を中継地点にして
雨寺 凛
の合図を動作で伝える。
「……??」
きょとん、としていた毬藻仔だったが、やきもきした祭がジェスチャーで小芝居をしてみせると、ようやく意図が伝わったようだ。
隣りの歩にもその肩を叩いて知らせ、あわてて自分の両耳を塞ぐ毬藻仔。
──来る、
キィィィィィンンンンンンンンンン!!
凛が【虚偽声楽】で模した、スピーカーのハウリング音が一帯に流れる!
「わぎゃあっ!?」
「何だこの音は!」
「おほ〜! あまでらどのォオ〜強烈でありまずねェエ〜!」
自分の両耳に指を突っ込みながら、ウヘヘとウレシソーな歩。
そして、その不快な音でバタバタと足を滑らせ、あるいはよろけた所を毬藻仔に突き飛ばされて、次々と屋根の下に落ちていく測量部員たち。
「よし、凛のろっこん効いてるわね! ここは畳み掛ける!」
あわてて態勢を立て直そうとする測量部だったが、その目の前に、肩からショルダーシンセを引っ提げた、
阿寒湖 まりも
が立ちふさがった!
「いくよー! 【ハンドリングエアー】!
あなたたちのその情熱(テンション)……ダウンさせる!」
その場の空気を操る、まりものろっこんが炸裂する!
ずーーーーーーーーーーーん。
「なあ……俺たち、何でたかが数字にさっきから、一喜一憂してんだろうな……」
「バストサイズなんて……ただのデータなのに……」
測量部が全員、ひざを抱えて地面にのの字を書き出した。
「効いてるわね、さらにいくよー! 【ハンドリングエアー】!
女子達のテンションをアゲアゲに! バストを守ろう!!」
「ヒャッハーーーー! その静謐なカルデラを湛えし外輪山は、日本百名山が1つ、雌阿寒岳に雄阿寒岳ェ!」
測量部が全員、メジャー片手に跳び上がってヒャッハーした。
「って、測量部のテンションまで上がってるー!?
こ、こっちくるなー!?」
「ぬは〜! なにやらァア〜漲っでぎだァアァ〜!」
そこに頭上の屋根から、さながらホラー映画のクリーチャーのように、茨姓歩が襲いかかった!
「「ギャーーーーーーーーーーーーッ!?」」
ウマウマウマ。
緑野 毬藻仔
&
茨姓 歩
&
天衣 祭
&
雨寺 凛
&
阿寒湖 まりも
VS測量部員。
の、戦いはこうして、女子チームの連携プレイの勝利に終わった。
渡り廊下方面にいた測量部員たちは全員、退治された──かに見えたのだったが。
「ふむ、良かったな。どうやら私の能力も役に立ったようだ」
眼下で勝利を喜び合う友人たちの姿に、
天衣 祭
も感慨深げに手を振り返した──その瞬間、そのバストにさっと背後から回されるメジャー。
(しまった、絶った聴覚を元に戻すのを忘れていた……遅かったようだな)
渡り廊下の測量部は全滅させたが、背後のキャットウォークから忍び寄っていた敵に、気が付くのが遅れてしまったのだ。
天衣 祭
:バスト79cm(E寄りのDカップ)
こうして最後に彼女のバストも測定されてしまったのだったが、
「まあ、普段から体型は見えているのだから私の数字が分かったところで……だな」
と心配顔の凛たちには、さほど気にした様子も見せずに淡々とそう、祭は答えるのだった。
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
冒険
定員
1000人
参加キャラクター数
112人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年01月27日
参加申し込みの期限
2013年02月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年02月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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