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【身体測定】ドキドキ体育館☆乙女の秘密は危険がいっパイ!
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●匿われる女子たち●
【校庭中庭・校舎の渡り廊下】
「急いで体育館へ向かわないと……ああ、でもこんな時に、また……」
けれど、その体育館に近づけば近付くほど、
風宮 悠
の頭痛はひどくなっていくばかり。
これは、現在体育館方面で頻発している、生徒たちのろっこんの発動が原因である。しかし悠はまだ測量部の事件のことも知らなければ、自身がもれいびであり、他人のろっこんを今まさに頭痛として感知しているという、その事実もまだ知らない。
目眩とふらつきに耐えかねて、ついに渡り廊下にうずくまってしまった。
「保健委員として、身体測定を手伝わなきゃ、いけませんのに……」
そこに案の定、やって来たのは測量部の連中だ。
「おお同志、ようやく見えてきたぞ。あれに聳えるが天下の険、箱根の山ぞ!」
「万丈の山! 千仞の谷! 前にそびえ、尻えに誘う♪」
この年頃の女子としては大柄な悠の体型は、たちまち測量部の注意を惹いてしまったようだ。
「って、あなたたちは誰……です?
測量部? えっとあなたたちが胸囲を測るの……ですか?」
「うむ、そうなのである!」
「こ、これって測ってもらわないといけないものなの……でしょうか?」
「うむ、地図の空白は是が非でも埋めねばならんからな!」
「そ、そうですか……では」
頭痛で正常な判断を失い、言われるがままにあっさり測られてしまう彼女。
風宮 悠
:バスト89cm(?カップ)
しかし、測量部がアンダーまで測り出すと言い出した時には、さすがに不審に思い、拒否反応を示した。
「え、えっと……早く体育館に行かないと怒られちゃいますし……
どうしよう……と、とりあえず逃げます……です」
けれど、ふらついて思うように足が動かない。逃げ出せずに困っていたところを、
「えーい、その子から手を離しなさい、病人じゃないの!」
中庭から走ってきた2年生の先輩、
佐々 寿美礼
がおっぱいを投げて助け出した。
「ヒャッホウ山だ! 空から山が降ってきたんだシャー!」
いや違ったこれは偽乳だ。胸からもう1個のバレーボールを取り出し、それをドッジボールのようにぶつけて、測量部をひるませる寿美礼。あの
高梨 彩葉
と共に囮役を務めた彼女は、偽おっぱいのままこうして中庭まで、うまく逃げ延びてきたのだった。
「今のウチだよ! あいつらがボールを測っている隙にっ」
風宮悠の手を引き、三つ編みを振り乱して駆け出す寿美礼。
「で、でも……私は体育館へ行かないと……
保健委員で色々と準備をしていたら、かなり遅れてしまいましたし……」
「もー、何言ってるの! 体育館は今、大変なことになってるんだよ!」
と手短に状況を説明され、ようやく納得する悠だったが、しかしそれで彼女の頭痛が治まったわけではない。ふらつく悠を連れたままでは、いずれ測量部に捕まってしまう……。
どうしよう、と寿美礼が焦り始めたところで、
「あっ、きりのん! おーいおーい!」
そこにクラスメイトが運良く通りかかった。2年10組の陸上部員、
桐野 正也
だ。
「おー佐々さんに悠ちゃん……って、君らも追われてんのかい!
もういっぱい! 定員いっぱいだから!」
「えっ、いっぱいって……?」
「えへへ先輩に風宮さん、こんにちはなんだにー」
その桐野の背中の左右から、ひょいと顔を出したのは、
七音 侑
と
紅 双葉
の2人だ。
【部室棟・陸上部部室】
「むう、見失ったか……(キョロキョロ、ガチャ)ここは、陸上部の部室のようだな」
「おい、そこのムッツリの貴様。こちらに今、女子が2人走ってこなかったか?」
「さ、さあ……シラネーナー。
ここは部室棟だからな。他の部室にでも行ったんじゃねーの?
て言うか、初対面でいきなりムッツリ呼ばわり止めろよ! 失礼だな!(ムキー)」
「いや……だって、デフォルトで鼻血が出てるから、そうかなって」
「
大丈夫だ、問題ない。
自分ちょっと血行が良すぎるだけなんで全然ノープロブレムっす」
「そうか……お大事にな。おい、この部室にはいないようだ。行くぞ」
と、ぞろぞろと立ち去りかける測量部員たちだったが、
「おい、ちょっと待った。ところでさっきから気になってるんだが、
お前の背後からポンポコ湧き出ている、その煙のようなものはいったい、何だ?」
「あ、ああ……これは俺のろっこん、【思ったー】さ」
「【思ったー】?」
「そう、俺はもれいびの1人。心の中でヤバイ!と思うと、
そのとき考えていた本音がこうやって、フキダシで外にだだ漏れになってしまうのさ」
「そうか……難儀な体質だな」
「ろっこんで不憫度がアップしてやんなっちゃう」
「……ということは、だ。(ぽん)
お前は今、何かを〈ヤバイ!〉と思ってるってコトだよな?」
〈ヤッ、ヤバイ!? コイツら……意外に鋭でえッ!?〉
さあ、
桐野 正也
の本音が漏れてきたぞ。
「お前……何か隠してないか?」
「い、イヤ何も隠してねぇ! 本当だ! 俺の言うことを信じてくれ!」
〈い、イヤ何も隠してねぇ! このフキダシの中に女子なんて、絶対かくまってねーから!〉
ぽん、と空中に跳び出たフキダシにいっせいに、にゅっと手が伸び、あわててその本音をかき消した。
「おい……、?」
「今、何か見えたような」
「むぎゅー。せ、狭いのですよーっ(こそこそ)」
「ああ……酸欠でますます、頭痛がひどく(こ……そ)」
さて、その問題のフキダシの中で、かくまわれている女子4人は窮地に立たされていた。
非常にシュールな状況なので、もう一度説明すると、
桐野 正也
の背後に今、雪ダルマ大のフキダシの集合体があると思ってもらいたい。その煙状のスモークの中に女子たち、
紅 双葉
、
風宮 悠
、
佐々 寿美礼
、
七音 侑
の4人が額と胸を寄せ合って隠れているのだ。
「も……、もう限界です(コテン)」
と最初に倒れてしまったのは、
風宮 悠
。密集状況に耐えかねてというよりは、これは彼女のろっこん【ヒズミノイタミ】の影響だ。彼女が身を潜めているこのフキダシは、桐野の【思ったー】で造られたもの。ろっこん発動の現場の真っ只中にいるのに等しく、頭痛に耐えかねて真っ先に気絶してしまった。
「たいへん……風宮ちゃん、しっかり(こそこそ)」
と悠をここに連れてきた
佐々 寿美礼
が、倒れないように彼女を抱きかかえる。
「うにー、どうしよー。桐野先輩が本音を隠していられるのも、そろそろ限界そうだし……。
こら、せんぱーい。バレちゃいますよー。もっとフキダシいっぱい出してくださいにー」
とドンドコ桐野の背中を叩く陸上部の後輩・
七音 侑
に、
「これは……桐野先輩のフキダシを、もっと大きな本音で上書きするしかないのですよー」
メガネのフレームをクイッと直して、同じく陸上部のマネージャー、
紅 双葉
が答えた。
「ほえ……本音を、上書きする……?」
「今の先輩は、『私たち後輩をかくまっている』という本音すら外に漏れてしまいそうな、
大変キケンな状態なのですー。だから……先輩にもっと、別のことを考えさせるのですよー」
「うにー? 別のことって、例えば?」
「例えば……こうですっ」
双葉は、押しくら饅頭状態になっていた七音の向きをクイと変えると、いきなりそのバストを、桐野の背中に押し付けた!
ぽぽんっ!
〈うわっ! なんか今背中に当たった! 当たった!
ややや、やわらかい! やわら……まあ、そうでもないか〉
しゅるしゅるしゅる。出現したフキダシが、たちまちしぼんで消えてしまった。
「あや!? うにっ、にー☆@%$#!?」
こういうことにはあまり耐性が無いのだろう、真っ赤になって自分の体操着の胸を押さえる七音。
七音 侑
:バスト70cm(※桐野正也氏の体感による瞬間最大参考値)
「うぅーー、うぅーー」
と憎らしげに、桐野の背中と双葉とを見比べ、じたばたと地団駄を踏む彼女。
「う、ウチは胸あったら部活でじゃまだから、何言われても別に気にしないもん、
それより身長のほうが欲しいに……まぁどっちもだけど(ぼそっ)」
そしてお返しだと言わんばかりに、
「えーーい、じゃあお次は双葉ちゃんの番だにー♪」
と今度は、双葉のバストを桐野の方に押し付けた!
紅 双葉
:バスト41cm(※あくまで桐野正也氏の体感による瞬間最大参考値)
〈痛てっ……。なんか背中に固い物が当たったな……〉
「…………」
「…………」
「……ち、違うんですよー!」
あばばばと手を振り、否定しまくる双葉。
「そりゃ、
お姉ちゃんほど体格
がよくない私ですが。
実は……胸はお姉ちゃんより大きいんです!!(迫真)
着やせするから普段は姉より小さく見えるだけなんですっ!!」
とぐるぐる目になって、やおら体操着の上を脱ぎだした!
そして下着一枚になったバストを、桐野の背中に思いっきり、むぎゅうと押し付ける!
紅 双葉
:バスト52cm(※だから桐野正也氏の体感による瞬間最大参考値なんだってば)
11cm増えました。やったね!
〈わぉ! 意外と着やせってあるんだねー〉
ゴスッ。
鈍器状の物(トロフィーとか?)で桐野の頭部を殴り、涙目で胸を押さえて、ふーふー言う双葉。
「あらら……先輩倒れちゃった、先輩今日体調悪かったのかに?」
桐野正也、今回は鼻血エンドならぬ、流血エンド。
ツンツンそのしかばねを七音が棒先でつっつきながら、……えっと、そもそもいったい、何で彼女らは、こんなハレンチ劇場をやってたんだっけ?
「シャー! 女子発見なんだシャー!」
ああ、そうだった。桐野が気絶したことでフキダシの隠れ蓑が解け、測量部に見つかってしまった女子たちは、
「キャーーーーーーーーーーー!?」
服をかき集めて、スタコラと部室の窓から逃げ出したのだった。
(……くそっ鼻血じゃなかった流血がとまんねぇ……
後輩にこんな恥ずかしい姿みせらんねぇ……
袖が染まって……)
そこで桐野の記憶は一旦途切れるが、目が覚めた時も、とくにマネジに介抱されていた、というような事実はなく、独りもそもそと自分の手当てをするのだった。
負けるな頑張れ、桐野正也!
君が今日得た心の宝物は、誰にも奪えはしないのだから!
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鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
冒険
定員
1000人
参加キャラクター数
112人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年01月27日
参加申し込みの期限
2013年02月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年02月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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