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Un peluche importante
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急にぬいぐるみ教室に行くだなんて言い出した時は、どうしたのかと思った。確かに深雪は可愛いものが好きだったが、彼の性格上、教室に行ってまで作ろうとするとは思えなかった。手先が器用で、誰かから教わらずともぬいぐるみくらいなら作れる
霧生 渚砂
だったが、深雪がどんなぬいぐるみを作ろうとしているのかが気になり、一緒に行く事にした。それに最近、深雪の様子がどこかおかしかった。ぬいぐるみ教室に行くと言い出した日から、深雪は何かを悩んでいる様子だった。何かあったのだろうか。言ってくれれば、何か力になれるかも知れない。けれど聞いても良いものか分からなくて、渚砂はもどかしい気持ちを抱えていた。
目指す教室の前には、白い日傘をさした小さな少女が一人で立っていた。目に痛いほど白い肌に、淡い金色の髪は見た事のあるもので、深雪が足早に近づいて行く。振り返った少女の長い髪が揺れ、灰色の瞳が深雪と渚砂に向けられる。
「優妃君……?」
「こんにちは」
屈託のない笑顔に、渚砂も笑顔を返す。この前は深夜と言う事もあり、眠くて自分でも何を言っていたのか分からなかったが、今日は睡眠もバッチリとってきてあるので、頭は冴えていた。
「お久しぶり! この前は、なんかうまく話せなくてすまなかったな」
とりあえず謝っておきたくてそう言ったものの、優妃は笑顔のまま首を振った。
「私もうまく、話せないから。言葉にするの、苦手なの」
「優妃、体調はもう大丈夫なのか?」
王輝に呼ばれて御陵家を訪れたあの日、優妃は胃痛から来る発熱で体調を崩していた。心配そうな表情を浮かべる深雪に、優妃が大きく頷く。
「もう大丈夫だよ。深雪さんも渚砂さんも、今日、来てくれてありがとう」
優妃の言葉に、何故急に深雪がぬいぐるみ教室に行くなどと言い出したのかが分かり、渚砂はポンと手を打った。チラリと含みを持たせた視線を深雪に投げ、思い切り足を踏まれる。余計な事は言うなと訴える赤い瞳に、コクコクと頷く。
「お兄さん、先に受付をすませて来るから」
そう言って先に入っていった渚砂を見送り、優妃が日傘を畳み終わるのを待つ。
「今日はどんなぬいぐるみを作ろうと思ってるんだ?」
「クマさんにしようかなって思ってるの」
「自分用か? それとも、贈り物?」
「贈り物、かな。お兄ちゃんにあげるのよ」
天使のような笑顔に、思わず目を逸らす。
「そうか……受け取ってもらえるといいな」
「楽しみにしてるって、言ってたよ……」
優妃の声は、どこか悲しそうだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
雨音響希
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月10日
参加申し込みの期限
2014年03月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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