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奴隷戦線異常有り
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●●●おいでませコロシアム●●●
各所での戦いは優勢に動いてはいるものの、琴代が負傷したのもあり、いつ瓦解してもおかしくはない。
そう判断した修はザ・ストレイトに誘導を任せ、コロシアムの絶壁までたどり着いていた。
絶壁の上にはピエロがおり、観客の非難を何とか解消しようとしている。
「客連中にも参加して貰うのさ」
絶壁に手を付け、力を込める。
今まで幾度となくフツウではない状況を打破してきた彼のろっこん【分解】はその名の通り物体を分解する。
想い描くのは寝子島のゆっくりと流れる授業時間や共に猫の鳴き声を真似する良き仲間たち。
そして、いつも心に居る、想い人。
「俺たちは、帰るんだ」
思いが通じたのか、コロシアムの一角はブロック石レベルに分解され、次々と地面に落ちていく。
落ちる勢いと巻き上がる砂埃は風が起こったこともあり、そのまま砂嵐になる。
観客の非難は悲鳴へと変わる。修自身は砂嵐に巻き込まれ、思わず目を塞ぐ。
「んだ…隠し玉ってやつかぁ?」
「あれは多分八神の力だと思う。何度か見たが…」
ゴブリンを一体ずつ相手取っているフォモナンデスと刀。
付かず離れず、ゴブリンを着実に処理しているものの、修の分解したコロシアムの一角に目を奪われる。
「その手があったか! 待っていろ、ゴブリンを倒してからそっちに向かう!」
「……ふむ」
ゴブリンの集団を上手くいなすザ・ストレイトと源一。
合流をしてから躱し、突き、殴り…武闘派の二人は流れるように戦っていた。
「おー、凄い。あやともみてみー?」
「それも、そうだけど…っ」
ゴブリンの追撃を避けながら引き付け続ける陽太と彩斗。
陽太はある程度の距離を保っていたが、彩斗は何度か追いつかれていたため、体力の消費が激しそうだ。
「はぁー…ふぅー…。ありがとね、君がいるだけで、気が紛れる」
「い、いえ。私も、すみません…」
(っか、あれ何なんだ…? こっちに影響ないよな…?)
戦闘から離脱した琴代と真由良。
琴代は自分の腕に気を取られ、砂嵐に気付いていない様子だが、真由良は琴代と砂嵐を交互に見て心配する。
「さすが修ちゃんなのだ! どんどん壊しちゃうといいのだ!」
「うふふ。これで流れはこちらのものね」
ゴブリンに追われながらも余裕の真央と、ゴブリンと対峙を続ける蛇那伊。
ゴブリン達はブロック石の砂嵐を気に留めないが、蛇那伊の感覚が研ぎ澄まされるきっかけとなる。
「アハハァ! 壁を壊そうとするのは何人も居たけど、これだけ綺麗に壊されるのは初めてだネ!」
やけにコロシアムに響く声は上からではなく、前から聞こえる。
砂嵐で確認は出来ないが、落ちてきたのではないかと、確信を得る修。
しかし、砂嵐が晴れてからそれは間違いで有った事を認識する。
「メインディッシュはまだまだまだなんだヨォ! 君たちは前菜…支配者は誰だと思ってるのかナァ!?」
そこに居たのはドラゴンだった。
そしてドラゴンの顔に乗り、体をくねらせているピエロが声を出していたのだと分かる。
絶壁はただの絶壁ではなく、その奥には魔物たちが待機していた様子だ。
「くっ…」
間近で生きているドラゴンを見るとは思っていなかった修は嫌な汗が背中を伝う。
進む訳にも、戻る訳にもいかず、出方を伺う修。
すると、ピエロが指を鳴らし、地面が揺れたかと思うと絶壁が復活し始めた。
ピエロは上に戻り、観客も修も、絶壁の復活をただただ見ていた。
「さァ! 殺戮の宴はまだま…」
語り始めたはずのピエロの声は途中で止まる。
何事だと見上げると、観客たちがピエロを攻撃していた。
ここまで楽しくないのは初めてだ、これなら前の演者の方が良かった、金返せ、など。
攻撃を受け、ピエロは徐々にコロシアムから退場させられていく。
「ま、待っテ! まだ、殺戮は終わってないヨ! 確かにここまで強いのは初めてだけど…ッ!」
ピエロの弁明は聞き入れられず、ついには後ろから殴られ、昏倒する。
観客たちは口々に面白くないと言いながら帰って行く。
「おいおい…客が帰っちまうってのは、ショーとしてはダメだろう?」
ゴブリンを倒し終えたフォモナンデスも不満を漏らす。
最後に残った仮面を付けた観客風の人物が何もない所に指を滑らせ、何事かを書く。
すると、戦っていたゴブリンたちが電池を抜かれたおもちゃのように事切れていく。
「な、なんなのだ!? 何もしてないのにゴブリン達が!」
驚く真央たちを無視してコロシアムから去ろうとする仮面の人物。
その後ろ姿にザ・ストレイトは声を張り上げる。
「もし寝子島の人間を巻き込むような事があったら! …次はお前達とも戦うぞ!」
声が届いたのか、足を止める仮面の人物。
「もー! よく分かんないけど、あの仮面やっちゃえなのだっ!」
真央もろっこん【にゃにゃにゃがおー!】を使い、三毛猫を召喚する。
召喚された猫は威嚇の様な声をあげながら仮面の人物に向かって走り出す。
仮面の人物は終わりだとばかりにピエロとは逆の手で指を鳴らす。
「にゃぁぁ!?」
三毛猫の進む先に大きな穴が出来、そこに落ちていってしまう。
そして、コロシアム自体が霞がかって行き、やがて日常の風景に戻って行ってしまった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御宮 久
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年07月25日
参加申し込みの期限
2014年08月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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