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はじめてのおさぼり?
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「……あれ、制服の子たちがいる? 今日って学校、休みじゃなかったとですかね。うーん……?」
寝子高2年の
倉前 七瀬
は、首を捻った。
そう言う彼も、制服を着用していたのだが、服のコーディネートを考えるのが面倒だったから、という理由のせいだった。
せっかくの休みやけん、シーサイドタウンの本屋をぶらぶらしましょうかね。
と、活字を求めて繰り出した七瀬。
字が描いてあれば、ジャンルは不問。
実際、SF・冒険・恋愛・推理・ホラー・BLと雑食だ。
今日も何冊か小説を買おうと、本屋に向かう途中だった。
「あれは確か、ののことかいう一年生の? 服装考えるのが、面倒やった僕はともかく……」
七瀬の他にも、制服で歩いている寝子高校が居た。
芸術科の
旅鴉 月詠
である。
彼女は学校に所用があって、行って帰ってきた所だ。
制服と言っても、上から白衣を羽織るスタイルなので、少し違っているが。ともあれ、ののこ達一行を認めて、七瀬と月詠が近づいた。
「こんにちは、なんでみなさん制服着とるんですかね? 今日は確か学校……」
休みのはずじゃ……と、言いかけた七瀬に、
恵御納 夏朝
がシーッと指を立てた。
(……ん、これって言っちゃいかんことなんですか?)
「やあ、ののこにあおい。どちらへ行くのかね? サボリかね?」
七瀬や夏朝の様子に、言葉を繋げたのは、月詠。
ののこは「どうして分かったの!?」と、大仰に驚いて見せた。
「ひょっとして、月詠ちゃんもサボリだったり!?」
ののこは相変わらず考えている事が、ストレートに顔に出て分かりやすい。
クルクル変わる表情に、面白いなと想いながら、月詠は話を合わせた。
「そう、私もサボリだ」
「なあんだ、そうだったんだー。ビックリしちゃったよ~」
単純な ののこは、にこにこと笑っている。暢気なものだ。
「……うーん、よくわからんとですが、どうやら僕は意図せず学校をさぼってしまった……ということですか?」
顎に指を絡めて、考え込む七瀬もちょっとずれている。
「あ、そうそう。僕は2年2組の倉前七瀬です、皆さんは?」
先輩の七瀬が名乗ったので、皆も慌てて自己紹介する。
「七瀬先輩、よろしくお願いしますー!」
ぺこりんと、ののこが頭を下げ、皆もそれに倣った。
「うん、よろしく。……ところで、僕は本が読みたいとですよ。どこか、ゆっくりできて本を読める場所知りませんか?」
「あ、それだったら。これから皆で、ニャレバン行くところだから、一緒にいかがですか?」
半分くらい雑貨屋さんだけど、と みゆきが口添えし、七瀬が乗る。
「よかですよ、そげん堅苦しい本屋じゃなくても」
「じゃあ、決まりだね」
遊べる本屋ニャレバンに着くや否や、七瀬は天井まで届いた本棚を見上げた。
「ふむ、ジャンルは偏っとるとですが、一風変わった雰囲気で悪くなかですね」
店員さんが書いたと思われる、ポップの類もウィットが利いていて、見ていて楽しい。
緑色の目を細めて、七瀬は次々と本を手に取った。
自分の作業に没頭する
倉前 七瀬
を尻目に、ののこ達は騒がしい。
「雑多な雰囲気よね、色々あって目移りするわ」
詠坂 紫蓮
は生活雑貨のコーナーで、足を止めていた。
部屋に置けば楽しくなりそうな、ユーモラスなグッズが所狭しと陳列してある。
「あっちに、かわいいねこグッズがあったよ……!」
いつもは無表情な
恵御納 夏朝
が、めずらしく はしゃいだ声を上げる。
「え、どこ?」
「私、猫型ペンダント買いたいな~♪」
普堂 しおり
も覗き込んで、ウッとなる。
「ペンダントじゃないけど、これもいいね……どうしよう、買っちゃおうかな?」
「買っちゃえ買っちゃえ~!」
桜庭 円
がはっぱをかけて、
小山内 海
も『ほしいときが かいどき』と文字を走らせた。
「文房具かー。キャラクター消しゴムとか? 頭からごしごし使うと、でぅらはんになっちゃうけどね!」
おどける円に、海はウンウンと頷いて見せる。
『ちょっと せつない』
「おお、これはサンマさん消しゴム、だと……!」
「えー、サンマさんどこどこ?」
サンマさんの言葉に反応して、ののこが突っ込んできた。
「ののちゃん、こんなに狭いとこで走ったら危ないよぅー」
慌てる
夢宮 瑠奈
だったが
「ののちゃんは、やっぱりサンマさんが好きなんだね!」
と、すぐに笑顔に。
「むー。やるな、寝子島」
自分用の定規と筆箱、消しゴムを確保した円は、フックに吊るしてある、不思議触感のボールを前足で引っかいている にゃーくんに、屈みこむ。
「にゃーくんは、このボールが欲しいの? いいよ、かったげる」
「可愛い猫文房具を揃えて、サンマさん文房具も揃えて……次の授業も楽しめるようにしたいね、ののちゃん!」
「うん!」
明るく返す ののこを、
旅鴉 月詠
はジッと観察する。
(この分なら、不登校などの心配をしなくても、良さそうだな……)
「わー、お菓子も一杯~」
ほっぺをツヤツヤさせて、元気一杯のアホの子に月詠は苦笑した。
そうして手に取った猫のハンカチタオルを、
綾辻 綾花
とあおいが吟味しているのに目を向けた。
その横では
八神 修
が、あおいに夢中で話を振っている。
月詠は「ちょっと、あおい借りるよ」と、あおいを連れ出した。
「面白いネタを思い付いたみたいだね。何故本当の事を言わなかったのかね?」
「ふふ。話を合わせてくれて、ありがとう。面倒な事に巻き込んじゃったけど、皆も楽しんでくれてるみたいで良かった」
「ああ、確かに面白いからいいんだが」
「ののこちゃんも、楽しそうだよね」
「うむ」
月詠は瑠奈達と、カラフルなお菓子のパッケージを見比べて笑いあう、ののこの姿に目を留めた。
ただそれだけのために? と思えば、そうだが。
「……ん? あれは、真央?」
炎天下を全力疾走する、
後木 真央
の姿に月詠は雑多な店を出て、手を振った。
「真央! どこへ行くんだね?」
「あー、月詠ちゃんなのだ! たたた大変なのだ事件なのだ! なのに出会った人にヘルプ要請しても『ネタ乙』状態なのだ真央ちゃん意味がわかんないのだ!」
体は汗びっしょり、目を白黒させて慌てふためく真央を、月詠はお茶を飲ませて落ち着かせる。
「ふー、生き返ったのだ月詠ちゃんありがとうなのだ……」
「くわしく聞かせてくれるかい?」
「うう……月詠ちゃんは真央ちゃんの話を信じてくれるのだ? かくかくしかじかなのだ」
「ふむ、なるほど……」
月詠は神妙な顔で、相槌を打った。
そしてそっと真央の耳に、唇を寄せる。
「実はな……」
「……がーん!! もしや学校マジ休み……もががっ!?」
月詠とあおい両方に、口を押さえられて悶える真央。
「しーっ。私達は今、大事な作戦を実行中なんだ。わかるかい?」
「ふぁふふぇん?」
「そう。今日は学校は休みだが、ののこはサボっていると信じきっている」
「ののこちゃんに、ちょっとおさぼりのスリルを味わってもらおうと思って、ね?」
ようやく口を開放されて、真央は楽しげな皆の様子を見回した。
「なるほど! 真央ちゃんよ~くわかったのだお口もチャックするから皆の仲間に入れて欲しいのだ♪」
「いいとも、おいで」
「わ~いなのだ♪ あ、修ちゃんも居たのだおさぼりお疲れ様なのだ」
月詠とあおいの後ろに、真央がほてほてついていく。
「あおいちゃん、どうしたんですか?」
「お待たせ、綾花ちゃん。何でもないよ、それより真央ちゃんも来たからよろしくね」
「はい。真央さん、こんにちは」
優しげに微笑む綾花に、真央も元気にごあいさつ。
「こんにちはなのだ! 真央ちゃんも一緒におさぼりするのだよろしくお願いしますなのだ♪」
「ああ、真央も来たのか」
「修ちゃんも来てたのだ? 何だか意外なカンジなのだ」
「優等生である俺が言えば、説得力が増すかと思ってな」
「……そうなのだ? おさぼりじゃ むしろ逆効果な気がするのだ」
胸を張って答える修に、首を傾げる真央。
「そ、そうか?」
やり取りを聞いていた、あおい達はプーっと噴出した。
「うん、どっちかと言うと……そうだね」
修はショックを隠せない。
「まあ、相手はあの ののこだ。恐らく気付かないだろうから、構わないだろう」
月詠のざっくりしたフォローに、修は「面目ない」と頭を下げた。
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3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
24人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月08日
参加申し込みの期限
2014年03月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月15日 11時00分
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