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はじめてのおさぼり?
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●おさぼりタイム、終了
「あ、あそこ雑誌に載ってたアイス屋さんだ!」
大きな買い物袋を抱えて、
鴇波 羽衣
が指差す。
「せっかくだし食べてこ!」
答えを聞く前に、足はそちらに向かっている。
皆も勿論、異論なんてない。
「今日も暑いもんね、休憩おやつタイム♪」
深民 実々
がすぐに、羽衣の後ろについていく。
「あたしストロベリー系にするー」
「私はチョコ味でもイチゴもいいなー、よーしダブルにしてください!」
え? という顔で見つめる羽衣に、実々はペロリと舌を出す。
「ちょっと欲張っちゃった……えへへ」
「2人とも何がいい?」
八神 修
が、あおいとののこに尋ねる。
「私、バニラにするー! バニラくださ~い!!」
元気一杯、ののこが店員さんにオーダーする。
「あたしも、ののちゃんと同じにしよっと♪ バニラもう一つ」
夢宮 瑠奈
も続いてオーダーした。
「はい、どうぞ。今日は学校早いんですね?」
店員の何気ない一言に、受け取ったアイスを早速口に含んでいた面々は、思わずむせ返る。
「「大丈夫?」」
あおいと修が、同時に同じ言葉を発して、友人を気遣う。
些細な偶然に、あおいとの ”秘密の共有” に心拍数上がっていた修は、嬉しさに ひそかに笑みを浮かべた。
「んんー冷たくて美味しいー!」
ストロベリー果汁を含んだアイスに、羽衣は上機嫌だ。
「ういちゃん、私のチョコひとくちあげるよー」
「え、いいの?」
顔を輝かせる羽衣に、実々は頷いて「はい、あ~ん♪」とスプーンを差し出した。
「あ~ん……んー、こっちも美味しいね!」
「でしょ?」
そうして、日も傾き始める頃。
「野々ー!! 七夜ァー!!!」
クマの縫いぐるみを小脇に抱えた、
鈴木 修一郎
がこちらに向かって、爆走してきた。
「あ! そういえばすっかり忘れてたのだ」
後木 真央
がポンと手を打った。一緒に皆を探していた、修一郎の事を忘れ去っていた。
「鈴木くん? そんなに慌てて、どうしたの?」
瑠奈は修一郎の必死の形相に、目をぱちくり。
「フハハハハ!! どうしたもこうしたも……皆、元気そうであるな!? 私とマリアンヌ(クマ)がこれほど探したのに、まるで姿が見えないから、心配したぞ!!」
ふんぞりかえる修一郎に、ののこは「ほえ?」と首を傾げた。
「ふむ、潮時かね?」
旅鴉 月詠
が、す、と閉じた目を開いた。
「重大な発表がある、今日は実は休みだったのだ!」
月詠の言葉に、一同は静まり返る。
そして勘違いをしていた、ののこ、瑠奈、羽衣、実々……あと、「知らない素振りでスパイごっこを楽しんでいる」のだと、思い込んでいた
普堂 しおり
と、ののこだけがサボタージュしていると理解していた、
椿 美咲紀
は一斉に声を上げた。
「「「えええ~~~!!?」」」
「あおい」
月詠があおいの肩を突く。
「うん、月詠ちゃんの言う通りだよ。ごめんね、皆。知ってて付き合ってくれた皆も、ありがとう!」
あおいが手を合わせて、ぺこりと頭を下げる。
「全然気づかなかった! 無駄にドキドキしてた!」
瑠奈はしきりに、瞬きしている。
「頼ってもらえて嬉しいかったよ、あおい」
修は言葉に力をこめる。
「なぁんだ、てっきり皆、知ってるんだと思ってた。でも、スリルがあって面白かったよねっ♪」
しおりがすかさずフォローして、瑠奈がこくこく頷く。
月詠もそれに追従する。
「今日1日、ドキドキで楽しかっただろう?」
「うん。すっごくドキドキしたし、楽しかったよ!」
満面の笑みで、ののこは答える。
「本当にサボると、先生の心象悪くなるからね。でも今日は、ののこはサボッてない。ちゃんと登校している優秀な生徒のままだ」
先生に叱られる心配なく、安心して学校に行けるよと念を押す月詠に、ののこは「そっかぁ~、良かったぁ~」とのほほんと笑っていた。
「ク、ククク……安心したぞ! ファーッハッハッハ!! 今回は私の勘違いもあったな、すまぬ」
言葉とは裏腹に、態度は尊大な修一郎にも、あおいは謝罪した。
「修一郎くんも、引っ張りまわしちゃったみたいで、ごめんね。心配してくれて、ありがとう」
「なんの。だがまぁ、あまり私の寿命を縮めぬよう頼むぞ。良いな?」
なんだかんだで、いい人である。
「はーい、ののこ、気をつけますっ!」
ののこはピシっと踵を揃えて敬礼した。
「ふふ。私も何だかんだで、サボり気分を満喫させてもらったわ」
詠坂 紫蓮
は今日一日を振り返った、生徒会に追われて逃げる、なんて。普段の彼女では経験出来そうも無い出来事だ。
「そういうことだったんだ、どうりでおかしいと思ったよぅ~」
真実を知った
北原 みゆき
も、ころころ笑う。
「良かったじゃない、学校をサボらなくても、サボりの経験が出来て。いい遊びだったね、楽しかった」
肩に乗せた、にゃーくんを撫でる
桜庭 円
の髪を、潮風が洗っていった。
『よかったね』
小山内 海
も、おっとりと微笑む。
「真央ちゃんいっぱい食わされたのだ♪」
後木 真央
は頭の後ろに手を回して、おどけた。
「お疲れ様……」
思ったよりも ののこが落ち込んでいない様子に、
恵御納 夏朝
は安堵した様子である。
いざとなったら、自分が囮に……なんて献身まで考えていた彼女は、今日も縁の下の力持ちだった。
「さて、本も買えたし、そろそろ帰るとですか」
倉前 七瀬
が紙袋を手に、呟いた。
「そんな時間か。野々、あおい。車で送っていくよ」
修の申し出を、あおいは やんわりと断った。
「一日わがままに付き合ってくれた皆を置いて、私だけサッサと車で帰れないよ」
そうして、そっと
綾辻 綾花
に寄り添う。
「帰り道も、たくさんお話しましょうね。あおいちゃん」
「うん!」
「八神ぶちょー、寂しいなら私がお付き合いするのです。方角も同じですし」
美咲紀の気遣いに、修は苦笑した。
「おや、その様子じゃ、もうバラしちゃったんだね? まあ、秘密はいつかばれるものだし、仕方ないよね」
いつの間にやら現れた
八十八旗 信彦
は、アイスティーを啜っていた。
「信彦くんも、暑い中協力ありがとう」
「レディのお役に立てるなら、安いものさ」
目の高さにアイスティーを持ち上げて、信彦は あおいの前で気取って見せた。
「いくら生徒会と言えども、平日昼間に取締だと、サボリになってしまうしね?」
月詠の的確な突っ込みに、信彦は笑って肩をすくめると、再びストローに口をつけた。
「なーんだ、お休みだったんだ。でもいっか! いっぱい楽しめたもんね」
実々の言葉に、羽衣も頷く。
「うん! でも、やっぱり悪いことは出来ないね……」
「また遊ぼうよ、今度は町中鬼ごっこみたいにしてもいいんじゃないかなー」
「そうだね、夏休みも一緒に遊びに行こうね!」
小さな約束を交わし、少女達はしっかりと互いの手を繋いだ。
終
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あとがき
担当マスター:
メシータ
/
時織椎
ファンレターはマスターページから!
ご参加ありがとうございます。
そしてお待たせして、大変申し訳ありませんでした。
時織マスターが事情で、執筆できなくなったため、代筆をさせて頂きました。
何気ない日常の1ページとして、楽しんで頂ければ幸いです。
シナリオお疲れ様でした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
時織椎
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
24人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月08日
参加申し込みの期限
2014年03月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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