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はじめてのおさぼり?
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「私、猫型ペンダント欲しいな~」
普堂 しおり
が言い、他にも服を見たいという女子達の要望に答え、一行は服飾コーナーへ移動した。
「あれ、椿さんじゃ……」
恵御納 夏朝
が指差したのは、確かに
椿 美咲紀
だ。
空色のセーラーカラーに、薄新緑のスカーフ。スカートは襟より少し濃い空色のものを、穿いている。
シャツ部分は白で、夏らしく爽やかな印象だ。
「るんたた♪」と上機嫌で、お店を覗いて廻っている美咲紀に。
「ホントなのだ美咲紀ちゃん~!」
「椿、奇遇だな」
新聞部
などで、一緒に行動することが多い真央と修が、早速声を掛ける。
「あれー真央ちゃんに、八神ぶちょー? ののちゃんまで、皆さんも、バーゲンです?」
緊張感がない様子の美咲紀に、ののこはちょっと不思議そう。
「美咲紀ちゃん、堂々バーゲンなんて……ひゃあ、大胆~!」
「ふぇ? 大胆って、夏のお洋服が安くなっているから買いに来ただけですよ~。というか、皆さんどうして、制服なのです?」
小山内 海
以外のメンバーが、制服を纏っている事に美咲紀は疑問を感じたが、後ろで あおいが「しーっ」と指を立てているのに気付いて、口を閉ざした。
(これは、何かありますね?)
「今日は学校はおさぼりなのだ♪」
「おさぼりって……?」
美咲紀の理解力は、凄まじかった。
(今日って、試験休みだよね……? いや、ののちゃんの場合、追試前の特別救済補習があるとか……それをサボるとは――ののちゃん、凄いね!?)
ほとんど、脳内妄想を膨らませたものだったが、ぶっちゃけ有り得ない話じゃないのが悲しい所。
「おさぼりなら制服姿だと、逆に目立っちゃうよ。私服に着替えて、街に紛れ込まないと!」
すっかり ののこのさぼりを信じきった美咲紀は、バーゲンの赤いポップが目立つお店を、意気揚々と指差した。
「丁度バーゲン中だし、何か買って着替えちゃおうよ! ねっ、あおいちゃん」
「うーん……そうしたいのは、山々だけど。今はお財布事情で、服までは手が出ないんだよね」
申し訳なさそうに、あおいが言う。
「そっかー、残念。私、サイズとか あおいちゃんに近いから、あおいちゃんがどんなお洋服好きか、ちょっと興味あって。コーディネートも参考にしたかったんだけど」
「それなら、美咲紀ちゃんの服を見てあげるよ」
「え? でも」
「いいからいいから」
同級生達に背中を押されて、美咲紀はセールのワゴンへと。
そちらでも、見知った顔が思い思いの服を、手にとって吟味していた。
陸上部
の
鴇波 羽衣
と、
応援団
の
深民 実々
の、小柄ペアである。
ちなみに今日は実々がトレードマーク(というか嵩増し)の、お団子ヘアーを下ろしているため、二人とも142センチと可愛らしく横に並んでいる。
事の発端は、一日前にさかのぼる。
偶然、桜花寮の実々を尋ねた時、あおいとののこの話を小耳に挟んだ羽衣。今日は授業のある日だと、勘違いしてしまっていた。
「え? 明日ってテスト休みだと思ってたのに、学校あるの!?」
がっかりしたものの、おさぼりしちゃうという、あおいらに。
「ウソ!? いいなー……」
羨望の眼差しを向ける羽衣は、あおいのジェスチャーに気付かない。
「私も、こっそり学校サボって遊びにいこっかなぁ」
実々も心情を、吐露する。
仲良し二人の視線が、交わった。
「……実々ちゃん、あたし達も行っちゃおうか?
「うん!」
そんなこんなで、二人で待ち合わせ。
おさぼりして、シーサイドタウンで買い物を楽しんでいた。
「シーサイドタウンは、おしゃれなお店が多いから、ショッピングも楽しいね」
「うん」
上機嫌の実々と並んで歩きながら、羽衣はしきりに周囲を気にしていた。
家族には嘘をついて、制服で家を出ていた。
「はあ~、悪いことしてるみたいで……実際悪いことなんだけど、なんだかドキドキだよ~」
「あはは、ホントだね……あっ! この服可愛い……」
実々がディスプレイされた服を、手に取った。
「わあ、かわいい~! ねえ、実々ちゃん試着してみたら?」
「うん! ちょっと待っててね、ういちゃん」
実々が試着室に夢見心地で消える。
数分後。
カーテンから顔を覗かせた実々は、どよーんとしていた。
「実々ちゃん? どうだった?」
「うう……、サイズSでも、私には大きいや」
がくりと肩を落とす実々、確かに彼女が試着したスカートは丈が長すぎて、何だかだらだらして見える。
ウエストの位置も小柄な実々だと、かなり下になって、全体的に余った布がしまらない。
同類として、同情を禁じえない羽衣だった。
「でもめげない、他にも探せば何かあるかもしれないし」
商品を元の所に戻しながら、実々は決意を新たにした。
「そうだよ、実々ちゃん! こんなにあるんだもん、きっとあたし達にも丁度いい服が見つかるよ」
「でも、目標の157センチになれば、もうちょっと選べるよね……頑張ろう」
いつかは着たい、マキシ丈。
ねこーひーの消費に、またしても貢献してしまいそうな実々なのだった。
「秋物も結構出てるねー」
「だねー、まだまだ暑いから実感沸かないけど、いずれ秋になるんだよね」
少し落ち着いた色合いの服を遠巻きに眺めつつ、二人の足はバーゲン中の夏服のコーナーへ向く。
「実々ちゃんはアクティブな服も似合うし、髪下ろせば清楚系も似合うと思うな」
「そ、そう? えへへ……ありがとう。でもイメチェンかー、うーん、どうしよう。あ、ねえ、これは ういちゃんのイメージじゃない?」
実々が勧めてきたのは、ふんわりとしたAラインのワンピース。膝上丈だが、ガーリーな印象で羽衣に似合いそうだ。
「可愛い! 可愛い系もいいなー、でもホントに あたしに似合うかな……?」
「うん、絶対似合うよ! 試着してみようよ」
しり込みする羽衣を試着室に送り込んで、実々は他のものを探す。
「マリンボーダーもいいなぁ、合わせやすいから着まわしがきくんだよね」
頭の中でコーディネイトを考える実々の耳に、覚えのある声が飛び込んだ。
「実々ちゃん! お買い物?」
声を上げたのは、
椿 美咲紀
である。
「美咲紀ちゃん!? って、大勢いるんだね……ののこちゃん達がいるって事は、皆もさぼり?」
実々の声に、試着室に居た羽衣も、カーテンの隙間からそっと顔を見せた。
「あ、ののこちゃん達だ! おさぼり仲間結構いたんだねー、せっかくだし合流しよっか?」
「しよしよ!」
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
24人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月08日
参加申し込みの期限
2014年03月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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