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はじめてのおさぼり?
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●みんなでおさぼり♪
食べたものについての、感想を言い合う女子高生の一団に混ざって。
「5分、時間をロスしましたね」
不知火 垂
は相変わらずだ。
小走りについて歩きながら、ののこは そわそわと立つ男子高校生を指差した。
「あれ、修くんじゃない? おーい!」
声を掛けられて、
八神 修
はビクッと驚いた風に振り返った。
「なんだ、野々か……生活指導かと思ったよ」
「生活指導? ひょっとして、修くんも おさぼりなの?」
素っ頓狂な声を上げる、ののこ。
授業中ののこは前後不覚(比喩表現)だからヨクワカラナイが、このクラスメイトの修という少年は、授業が終わっても帰ろうとする先生を捕まえて何やら難しい質問をしていたり、片時も参考書を手放さなかったり……ええっと、とにかくヨクワカラナイまでも、自分とは頭のデキとか、生まれが違うんだろうと、そんな印象だったから。
ののこの反応に、修は苦笑する。
「俺だって、普通の高校生だよ」
「ふえー、意外~!」
「24時間、優等生じゃないさ」
ののこと話をやり取りしながら、修は後ろにつけている、あおいを盗み見た。
あおいは静かに、一行を見守っている。
どっしりと構えたところを、流石だと思いやられながらも、修の胸のうちには嬉しさが溢れていた。
(優しいな、あおいは。
野々に楽しんで貰いたいもんな。
……頼ってくれて有難う)
「良かったら、俺も混ぜてもらっていいか?」
「うん、いいよ!」
口裏を合わせられているなんて知らない、ののこの無邪気な返答に、修も破顔一笑。
修も加わり、再びゾロゾロと歩き出した一行に、
北原 みゆき
が気付いた。
「え、サボり? よくわからないけど、私もついていっていいかな? これから買い物に行くところなんだ」
夏休みを前に
美術部
の みゆきは、画材などの買い足しに向かうところだったらしい。
「あ、僕もかわいい文房具があったら、買いたいな……」
恵御納 夏朝
も、みゆきに同調する。
「じゃあ、ニャレッジバンガードどうかなぁ? 結構くだらないけれど、面白い玩具とかあるんだよ」
「遊べる本屋さんの事よね? 玩具もあるのね、楽しそう」
詠坂 紫蓮
も、穏やかに頷く。
「あそこで流れてるDVD、ホントにくだらないけど、つい立ち止まって見ちゃうんだぁ……」
「なんだかワクワクしないか? スパイ物みたいでさ」
「だよね~! さっきも生徒会から信彦くんが」
修の言葉に、ののこがボヌールでの一件を思い出す。
「……って、言ってるそばから生徒会だ! 逃げるよ! ののこちゃん! 掴まったら、おやつ抜きになっちゃうよ!」
桜庭 円
が、パツキンにグラサンという目立つ姿の
八十八旗 信彦
を差して、ハッパをかける。
「きゃー、逃げよう! ののちゃん」
夢宮 瑠奈
が真っ先に ののこの手を取って、走り出した。
あまり切羽詰った様子のない信彦に、不思議さを感じながらも、彼はいつもあんな調子だからなぁと思い直す。
「え? え? 追っ手って? なんで追われなきゃならないのー? わけがわからないよぉー」
混乱しながらも、みゆきは皆について行く。
走って走って。
隣でスケッチブックで火照った頬に風を送る
小山内 海
を、円は「大丈夫?」と気遣った。
こくりと頷く彼女に安堵して、見下ろせば体力ゲージが真っ赤の修が、ダウン寸前だった。
「どこかで涼みながら、何か飲もうか」
あおいの言葉に、再び救われる修だったが。
「じゃあ、ボウリング場なんてどう?」
「いいね! それだったら疲れた人が休んでる間に、皆も遊べるもんね♪」
円の提案に、元気な女の子達が賛成して、修は ほうほうのていでボウリング場に引き摺られて行った。
平日のボウリング場は、やはりというか空いていた。
希望者は銘々にシューズを借りて、指定されたレーンに移動する。
「ふふふ、カーブを見せてやろう」
「頑張ってー、円ちゃん!」
意気揚々と円が、選んだボールを手に取る。
かなり重いものだが、普段から
ボクシング部
で鍛えている彼女は、小柄な見た目によらず、しっかりと手の中にボールを安定させた。
小さく見えるピンを見据えると、助走をつけて指穴に引っ掛けるように、ボールを投げる。
円の指を離れたボールは、回転しながら、ガーターすれすれを転がっていく。
このままでは落ちてしまう?
はらはらと見守る海だったが、円は自信たっぷりだった。
それもそのはず。
あわや、ガーターかと思った時、ボールはピンの少し手前でくりっと曲がって、ストライクを取っていた。
周囲から賛辞の声が上がり、海もパチパチと手を叩いた。
「へへー、ありがと。狙え、ハイスコア! このままガンガン行くよー」
「す、すごい……どうやって曲げたの?」
みゆきも緊張しながら、ボールを手に取る。
「引っ掛けて、回転を掛けるんだよ」
円のアドバイスを受けて、みゆきもボールを投げた。
ところが。
がつん!
ちょっと気まずい音がレーンから響く。床でバウンドしたボールは、ぼてぼてと転がって、すぐにガーター。
のんびりと溝を滑っていくボールを、みゆきは冷や汗をかきながら見送った。
「あちゃあ……」
「はわわ、床板だいじょうぶだったかなぁ?」
「まあ、大丈夫だろう。レーンによって癖も違うし。いきなりやろうとしても、うまくはいかないものさ」
ジュースを飲みながら、あおいと談笑していた修が、フォローする。
「そ、そうかな……?」
ボウリング場はワックスや、床板の具合に結構個性がある。
プロボウラーでも、慣れないボウリング場では、調子が出ない事も少なくないらしい。
「ボールも素材や、重心や指穴の位置を調整したものがあるから、カーブを投げたければマイボールを作れば、その一般用のボールよりも、簡単に投げられると思うよ」
「修くん、物知りだね」
語りモードに入りかけた修に、あおいがそう言って。
照れまくる修に「なるほど~、ありがとう」と、お礼を言いつつも、マイボールなんて高嶺の花すぎるな、と思う みゆきだった。
そうでなくとも、今日は予定外の出費をしそう。
「夏休み前だけど、お金が無くなっちゃうかも。お母さんに、お小遣い前借りしなくちゃ……」
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
24人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月08日
参加申し込みの期限
2014年03月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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