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おちこぼれ姫の……あっ、出ちゃった!
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【たくさんのおいしい出会い】
大学からの帰り道、
五十士 柊斗
は高校生に囲まれてきょろきょろと辺りを見回している、人目を引く少女と出くわした。
「何か探しているのかい?」
住まいも近いことだし、力になれるかと思って声をかけてみると、シャルロットと名乗った少女は、ラブを求めてさまよっているのだと語った。
「ラブか。……抽象的な探し物だね」
偶然とはいえ、ここで出会ったのも何かの縁だろう。
少し考えこんだ柊斗は、「そうだ」と、顔を上げて姫に提案した。
「ラブを教えてあげるのは難しいだろうけど、俺のとっておきの場所なら案内できるよ」
「まあ! あなたのとっておきなの? ぜひお願いしたいわ」
「そうだね、もう少し後でのほうがいいかな」
時計を確認して、柊斗は良い時間になったら連れて行ってあげると約束をした。
「楽しみにしてるわね!」
警戒心のまるで感じられない無邪気な顔を見せて、姫は微笑んだ。
夏、限定。
そんなキャッチフレーズに胸をときめかせる乙女が一人、軽い足取りでシーサイドアウトレットを歩いていた。
「ふふー、ふふふーん♪」
夏限定のスイカチョコ味のパッキーをかじりながら、
奈倉 藍
はどこのお店の期間限定メニューから食べていこうかと思案していた。
「どれもおいしそうで、目移りしちゃいますね~。……あら?」
今日は食べ歩きをしようと決めていた藍は、喫茶店の前で同年代の男女に囲まれているシャルロット姫を見かけて、近寄っていった。
「あのー、何かお探しでしょうか? もしかして、お店選びで迷ってるんですか-?」
振り向いた姫は、頭にティアラこそ乗ってはいなかったものの、なんだかやけに品のあるおっとりとした少女だった。
「こんにちは。私、皆さんに協力してもらってラブを探していたんだけど、少し歩き疲れたから休憩しようって話していたところなの」
「ラブ、ですかー」
「ええ。あなたはラブを知っていそうね。とても幸せそうな顔をしているもの」
藍はえっへんと胸をはって、パッキーの箱を掲げてみせた。
「私のラブは、これですねー! 限定パッキー、おいしいですよっ。よろしければあなたもどうぞ~♪」
「ありがとう。ええと、スイカチョコ……。変わった味だわ、いただきます」
「皆さんもどうぞどうぞ、幸せのおすそわけですー」
「ありがとー」
姫の周囲にいた人々にもパッキーを配って、藍は甘味の素晴らしさを説いた。
「食べてるときって幸せですよね-。おいしいもののことを考えていると、胸がときめくんですよー」
「いいなあ、ときめきって素敵な感情よね」
「ラブですよね、ラブっ!」
「……ん?」
同時刻、喫茶店の前を通りかかった
御剣 刀
は、連呼される「ラブ」という単語と、見慣れない衣装をまとった姫の外見に、足を止めた。
姫を囲む人々の中には、見知った顔も混じっている。
「どうかしたのか?」
声をかけると、自己紹介をした姫が、ラブを探してこのあたりを見て回っているのだと説明をした。
「なるほど、それでラブラブ言っていたのか。でも、ラブな~、何だろうな、ラブ」
どういうものかと考えてみても、いまいち刀にはぴんとこない。
「藍さんは、食べ物が幸せのもとだって話してくれたの。ラブの形も、人によって異なるみたい」
「ラブといえば、やっぱり愛か……? 俺も恋愛にはあまりくわしくないし、わからないな」
姫をじっと見つめてみても、異性に対するときめきは感じない。
いつも一緒にいるような女性陣の顔を思い出してみれば、同時にあれやこれやの出来事まで思い起こしてしまって、いたたまれない気持ちになった。
恥ずかしさに血行がよくなった気はするが、これもラブとは違うだろう。
「難しいな~」
「もっとたくさんときめいたら、私なりのラブが見つかるんでしょうか……」
「ときめきか~。俺にとっては、剣術関係や食べ物かな」
「いいですよねー、食べ物!!」
話題にくいついてきた藍に、刀はうなずいた。
「そういえば、ここの喫茶店じゃなかったか? 夏のスイーツフェアをやっていたはずだ」
「そうなんですよー! 夏限定! もう食べるしかないですよねーっ♪」
「よし、入ってみようか」
「入りましょう、食べましょう-!」
そんな調子で、姫を始めとして、藍と刀、羽衣と藤吾に修と柊斗は、喫茶店で休憩をとることとなった。
「おいしそうだな!」
フェア用のメニューとショーケースを見て、刀の瞳が輝いた。
「私は、季節のフルーツたっぷりクレープが食べたいです!」
藍がメニューを指さすと、羽衣も嬉しい悲鳴をあげた。
「わーっ、どれもおいしそうで迷うな~!」
「ロティはどれにする? クレープもいいけど、タルトもおいしそうだな」
「私、今は生クリームが食べたい気分だわ。んーと、こっちのケーキにしようかしら」
「……うーん、俺はどうしようかな」
「こういうのって、メニューを見ているだけでも華やかだな」
姫と修の隣では、柊斗と藤吾もメニューを前に頭を悩ませていた。
「よし、決めた。このパフェもケーキもおいしそうだ。皆で別々のを頼んで、少しずつ分け合わないか?」
刀の提案に、皆が次々に賛成の声をあげた。
「大人数で食べるとき限定の贅沢だな」
やがてテーブルに並んだたくさんのスイーツに、姫は思わず拍手をした。
「わあ! どれもおいしそうで、本当に素敵!」
「やっぱり食べ物はラブですよーっ!」
さっそくお皿に手を伸ばした藍が、クレープを一口頬ばって、うっとりと天を仰いだ。
「あ。プリンおいしい」
柊斗の言葉に、さっそく羽衣もスプーンでプリンをすくい、満足げな声をあげた。
「おいしーっ」
「どれどれ……」
藤吾もいくつか食べてみては、嬉しそうに笑っている姫を見て、よかったとうなずいた。
「心細そうな顔、もうしてねぇな」
ぱくぱくと勢いよく、刀と藍は次々にスイーツを食べていく。
「ほら、ロティ。こっちのパフェもおいしいよ。口をあけてごらん」
修がスプーンを差し出すと、姫は素直に口を開けた。
「おいしい!」
「シャルちゃん、あたしもあたしも! はい、あーん」
羽衣と藍も、おもしろがって姫の口にパフェやクレープ、プリンにケーキ、タルトにムースを運んでいった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月26日
参加申し込みの期限
2014年03月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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