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おちこぼれ姫の……あっ、出ちゃった!
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【走り去ったお姫様】
寝子ヶ浜海岸に突如現れた、おちこぼれ姫ことシャルロット・シャッボーネ。
ラブを求めて走り出した姫の足は、速かった。
姫を見失ってしまって周囲を見回す
海原 茂
に、
八神 修
と
御巫 時子
が声をかけた。
「海原先輩、今向こうへ駆けていった女性はどなたです?」
「ああ、彼女は……」
言いよどむ茂に、時子が不思議そうに首をかしげた。
「お姫様……、でしたよね」
姫とすれ違っただけの修とは異なり、時子は一部始終を目撃していた。
「本から飛び出してきたように見えました……。茂さんのお友達、ですか?」
「いや、友人というわけではないのだが、実は――」
簡単に事情を説明する茂に、修と時子は考え込んだ。
「まあ、それでおちこぼれ姫のシャルロットさんは走っていってしまったんですね……」
「ラブを探しに、ですか。なるほど?」
姫のいなくなった新刊を手に持つ茂に、二人は協力を申し出た。
「私、探すのをお手伝いします……!」
「俺も手伝いますよ。ときめきを探しているというなら、俺に任せてください」
「自信がありそうだな、八神。彼女の探しているものがわかるのか?」
茂の疑問に、修は胸を叩いてうけおった。
「普通の女の子のときめくことなら、心当たりがあります」
「ほう」
「彼女の心を満たして、元の居場所に帰してあげましょう」
そう言うと修は、会釈をしてその場を去った。
残された時子は、茂を見つめた。
「茂さん、シャルロットさんの行き先に心当たりはありませんか……?」
「そうだな、なんとなくにぎやかな場所に向かっていそうな気はするんだが」
「私もです……。ときめきを探すなら、にぎやかで楽しい場所に行きそうですよね……」
時子も茂の手をとって、急ぎ足で寝子ヶ浜海浜公園のほうへと向かった。
「こうしてはいられません、私たちも急ぎましょう……!」
【公園と猫と姫】
「にゃん、にゃーにゃにゃにゃんにゃんにゃーご♪」
寝子ヶ浜海浜公園をのりのりで歩いていた
後木 真央
は、珍しいものを目撃してぴたっと足を止めた。
「わおわおなのだ、おちこぼれ姫のコスプレイヤーさん発見なのだっ」
茂の愛読書だというおちこぼれ姫シリーズを、真央は一冊だけ読んだことがあった。
「おちこぼれ姫にそっくりなのだ~! 今日は何かのイベントだったのだ?」
真央はカメラを手に持ち、姫に駆け寄った。
「こんにちはなのだっ。ものすごいダイナマイトボディの姫様、友達が喜びそうなのだ、一枚撮らせてくださいなのだ~!」
「まあこんにちは。ええ、いいわよ、写真は私もよく撮るの」
「ありがと~、なのだ~! わああい!」
ぱしゃり☆
写真を撮りながら、真央は姫とおしゃべりをした。
「真央ちゃんと同じ寮のセンパイがね、おちこぼれ姫の本が大好きなのだ」
てっきりエロ本だと思って読んでみたら、旅行ガイドで驚いたのだと、真央は語った。
「センパイはね、パンツの色当て職人として名高いのだ。姫様はパンツ何色……、ううん、もしかしてノーパンなのだ?」
「えっ、どうして? はいてるわよ、ちゃんと!」
慌てたように手をぱたぱたと動かして、姫は尋ねた。
「はいてるの? センパイの愛読書だから、ノーパンでもおかしくないかもって思ったの……、ごめんなさいなのだ」
「この国にはそんなに恐ろしいセンパイとやらがいるのね」
姫の喉がごくりと鳴った。
「わかったわ、私も下着の色を悟られないように気をつけるわね」
「ちゃんとパンツはいてるなら、安心なのだ~」
ちょっぴり会話がかみ合っていないことに、どちらも気づいていないようだ。
「そうだ姫様、ちょっぴり元気がないみたいだけど、どうしたのだ?」
「実は私……、見失ってしまったラブを探しているの。ときめきが欲しいのよ」
「ときめき? そっかー。真央ちゃん知ってる、幸せはすなわち、萌えなのだ!」
「……萌え?」
ぐっと拳をにぎりしめて、真央は力説した。
「萌えとは、好きをぶっ倒れるまで貫くことなのだ! 姫様の好きなことは何なのだ?」
「私はそうね……、あら、私って、何が好きだったのかしら。うさぎの背中をなでるのは好きだった気がするわ」
「うさぎさん?」
「ええ。けれど、今はうさぎもいないし……、困ったわね」
「大丈夫! 萌えは妄想でも補えるのだ。萌えられないということは、体力不足! つまり栄養補給が先なのだ~! 待ってて!」
真央はダッシュでたこ焼きとアイスとジュースを買ってくると、日陰に姫と並んで座って、一緒に食べた。
「ほかほかのたこ焼きとひんやりアイス、幸せな組み合わせなのだ~」
「ええ、とってもおいしい!」
緊張していた姫の顔がほころんだ。
「あのね姫様、うさぎさんがいなくても、おネコさまがいるのだ! 真央ちゃんはおネコさまを愛してるよ、ほらこの重くて熱くてみっちりまっちり感がサイコーなのだ!」
猫がいれば、炎天下で熱射病だって強くないと語る真央が、ろっこん『にゃにゃにゃがおー!』を発動して、がおーを呼び出した。
「まあ!」
「なでなでするのだ~」
がおーを抱っこする姫を、真央は励ました。
「好きなことをとことんやったら、きっと巨大な満足と幸せが得られると思うのだ。とことんが大事なのだ!」
お腹が満たされた姫に、真央はジュースとまたたび粉とカツブシ粉を手渡した。
「おネコさまと仲良くなれるように、姫様にあげるのだっ♪」
「ありがとう、真央さん」
嬉しそうに受け取った姫に、真央は激励の言葉をおくった。
「次なる至高を目指して旅立つのだ、姫様! おー!」
「そうよね、私、頑張る!」
姫の立ち去った後、公園で猫とたわむれている真央のもとに、茂と時子がやって来た。
「後木、実は人を探しているんだが」
「あっ、センパイ! 真央ちゃんさっきね、おちこぼれ姫の姫様に会ったのだ!」
「やっぱりこちらの方に来ていたんですね……」
「そのようだな。姫がどこに行ったかわかるか?」
「あっちに行ったのだ~!」
真央が指さしたのは、アウトレットのある方角だった。
すぐに向かおうとする茂と時子を、真央は呼び止めた。
「ねえねえセンパイ、センパイは姫様のパンツの色、知ってるのだ?」
「ああ、もちろん、今日は光沢のあるし――……、いや、そんなことどうでもいいだろう」
「やっぱりセンパイすごいのだ~っ」
真央の拍手におくられて、茂と時子は姫を探しにアウトレットへ歩いていった。
「あっ、茂さん、本屋さんがあります……。寄っていってもいいですか……?」
「ああ」
シーサイドアウトレットにある本屋で、時子はおちこぼれ姫シリーズを一冊手に取った。
「大変です……、見てください、これ……」
どのページを開いてみても、本の中に姫の姿がない。
これには茂も目をすがめて、「困った……」と、つぶやいた。
「探して、シャルロットさんの話をきちんと聞いてみましょう……」
「そうだな」
時子は本屋で寝子島の地図を購入すると、ふたたび茂の手を引いて外に出た。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月26日
参加申し込みの期限
2014年03月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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