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さよなら、サンマさ……ん?
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【そんな理由】
「真相を、語ろうか」
呆気に取られる人々へ、告げられた声。振り返る彼らの前に立っていたのは、サンマさんの訃報、その裏にある真実を追い求めてあちこちを巡り回っていた、月詠、唱華、そして刀の三人でした。
柔らかいボディに柔らかい拳がめり込む、鈍い音が幾度も響き渡る中。月詠は落ち着いた口調で、ゆっくりと話し始めます。
「彼の死に関して疑問を抱いた私たちは、寝子島中へと、独自に調査の手を伸ばした。その結果……今回の騒動においてコトの発端となる、一人のキーマンへと行き着いた。それが、彼だ」
「さあ、こちらへどうぞ?」
唱華に伴われて、人々の前へと新たに姿を現したのは……あっ!
トレードマークのワカメ頭をかきあげる、
鷹取 洋二
君でありました。何で、彼がここに?
「いや、まさか、ここまで話が大きくなっていたとは。すまないことをしたな、はっはっは」
けろりと、あんまりすまなそうでは無い様子で、爽やかに笑う洋二。
何が何やら、ぽかん、とする人々へ。
刀の口から、サンマさん死亡説の真相が、ついに語られます。
「あー、つまりだな。鷹取が、何のことはない、ただの気まぐれで……魚屋で買ってきたサンマを、寝子ヶ浜海岸で焼いて食ったそうだ。で、集まってきた猫たちにも、お裾分けをしてやったそうで……」
「うん、思いつきだったが、あれはなかなか美味だったな。ちなみに、七輪は100均で買った」
最近の100均は、侮れませんからね。ええー、こんなのが100円で? っていうのがたくさんありますし。はい。ええ……。
…………。
洋二君が、うっかりその後始末を忘れてしまったがために、それを目撃したののこちゃんが、愛するサンマさんの死をうっかり連想。中沢町長へも伝わると、彼はうっかりお葬式なんてものを企画し、うっかりそれを信じた寝子島中のサンマさんファンを巻き込み。ついにはうっかり、こんな大騒動へと発展していき……。
という。つまりは、そんだけの話! なのでした。
どどどっ! と思わず崩れ落ち、へなへなと脱力する弔問客の皆々様。それは、『死んだサンマさんはいなかったんだ……』という安堵のためか、単に襲いくる虚無感のためだったのか。それは分かりませんでしたけれど。
洋二には、ちょっぴり恨みがましい視線も突き刺さりつつも、ともかく、何はともあれ。
我らがサンマさんは、やっぱり、死んだりなんてしないのです!
だって彼は、寝子島の観光大使。
皆の心の、永遠のアイドルなのですから!
……なんて、ちょっと良い感じにまとめてみようと試みてみましたものの。
あれ、それじゃあ、なんで……? と、弔問客たちあらためサンマ・ファンたちから、質問が上がります。
今まで、サンマさんが姿を現してくれなかったのは、どうしてなの?
「ああ。それは……本人から、直接聞いてみるといい」
と、手をかざす月詠の向こうでは、相も変わらず、平和的な殴打音が響き渡っておりました。
一段高い壇上へと上り、一騎打ちを繰り広げる、サンマさんとニセサンマことエヴァ。攻防は正に一進一退、手に汗握るナイスファイト。
いつしか、しんみりとしたムードはどこへやら。勃発したバトルに、ののこちゃんが腕をぶんぶん振り回しながら本家サンマさんを応援するかと思えば、ニセサンマを次世代ニューバージョンサンマさんと勘違いした真央はばしばしと写真を撮りまくり。いよいよもって頭を抱える宗次をよそに、いつの間にか始まったトトカルチョな空気に、璃音の実況も熱を帯び。
「ええっ、わ、私がやるんですか!?」
「まぁまぁ、やはりここは、町長が適任でしょう。お願いしますよ」
サンマさんの帰還を誰よりも喜びつつも、事の成り行きにおろおろとする中沢町長を、修がノせまして、レフェリーをお願いしてしまったり。
「で、では……ふぁ、ファイっ!」
カーン! もう、どこから持ち込まれたのかも分からないゴングの軽やかな音が、ラウンドを刻み。汗をかきかき、でも、元気なサンマさんの姿をもう一度見られて嬉しそうな、中沢レフェリーの良く通る声。
アツい戦いは、しばしの間、続きました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月12日
参加申し込みの期限
2014年03月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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