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夏だ! 海だ! 大雪だ?!
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「はぁ、はぁ、はぁ……死ぬかと思った……」
皆が凍える浜辺に辿り着いたねむるは、荒い息を必死に整える。
その額には大粒の汗がびっしり。
(考えてみれば、砂浜以外は普通に暑いのね)
極寒の浜辺対策に羽織ってきた防寒着は、真夏の気温にはそぐわない。
危うく脱水症状を起こしかけるねむるだったが、そこはそれ、常備しているコーヒーを飲めば元気回復☆
(視界がほんと悪いな。でもなんとかみんなを助けないと)
ねむるは吹雪でよく見えない周囲に目を凝らす。
「誰かいませんかー……視界が悪くてなかなか、……お?」
白い世界で、動く何かがねむるの目の端に映る。
吹雪に阻まれながらも全力でそちらに突き進むねむる。
「ちょっと君、大丈夫か?!」
浜辺に倒れ伏す真央が。
サラシと褌一丁で過ごしていた
後木 真央
に、この猛吹雪は即死ダメージに近かった。
「うぅ、寒いのだ、凍えるのだ~」
「大丈夫……? じゃないよね。魔法瓶にコーヒーが入ってるんだ。これを飲めば体の芯から温まる。さ、飲んで……」
ねむるは凍えてうまく動けない真央を抱き起こし、その口にコーヒーを運ぶ。
熱々のコーヒーを一気に飲み干す真央。
真っ青だった頬に、ほんわりと赤みが差し込み、みるみるとパワー全開に☆
「助かったのだ~。真央ちゃんもう完璧に元気なのだ!」
「まだ十分じゃないよ。この上着を着て。無理に歩こうとしちゃ駄目だよ。さ、僕の背に」
ねむるは素早くボストンバックから出した防寒着を真央に掛け、そのまま彼女をおんぶする。
「は、は、は、恥ずかしいのだっ、それに上着を着てしまったら、サラシと褌の普及にならないのだ~」
「ここで倒れてしまったら、一生サラシと褌を普及できなくなってしまうよ。それでもいいの?」
「それは困るのだ、サラシと褌はジャスティスなのだ、正義で真理で合法なのだ!」
「上着を脱ぐ必要はないんじゃないかな。サラシと褌を身につけているだけで見えないおしゃれもいいと思うんだ」
「じゃあ、あそこのスレンダー美人のおねぇさんにも意見を聞きたいのだ」
「了解。連れて行ってあげるから、上着はぬいじゃ駄目だよ」
真央をおんぶしたまま、ねむるはスレンダー美人がいるらしい方角へ突き進む。
(お? 吹雪の中心部分なのか。視界が一気に開けた)
麗子の所に辿り着いたねむるは、そっと真央を浜辺に下ろす。
「そこのスレンダー美人のおねぇさん、話を聞かせてほしいのだ~」
叫ぶ真央に、ふんっと鼻を鳴らす麗子。
その目は真央とねむるを完全に敵とみなしている。
「ふんっ、男連れの女と話すことなんてなにもなくってよっ!」
ぶんっと腕を振り上げて、麗子は吹雪を真央とねむるに向かって発射!
「えええっ、僕までいったいどうして?!」
咄嗟に真央を庇い、吹雪で吹っ飛ばされかけるねむる。
ねむるに守られて無傷の真央は、なおも麗子に叫ぶ。
「リア充壊滅は超OKなのだ、浜辺から一掃しても構わないのだ! でもこのままだと水褌普及の機会も海の家のおじさんたちの売り上げも壊滅しちゃうのだ、落ち着いて欲しいのだ」
「リア充がふざけたことをいうんじゃないわよ!」
「真央ちゃんはリア充ちがうのだ、コーヒー飲んで落ち着いてほしいのだ。このお兄さんの淹れるコーヒーは最高なのだ!」
「身体が温まりますから、ぜひ飲んでください」
話の流れ的に、ねむるがすかさずコーヒーを淹れて差し出す。
鼻をくすぐる良い香りに、麗子の攻撃の手が緩んだ。
「あら、本当に美味しいじゃないの」
ねむるの魔法瓶はこんな吹雪の中でもちゃんと暖かさをキープ。
「僕はコーヒーがないと落ち着かなくて」
「おねぇさんのろっこんは、スキー場とか氷彫刻広場とかで超喜ばれるモテモテ能力だと思うのだ」
モテモテの言葉に、ぴくっと反応する麗子。
「おねぇさんはスレンダー美人なのだ。真央ちゃんと一緒に水褌普及活動しないのだ? スカウトの目に留まれば超モテモテなのだ。新しい恋を探そうなのだ」
ばっと上着の前を開いて、サラシと褌を見せる真央。
麗子のこめかみがぴくぴくと引きつった。
「新しい恋なんて、褌モデルなんて、真っ平ごめんよおおおおおおおおおおおおっ!」
どごおおおおおおんっ!
真央とねむる、麗子の猛吹雪で二人仲良く吹っ飛んだ。
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3人まで
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恋愛
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オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
26人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月18日
参加申し込みの期限
2014年03月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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