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【教室?:音楽】
苦手な数学の授業中に、
北原 みゆき
は居眠りしてしまった。
まどろみの中で、桐島先生のきつい視線を感じ、悪寒とともに目覚める。
「ここは……」
寝子島高校よりも狭い教室……みゆきは中学時代の教室にいる感覚を抱いている。黒板に背を向け教壇に立っている。どこからともなく、哀愁漂う音楽が流れていた。
しかし、教室内はとても暗かった。
暗さに慣れるにつれ、一つ、二つ、こちらを見上げる同級生たちの顔が現れる。それらは全て、みゆきを興味津々と見つめている。
日本人の父とフランス人の母との間に生まれたハーフ。金色の髪、北欧人特有の白い肌、目はエメラルドのごとき輝かしい緑を帯びている。
「珍しい」
「変わっている」
「みんなと違う」
そういった奇異の目で見られることは、感受性の強い中学時代は何よりも辛かった。
これはたまに見る悪夢だ。授業中に桐島先生にギロッと睨まれたから、それが尾を引いて夢を見ているのだ。
そう確信した直後。すぐ隣に誰かが立つ気配があった。
遠矢 護
にとって暗い教壇からの眺めは、小学校時代の教室を彷彿とさせていた。
(理科の授業中だったのに……ホームルーム?)
席に座っている面々は、誰が何と言う名前だったかまでを特定できないが、小学校時代の友達であることは分かる。
そしてこの、クラスメイトの前で立っているという状況は、護に一つのトラウマを想起させた。
(あのとき……気が弱いのにくじ引きで学級委員になってしまって……)
暗がりの中で食い入るように見つめるクラスメイトは、護の言葉を待っているようだった。
(同じだあのときと……緊張して何も声が出なくて……)
過去を掘り返せば掘り返すほど、足がガクガク震え、それは手先や口へと伝わり、体温がスーッと冷えていく。
しかし……教室内を満たすクラシックに気がつくと、どことなく心が休まる気がした。
(なんだろうこの音楽は……)
「亡き王女のためのパヴァーヌだ」
教室後方にスポットライトが当たり、男性のシルエットが浮かび上がる。
「今の君たちの心情を助けることを狙いとしている。音楽とはかくも不思議なものだね」
音楽教師、
津止 孝道
。
「ここは私が演出している舞台だ。ギャラリーはいるが、単なるリハーサルだからリラックスしてくれ。君たちは手元にある台本を読み上げればそれでいい」
「リラックスといわれても、僕は人前に立つのが苦手で……」
隣に立つみゆきを見ると、青い顔をしながらも台本に目を通している。護もそれにならう。
一行目にあるのは護の台詞だった。
(やっぱりそうだ、あのときと同じ……)
「北……原、さん……き、今日の議題は……」
一言一言を絞り出すのにひどく力が要った。
「はい」
護に比べると歯切れのいい口調で、みゆきは答える。
「合唱コンクールで歌う自由曲を決める議題です」
しかしよそよそしく、しきりに前方のクラスメイトたちを気にしている。
対して護は俯いたまま、台本の文字だけを追うことに力を注いだ。
(次の台詞を言わないと……)
「曲に負けない声で言ってくれたまえ。ここから少し音調が強くなる」
(うう、プレッシャー与えないでよ……)
声を絞り出そうとするが、喉の奥が振るわない。
と、クラスメイトの誰かが声を張り上げる。
「学級委員頑張れ!」
これもまた、あのときと同じだった。護は顔を上げる。
(僕の緊張をほぐして雰囲気を良くしようとしてくれたのに)
友達からのエールに答えれず、何も言えない自分に恥ずかしさがこみあげ、その場にうずくまって泣いてしまった。
(思い出したくない……でも人前に出るたび思い出してしまう)
せめて、せめてあの声に明るく返せていたら。今の自分はもう少し自信を持って、人前にも平気で立てる人間になれていたかもしれない。
(今、そのときのリベンジをするしかない)
全員の視線が護に集まっている。特に津止先生のそれは、氷の槍で突き刺されるような思いだ。
(正直怖い……でもやらないと!)
あのときのまま止まってしまった自分の時間を、動かさないといけない。
「ありがとう……僕、頑張るよ!」
ぎこちなく笑顔を見せた直後、津止先生がパンと一回手を鳴らした。
「音楽が終わってしまった。残念ながらゲームオーバーだ。台詞の間が長過ぎる。遠矢、君は反省室へ行って過去としっかり向き合っていなさい」
「ひいっ」
暗がりから突然サンマさんが姿を現し、細身の護を軽々持ち上げる。
(だめだった……でも声援には応えられた。前よりちょっとは……成長できたかな)
この後反省室にこもって、ジュースを飲みながらきちんと反省会を開く護だった。
「次の演目に移る。北原はもう1人の男子生徒の相手をしてもらう。いいな」
「……はい」
津止先生がもう一度手を鳴らした。
北原 みゆき
苦手:自分を奇異の目で見られること 対決:自分に自信を持つ
遠矢 護
トラウマ:学級会での出来事 対決:トラウマを克服する
対決結果:
負け
理科の点数が
ダウン!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月12日
参加申し込みの期限
2014年02月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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