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【第1グラウンド:体育】
「!」
誰かに呼ばれたような気がして、
八神 修
はカッと目を見開いた。
記憶をたぐり寄せる。
(確か俺は……体育の実技授業を受けていて……炎天下のせいで意識が飛びそうになって、木陰で休んでいたはず)
それがなぜか……校庭のトラックのスタート地点で、クラウチングスタートの構えを取っている。
「お前ら、準備はいいな」
「! 熊先生……?」
鬼熊こと
吉田 熊吉
先生が、スターター・ピストルを持ってこちらを睨んでいる。
「えっ? あれ?」
素っ頓狂な声をあげたのは、第2レーンの位置につく
夢宮 瑠奈
。彼女も実技授業にて、創作ダンスの振り付け練習をしていたのだが。
「なんで? なんで?」
尋ねてみても、鬼熊は答えてくれない。
さらに第3レーン。
「私、国語の授業を受けていたと思うのですが……」
炎天下には似つかわしくない白く透き通った肌。
塔ヶ崎 璃亜
はなぜか中学時代の体操着に着替えて位置についている。
「どういうことですかこれは。走れ、ってことでしょうか」
「説明してくれませんか熊先生、俺たち3人で競走をするのですか」
冷静な口調で尋ねる修。
「3人じゃねぇぞ」
あごをしゃくって指した先、璃亜の隣の第4レーン以降ずらっと、サンマさんたちが完璧なフォームで、スタートを今や遅しと待っている。
「多いな……10人は下らないぞ」
「うちの校庭って、こんなに広かったかなぁ」
寝覚めでねぼけているのか、いまいち突っ込みどころがズレている面々。
「まあとにかくスタートだ」
よーい、といったかけ声もなくピストルが鳴り響く。
「きゃ」
破裂音に驚きながらも、よろよろと走り出す璃亜。
「とにかく、ゴールさえたどり着けばいいのですね」
「その通りだ、もっとちゃんと走れバカタコっ!」
(この状況……現実とはかけ離れているが、夢にしてはできすぎているな)
スタートダッシュを決めて先頭に出た修は走りながら、なおも冷静に状況を分析する。
「ともかくゴールしてからだな」
なぜか「ゴールすること」だけは絶対の宿命のように感じられた。
「速いなぁサンマさん……しかも競歩……」
瑠奈の横をスイスイ、サンマさんたちが追い抜いていく。
「あら、あれは」
並走していた璃亜が指差した先、彼らが走るコースにはハードルが5つ立ちはだかっている。
「なんだ、ハードル走なのか」
以前
体育科の仲間に教わったこと
を思い出した修、持ち前の体躯を活かして飛び越える。
「きゃ、痛っ」
璃亜の跳躍は低く、ハードルを根こそぎ倒してしまう。太陽の強烈な照射もあって、すでにバテバテだ。
「サンマさんたちは競歩で跳べるのかな」
瑠奈が見ると、サンマさんたちは地面にうつ伏せになると手足をばたつかせ、ハードルの下を次々くぐっていく。
「ずるい……というかあの動きあり得ないよぉ」
瑠奈もすでに走る気を失いつつあった。
「次は……」先頭を行く修の前には大きな網が広がっている。「障害物競走か……!」
これの対策は教わってなかった。四苦八苦しながら網の中をかいくぐる。
「網がからまって……」
瑠奈もうまく進めない。その間にサンマさん、ダバダバと地面を泳いで、網の障害を楽々乗り越えていった。
「このバカタコっ! お前ら3人がびりっけつだぞ! 他の奴らを見習わんかっ!」
網を抜けたところで待ち受けていた鬼熊から叱咤が飛ぶ。
「サンマさんを見習えと言われましても……」
途切れ途切れの声で璃亜が言う。細い腕には擦り傷がいくつもできている。
「ここからは個人種目に入る。八神、お前は引き続き障害物競走をサンマさんたちと続けるように」
「分かりました(……睡?)」
鬼熊の額に付いているマークを注視しながらも、軽いジョグで再び駆け出す修。
「塔ヶ崎! お前には別メニューを用意した」
「……はい」
「校庭を3000m走るように」
「……鬼ですか」
「お前のその生白い体と根性、焼き直してくれるわ!」
「スパルタ……」
ただでさえ苦手な酷暑の下で、激しい運動を強いられる璃亜。
(こうなったらやぶれかぶれ……倒れるまで走ってみせます)
照りつける太陽を睨みつけながら地面を蹴る。
「そして夢宮! お前は創作ダンスの続きだ。美術室で泉先生が待っている。急げ!」
ホイッスルを乱暴に吹き鳴らす。
「はい〜行ってきまぁす」
覚束ない足取りで瑠奈は走り出す。
「ふん、またハードルか」
障害競走を再開した修、軽やかにハードルを飛び越えていく。
「志波や真央に教わったおかげで無駄に体力を削らずにすんだな」
それにしてもこの状況、明らかにおかしい。
走ることは止めず、障害を残り越えていく。
八神 修
苦手:体育 対決:障害物競走
夢宮 瑠奈
苦手:体育 対決:創作ダンス
塔ヶ崎 璃亜
苦手:激しい運動、暑さ 対決:長距離走
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月12日
参加申し込みの期限
2014年02月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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