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睡魔と戦え! リターンズ
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【校長室:社会】
恵御納 夏朝
と
マリベル・ロイス
はなぜか、校長室で日本史の授業を受けていた。
(何で校長室なんだろ……)
明らかにおかしいと思いつつも、夏朝は年号暗記に勤しんでいる。
(これは夢かもしれない。でも睡眠学習とかあるし目の前にある年号たちはたぶん正しいものだし……きっと脳が整理しながら暗記してくれているんだうん、そういうことにしよう)
と思う込むことにしているが、暗記は滅法苦手だ。
(中間のときはラクガキ騒動で赤点になっちゃったから頑張らないとなんだけどなあ……)
マリベルもマリベルで「ここは夢だ」と思い込み、校長室で夏朝と若杉先生の3人で授業をしていることを極力気にしないようにしている。壁にかかっている歴代の校長写真が、前10代くらいに渡ってサンマさんの顔になっていることもなるべく気にしない。
(とにかく暗記や……)
ガリガリと机に向かう。一つでも多くの年号を覚えることが、点数アップにつながると信じている。
マリベルの学業は平々凡々。見た目は完全に西洋人だが、英語は人並みだし、価値観理念もフツウの高校生と何一つ変わらない。
(だめやーウチ、ホンマ年号覚えるの苦手……)
「どうだー2人とも、少しは年号頭に入ったか」
校長椅子に勝手に座っている若杉先生の声かけに、2人の反応は芳しくない。
「2人とも、難しい顔してやってるなあ。もっと楽しそうにやれよ、楽しそうに」
「だって暗記、楽しくないもん」
口を尖らせる夏朝。
「え、楽しくないの!?」
「楽しいわけないやーん」
マリベルは鉛筆を投げ出した。
「まあそうだよなあ。先生も好きじゃないよ暗記」
「じゃあどうやって日本史を覚えたんですか?」
「先生の場合はなあ、歴史そのものが好きだったからな。特に戦国時代あたり。自分の好きなものだったらどんどん頭に入るよな。好きな歌の歌詞とか、好きな犬の種類とか」
「好きなものかあ」
夏朝は何かそこにヒントがあるような気がした。
「そうだ、ロイスはスペイン生まれだったな」
「こてっこての関西人やけど」
「スペイン方面で日本と関わった有名人といえば、フランシスコ・ザビエルだな」
「あーあの頭がハゲちゃってる人」
「あれはああいう髪型なんだよ……とにかくそのザビエルさん、日本に何かを伝えにきたんだが、何だか分かるか?」
「えーっと、なんやったかなあ」
「顔は覚えてるのに何をしたかは覚えてないのか。じゃあ、戦国時代の幕開けとなった大きな乱の名前は……恵御納分かるか?」
「あっはい! ……えー、お、おうにんの乱?」
「そうだ、人よ、むなしい、応仁の乱。で1467年だ。10年以上も続いたんだぞ」
「言われても、どれほどすごい戦なのか想像もつかへんわ」
「じゃあ実際に体験してみようか!」
「「え?」」
ガラガラガラ
絶妙のタイミングで、兄そっくりの格好をしたサンマさんに散々追われながら歴史クイズに答えていた
志波 拓郎
が、校長室に飛び込んで来た。
「あ……れ……(講堂に、戻って来たはずなのに……?)」
「おー志波お帰り。ちゃんと歴史は覚えられたか?」
「走り……ながらで……あまり」
「うーんそうか、じゃあ最後にとっておきの授業を一緒に受けよう」
「……?」
ドタドタドタドタドタ
たくさんの何かが床を揺らしている。音と地響きは次第に大きくなる。こちらへ近づいているようだ。
「なにが……始まる?」
歴代校長写真がぎっしり並んでいた壁がバリゴーンと炸裂する。破壊した壁の向こうからやって来るのは騎馬に乗った武将! ……とはほど遠い、折り紙で作った兜を被り、地面をビチビチ気持ち悪く泳ぐサンマさんに乗った、サンマさんの大群だ。
「歴史を体感して覚えるんだ!」
「なんでやー!」
なぜか場面は荒野へと移り変わっている。
(ようやく兄貴サンマから逃げ切って……講堂で一眠りしようと思ったのに)
眠気を覚ますようにして、頬を両手で叩く拓郎。
(こうなりゃヤケ……戦うしかない……!)
ろっこん「ハイヤードジャンパー」で勢いをつけ、迫り来るサンマさんに猛烈にアタック。
「どうだ、これなら応仁の乱のことが嫌でも頭から離れないだろ?」
相変わらず校長椅子に座りながら若杉先生は言う。
「先生の言うとおりやー!」
サンマさんから逃げながら、マリベルは叫ぶ。
「もう覚えた! 覚えたからなんとかしてー!」
「そうか、じゃあ問題だ。フランシスコ・ザビエルは何を伝えに来た人だ?」
「分かったで! 銃や! 種子島に銃を伝えに来たんや!」
「残念! キリスト教だ」
「戦全然関係ないやん!」
いよいよサンマさんの手に捕まってしまうマリベル。
(く……)
志波 拓郎
も体力の限界。暗記をする気はさらさらなかった。いよいよサンマさんたちに担ぎ上げられる。
(どうせ現実に戻っても寝てるだけだし……いっか)
あっさり諦めた。
「反省してこーい」
2人は荒野の果てにあるという反省室へと消えていく。
残る夏朝は、周りのことなど構わず、自分なりの暗記法を考えていた。
「あ……!」
視界の隅に3つの小さな影。校長室で飼われている3猫、白のユキ・黒のこしあん・ブチのイーピンだ。サンマさんの大群に怯え、荒野で震え上がっている。
「大丈夫?」
猫好きの夏朝は黙って見ていられない。
慌てて駆け寄ると、人好きの3匹は一斉に夏朝へ飛びついた。
「にやあ」
(うわ、超可愛い)
と萌えたとき、彼女は閃いた。
(そうだ、私の大好きな猫と絡めればいいんだ!)
猫たちを膝にのせて席に着く。そして、猫たちが大挙押し寄せて、戦をしているイラストをノートに書いていった。
(これが応仁の乱……!)
他の歴史も、こうやって猫のイラストでイメージさせていけば、楽しく覚えることができる!
「解ける、これなら解ける! ありがとう猫さん!」
「ほー恵御納は対策法を見つけたようだな」
「はい、これなら覚えられそうです!」
「よーしその調子だ」
こうして恵御納は独自スタイルのニャンコ勉強法をマスターし、苦手な暗記テストに対抗する術を会得した。
サンマさんがホラ貝を吹くと、気持ち悪い大群たちは荒野のはるか彼方へ撤退していき、夏朝も無事現実へと戻っていったとさ。
志波 拓郎
対決結果:
負け
社会の点数が
ダウン!
マリベル・ロイス
苦手:社会 対決:歴史暗記
対決結果:
負け
社会の点数が
ダウン!
恵御納 夏朝
苦手:社会 対決:歴史暗記
対決結果:
勝ち
社会の点数が
アップ!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月12日
参加申し込みの期限
2014年02月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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