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●メイド海の家にて(5)●
【海の家・マーメイド】
「パラソルとサマーベッドのレンタルっすね。毎度ありっす!」
レンタル担当の
本田 誠也
もまた、外で忙しく立ち働いていた。
「あっ、設置も任せるっすよ。自分、メイドっすけど男っすから」
「あら、ありがとう店員さん。じゃあ、お願いしちゃおうかしら」
愛想笑いなどは不得手なぶん、頑張りと真面目さでカバーする。海の家と砂浜をサービスで何往復もしながら、
「自分、特別力持ちじゃないっすけど、
バイトの面接、受かったのここだけっすからね……。
いや、不満は無いっす。働くからには全力っす」
そう自分に言い聞かせながら、まめまめしく働く本田に、声を掛けてきたのは
城山 水樹
だ。
「ねえ、そこのあなた。この辺の海の家で、
水着も売ってるって聞いたんだけど、知らないかしら?」
(うわっ……背が高くって、モデルみたいな美人お姉さんっすね!)
ちょっとぼーっと見惚れてしまう本田だけれど、
「あっ、それならウチの店っす! 案内するっすよ!」
水着売り場の担当は、こちら
檜扇 舞華
だ。今回のアルバイトのメンバーの中では、唯一本職の(?)メイドさんで、またプロのコスプレイヤーでもある。
「マーメイドだからメイド服。安直ですね実にとゆうか裸エプロン」
裸じゃないけど、ビキニにエプロンという、後ろから見ると何とも刺激的なお姿。その可愛らしいお尻にちょこんと付け尾鰭を付け、舞華にとっては、これもコスプレ感覚のお仕事らしい。
「あ、そこの方ちょっとポーズとってください。
顔出しNGは後で編集しますので」
今回はきちんと動画撮影の許可をもらいながら、水着に着替えたお客さんに、次々とカメラを向けていく。そこに先ほどの
城山 水樹
を案内して、
本田 誠也
もやって来た。
「あ、檜扇さん。こちらのお客さん、水着が欲しいんだそうっす。
モデルみたいなお姉さんと思ってたら、本当にモデルさんだったっすよ!」
「ええ、仕事でもう何着も着ているから、『今年の初水着』とはいかないけど。
でもせっかくの海開き、水着を着るのは、それはそれで楽しいものよね」
そう言いながら何着か手に取り、すぐに水樹が決めたのは、セクシーランジェリーのようなバンドゥビキニ。さっと着替えて出てきた水樹を、
「黒のレース使いが、白い肌に映えて……し、刺激的っす!」
思わず本田もガン見してしまう。そんな賞賛の言葉にも、
「あらそう、ありがとう」
と慣れた様子で応じる水樹。さすがはモデルさん、人前で水着姿になるのにも抵抗感はないようで、舞華のカメラにも、ごく自然にポーズを取る。そして支払いを済ませると、群がるナンパを適当にかわして、海の方へと泳ぎに行ってしまった。
◇
「はー、綺麗なお姉さんだったっすねー」
「ところで本田さん。さっきから気になってるんですが……何ですかその格好」
ウットリと見送っていた
本田 誠也
が、ハッと振り向き
檜扇 舞華
に即答する。
「メイドっす」
筆文字で「鳴動」と書かれた白Tの、胸を張って答える彼に、舞華が、
「いえ、でも……」
「メイド服っす」
ちなみに、Tシャツの下は、ジャージの短パンとビーチサンダル。手には軍手という、じつにカジュアルな格好だ。唯一、頭にだけ付けた、大きなヘッドドレスを自分で指さし、
「メイド服っすから」
「メイドっすから、バイトしていいっすよね」
と真顔でぐいぐい押し切る本田だ。
「ええ、まあ……そこまで言うのなら」
コスプレ好きの舞華にとっては、ちょっといじって反応を見てみたい素材ではあったが。けれどもそこで、もっと着せ替え甲斐のありそうなお客さんを見付けて、舞華はそちらに声を掛けた。
「あ、そこの方水着いかがですか」
「えっ……私ですか?」
急に呼び止められて振り返ったのは、
秋ノ宮 こまち
だ。海岸近くの別荘で、休日をのんびり過ごしていた、この彼女。外の騒がしさに誘われ、やって来たこの浜辺で、今日が海開きだと知ったのである。
当たり前だけど、すれ違うほとんどの人が水着。
(私も用意しておけば良かったかしら……)
と少し残念に思っていた矢先に、舞華から声を掛けられたのだ。ナイスなタイミング。
「でも、これは……布が少なすぎないかしら?」
言われるままに手に取ったのは、ほとんど紐にしか見えないブラジル水着で、さすがにこまちが顔を赤らめる。多少のことでは動じない彼女だけれど、
「こ、これは私にはちょっと……お返しします」
それにさっきから、男性店員の本田に見られているのも、気になるし。本田もそれに気が付き、
(はっ。いかんいかん、また美人さんをついつい見てたっす!
バレたら恥っすよ! お客さんも買いづらそうっす!)
そこにちょうど、壊れたシャワーを見て欲しいとバイト仲間に言われたので、そそくさと本田はいったん、その場を後にする。
◇
「いやー秋ノ宮さんは、大きなおっぱ……お胸で、水着の着せ甲斐がありますねー」
そんな
檜扇 舞華
の言葉に乗せられ、それからも色々な水着を試着させられる
秋ノ宮 こまち
。着替えて出てくるたびに、外の海水浴客の視線にさらされ、何だかファッションショーのようになってしまった。
「さっ、次はこちらです。フロント部分がリングになっていて、
ウエストも細く見えるタイプですね。いやーいいですねー、セレブな雰囲気ですねー」
「い、今までの水着に比べたら、比較的まともそうなデザインですけれど……」
それでもかなり恥ずかしいのか、もじもじとこまちが水着の端をつまんでいると、
「そこの大人っぽいお姉さん、そんな水着より、
渚の視線を釘づけアイテムがあるのだ!」
そこに段ボールを抱えてやって来たのは、
後木 真央
と
猫村 翡翠
の2人組だ。
「あらあら真央さん、その箱は?」
「あっ、月詠ちゃんちのメイドさんなのだ、こんにちはなのだ♪(ぺこり)
(はっ)でも今日は商売敵なのだ! 翡翠ちゃんっ。
ブラジリアン水着なんて目じゃない派手さを見せつけてやるのだ〜!」
言われて翡翠が箱から取り出したのは、どんな水着よりもセクシーな
例の赤褌
だ。
「じゃ〜ん! 日本古来の水褌なのだ、サラシだって無料配布中なのだ!
忘れた人カムヒアーなのだ、締め方教室もやってるのだ〜!」
これまで、それはもう
いたる所で自作の水褌を配り歩いてきた
この真央。今日の海開きでも、褌普及の絶好の機会と、喜び勇んでやって来たのである。
「決めました、これ頂きますね」
そしてそのピカリ輝く六尺褌を見るなり、即決で決めるこまち。
「やったのだ! 今日は幸先がいいのだ、たちまち貰ってくれる人が現れたのだ!」
「店員さん、今着てるこの水着を買います。このまま着ていきますね」
「ぎゃふん! ななな、何故なのだ〜!?」
水褌の方にはもう見向きもせず、マーメイドの水着を購入するこまちに、愕然の真央だ。
「だって……その褌に比べたら、今着てる水着なんて、
全然恥ずかしくないような気がしてきまして」
「てか、今更ふんどしって……良いんだけどさ」
お手伝いのはずの猫村翡翠まで、翡翠色のビキニ姿でそんなことを言い出す始末だし。
「がーーん、翡翠ちゃんまで何を言うのだ!」
「あ、いや、でも興味は有るよ。どこかの高校で使ってるとか聞いたことあるし。
ふんどしに興味を持つなんて、あたしもやっと女子になれたってことかな……」
うーん、そ、それはどうだろう……。
「こら、そこの……君たち! 何やってるんですか!」
そこにまたやって来たのは、ライフガードを自認する
矢萩 咲
である。
「六尺褌!? しかも女の子に? 何て破廉恥な物を配り歩いてるの!」
「破廉恥だなんて心外なのだ、このフンドシは日本古来の(アウアウ)」
「お黙りなさい! そうゆういやらしい布っきれがこの海の風紀を乱し、
性犯罪を助長してDQN共が悪行の限りを尽くすのよ……汚らわしい!」
もはや何を言ってるのか分からないが、とにかく竹刀をぶんぶん振り回す鬼のライフガードに、
「何故なのだ〜! 真央ちゃんたち、何にも悪いことしてないのだ〜!?」
海の家の周りを、ぐるぐる追い回される真央と翡翠の2人。
「!? きゃあああっ!」
ブシャーー! ところがいきなり、シャワー室の一画から水が吹き出し、咲がもろにその水をかぶってしまった。血相を変えてシャワー室から飛び出し、びしょ濡れの咲にアワワ……と頭を下げまくるのは、先ほどの
本田 誠也
である。
「すすすっ、すんません! 叩けば直るってばあちゃんが……」
叩いた拍子にうっかり、ろっこん【深刻なエラー】が発動してしまい、シャワーを壊してしまったみたい。
「すんません……自分、不器用で……」
遠い目をして落ち込む本田と、このハプニングで真央たちを取り逃がし、かつ着替えの無い矢萩咲。
「うぅ、手持ちの水着は、先ほどのトップレスの女の子にあげてしまいましたし。
仕方ありません、この店の水着を買いましょう……
って、ちょっ! な、何ですか! この破廉恥な水着は!!
これしかないって……い、いやぁぁ!!」
やむなく、例の紐のようなブラジル水着を購入し、それからは終始涙目の羞恥プレイ状態で、浜の見回りを続ける咲なのだった。
「ひぐっ……こんな破廉恥な格好……酷い恥ずかしめです……屈辱です……
それに汚らわしい視線が……うう……」
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
117人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月23日
参加申し込みの期限
2014年03月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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