this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
星ヶ丘寮でプールパーティーをしよう
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
…
13
つぎへ >>
【勝負だ!】
(……来ていないのか)
八神 修
はパーティー会場で
七夜 あおい
の姿を探していた。
約束をしていたわけではないが、今日は多くの学生が集っている。
もしかしたらと思ったのだが、彼女の姿は見当たらなかった。
(残念だな)
一緒に泳ぐことができたらどれほど楽しかっただろう。
そうは思うが、仕方がない。気落ちしている暇はないのだ。
修は、ホールにいたスタッフを呼び止めると、後で食べるためのパーティーメニューをオーダーした。
メニューに関しては、同じ寮の
霧生 深雪
と相談して決めてあった。
外せないと言われていたのが、米料理だ。
「パエリアをメインにして、つまみやすい料理をいくつか……と、デザートも頼む」
「かしこまりました。ご用意いたします」
用事を終えて、プールサイドに移動した修の背後から、
後木 真央
の元気な声がかけられた。
「修ちゃん、発見なのだー!」
目に鮮やかな
赤い六尺褌
を身にまとった真央が、手を振りながら駆けてくる。
「後木も来てたのか。プールサイドで走ると危ないぞ」
「気をつける! のだっ!」
真央は銀色の布を、ばーんと修に差し出した。
きらきらと輝く綺麗な布は、六尺褌。
「あのね、真央ちゃん、水褌普及活動中なのだ。だからこれあげるのだ~!」
「これ、俺にか?」
「そうなの! 修ちゃんには銀色なのだ。色もね、色々あるんだけど、皆に似合う褌を提案しちゃおうと思ってるのだ~!」
満面の笑顔はどこか誇らしげだ。
「そうか。ありがたくもらっておくよ」
「褌は機能性も抜群! 真央ちゃん、実演アピールだってしちゃうのだ。修ちゃん、またなのだっ」
真央は、水褌がどれほど水泳に適しているかを証明するために、どぶんとプールに飛び込んで猛烈な勢いで泳ぎ始めた。
(……元気だなぁ)
見ているこちらまで元気をお裾分けしてもらったような気分になり、修は目を細めた。
「わー、高校生の若者たちばっかりだなー」
深雪に誘われて参加を決めた
霧生 渚砂
は、素直な感想を口から漏らした。
高校生に混じって遊ぶのは気が引けたが、こういう場では楽しむことが一番だ。
隣に立つ深雪も、サーフパンツにパーカーをはおって、いつもよりのびのびたした表情をしている。
「よーし、お兄さん頑張るぞー!」
「……何を頑張るんだよ」
この島の若者と打ち解けられるように頑張って遊ぶつもりだ。
そう説明しようとした渚砂の視線が、褌を持ってたたずむ修の上に止まった。
「お、修君も来てたのか。深雪、ほら、修君がいるぞ」
「ん? ああ、いるな」
「行こう! おーい!」
「やあ、二人とも」
修もすぐに気がついて、振り向いた。
「修君、それは?」
渚砂が、褌に注目した。
「ああ、これは六尺褌だ。もらったんだよ」
「へえー! クールだなー!」
修の説明を受けて、渚砂は目を丸くした。
準備運動をばっちり終えて、渚砂と深雪、修の三人はプールに入った。
「泳ごーう! そして三人で競争もしよう!」
初めてのプールではしゃぐ渚砂に、深雪もうなずいた。
「いいぞ、渚砂にはぜってー負けねぇし。俺が一番でゴールするからな」
張り切ってゴーグルを着用する深雪に、修も続いた。
「よしやろう。まあ、俺も実は短距離には自信があるんだ」
運動神経は悪くないと主張する修が、胸を張る。
「無理するなよ、シュウ。明日筋肉痛になるかもしれないだろ」
「平気だ。任せておけ」
「お兄さんも泳ぐのは得意だぞ! プールは初めてでも、海ではよく泳ぐからな」
「何言ってんだ、渚砂。俺に勝てるはずないだろ」
闘志を燃やす深雪が、ぐるぐると肩を回した。
「お兄さんは甘くないぞー! 勝負だー!」
「ぜってぇ手は抜かねぇぞ」
「カウントダウンでスタートしよう。――3、2、1!」
修の合図で、三人は一気に壁を蹴った。
スタンダードな泳ぎ方をする修だって、短距離が得意だと言ったのは嘘じゃない。
ただ体力が乏しいだけなのだ。
だが、深雪と渚砂のスピードには追いつけそうにない。
深雪はローリング技法で見事なクロールを披露しているし、渚砂はというとほとんど息継ぎをしていなかった。
「――勝った……っ!」
ゴールはほぼ同着だったが、腕を振り上げて喜びをあらわにしたのは深雪だった。
「あー、惜しかったなー」
「へへん、残念だったな、渚砂!」
ゴールに着いた修は、すっかり息が上がって肩を上下させていた。
「……二人とも、速すぎ、だろっ」
「深雪、もっかい! もっかい勝負だ!」
「いいぞ、何回だって受けてたってやる。……シュウはどうする?」
力なく手を上げて、修は振った。
「俺は……もう――、パス……」
その後、勝ったり負けたりをくり返しながらひたすら泳ぐ二人を見て、意地を張らなくてよかったと、修はしみじみと感じていた。
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
…
13
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
星ヶ丘寮でプールパーティーをしよう
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月15日
参加申し込みの期限
2014年01月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!