this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【七夕】寝子島の縁日
<< もどる
1
…
7
8
9
10
11
…
26
つぎへ >>
●おにざきは大忙し
昼時にもなると、歩き回っている客達はお腹が空いてきたのか、焼き物系屋台の匂いに誘われるように参道商店街に足を運ぶ。
特に香ばしいのは、焼きそば、お好み焼きといった焼き物の匂いだ。
定食屋『おにざき』の看板娘、
鬼崎 あやめ
は「売れるためなら何でもします!」と意気込み、オール炭火焼きの屋台を。
「今日は七夕ゆかた祭り! 参道商店街が最も活発になるイベントです! そんな日だからこそ、売って売って売りまくりです!」
午前中、準備疲れでうたた寝をしている時に
浴衣で奉納相撲を鑑賞する夢
を見た……ような気もするが、そんなことは気にしていられない。
パチンコを打ちに行ってるマダオ(まるで駄目な叔父さん)もとい、叔父は中3の義妹監視の元、別の場所で屋台営業中。
なので、あやめ1人で炭火焼き屋台を切り盛り。肉を焼いたり、客を呼び込んだりと大忙し。
「私も頑張らなくては!」
それでもへこたれずに張り切るあやめだが、定食屋の借金返済のためではなく、天の川鑑賞デートのためだ。
(そのために売りまくりますよ! 今日の天の川鑑賞は……お兄ちゃんとのデート! なんですから!)
お兄ちゃんと慕う幼馴染みとのデートは滅多にないことなので、今から楽しみで仕方がない。
(やはり、私の誕生日だからでしょうか! ああ、今から楽しみです! ……ハッ! いけない、いけない!)
ちょっと正気を失っていたが、ハっと目的を思い出し、「頑張って何が何でも早めに売り切りましょう!」と完売を目指す。
というが、焼きそば、焼きとうもろこし、焼き鳥&豚串(1セット4本)合わせて300個。
これらをすべて売れるかどうか不安だが、お店のため、デートのために、なるべく多く売ろうと決意する。
日光に弱いので、麦わら帽子を被りながら笑顔で焼きながら呼び込み。
「定食屋『おにざき』の炭火焼、いかがですかー」
焼き鳥が焼ける匂いに誘われ、ひとりの男性客がやって来た。
買おうかどうか悩んでいるようなので、客の手を握って「買ってくれますよね?」と営業スマイル。
その際、こっそりとろっこん発動。
「そ、それじゃあ、焼き鳥と豚串もらおうかな?」
「ありがとうございます! もう少しで焼けますから、待っててくださいね」
その客は家族の分も買うと言ってくれたので、もう1個サービスすることに。
「いいのか?」
「多く買ってくれましたのでサービスです。定食屋『おにざき』のほうも、よろしくお願いします!」
立ち去る客に営業スマイルで手を振りながら「ありがとうございました!」とお見送り。
クレープを食べ終えた
花厳 望春
と
澪乃 澄佳
は、どの屋台にしようか決めかねていた。
私から話しかけようと、澄佳は、望春がどこに行きたいか聞いてみることに。
「あ、ええと……望春くんはどこ行きたいっ?」
「行きたいとこ……ええと、じゃあ、焼き鳥いいですか? 福岡生まれだから、焼き鳥が好きなんですよ~」
「ん、焼き鳥屋さん? ふへえ、福岡生まれだったんだねえ。焼き鳥が美味しいだなんて行ってみたいわあ」
「あ、あそこに丁度良い具合に焼き物屋台がありますよ。焼き鳥もありますね。買っていきましょう」
2人がいるところから目と鼻の先にある『おにざき』の屋台では、あやめが売れた分の補充をすべく、焼き鳥を焼いている。
「焼き鳥ください。とりあえず皮と砂ずり……じゃなかった、砂肝ください! 先輩、欲しいのありますか? 奢りますよ」
「ふへ、奢るだなんて……」
悪いなあと思うが、誘ってもらったので、ちょっとだけ甘えちゃおうかなあ? とお言葉に甘えることに。
「あたしは、もも串くださいなっ!」
「ありがとうございます。砂肝にもも串ですね?」
焼き鳥は好評だが、望春が頼んだ砂肝はあまり売れなかったので大慌てで串に刺し、焼き始めた。
焼き鳥が焼ける間、焼きとうもろこしも焼き、しばらくすると、砂肝が焼けた。
「お待たせしました!」
焼きたての焼き鳥に「美味しそう……」と思わず2人同時に呟く。
そんな2人が焼き立てアツアツの焼き鳥をさっそく食べようとたところ、意気揚々と
シダ 美穂戸
と
毒島 林檎
がやってきた。
「シダ、来たぞ。食材、全部くれ。焼く火、強めろ。手うごかせ」
「……屋台のメニュー……全種類」
「は、はいっ!」
突然の全種類注文「やった!」と喜ぶが、これが後で大変な目に遭うということになろうとは……。
「そんなじゃ、間に合わんぞ」
「……俺は……飯に関しては……妥協しない!」
フフフ、と不敵に笑う林檎に恐怖を覚えるあやめだったが、忙しさで怯える暇などなかった。
「……俺が怖いか……? ……早く食わせろー!」
「女子高生の、胃袋に、負けるな。気合いいれろー」
腹ぺこベトナム娘と銀髪の食欲魔人の食欲オーラはすさまじく、支払いを買って出た
八十八旗 信彦
を震撼させた。
早く出さないと怖い目に遭わされそうと焦るが、生焼け状態のものを出すわけにはいかない。
「お待たせしました!」
あやめが注文されたものを手渡すと、シダと林檎は満面の笑みを浮かべた。
「カムオン」
「……やっとで来たか」
待ちかねたものを、ものすごい勢いで食い尽くす女子高生娘2人に周囲は唖然。
「お祭り、これからだ。ンゴーン」
『焼きとうもろこし、美味しいよー! 次は焼きそばだよー!』
「焼きそば、ンゴーン。焼き鳥、ンゴーン。シダ、幸せ」
おにざきの屋台は、食欲旺盛な彼女達により目標売上げ300個をあっという間に達成した。
食材が底を尽きたので、客に「すみません、売り切れました」と頭を下げながら屋台仕舞いをするあやめだった。
(やりました! 目標達成です! デート代は確保できましたが、借金返済には程遠いです……)
そう思うと、何だかとても複雑な気持ちになった。
<< もどる
1
…
7
8
9
10
11
…
26
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【七夕】寝子島の縁日
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
カターレ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
50人
参加キャラクター数
50人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月12日
参加申し込みの期限
2014年01月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!