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【七夕】寝子島の縁日
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●美味しく、楽しく
「どうかな? うちの炉端焼きの味は?」
「うん、すっごく美味しい! このちくわ、もうひとつちょうだい。家に持って帰って食べるから」
「この正直娘め」
焼き立てのちくわをその場で齧り、美味しいと言う女の子に「嬉しいこと言ってくれるねえ」と満足な
新井 いたご
。
「まいどありい!」
ちくわちゃんに扮して盛り上げる
桃川 圭花
を休憩させようと思ったところに、困っているような表情の
八十八旗 信彦
達がやって来た。
「いたごだ、シンチャオ。ちくわ、今日も、動きいい。ちくわアイスくれるか」
ここに来る前、ちくわアイスを食べている親子とすれ違ったので、アイスがあることを知った
シダ 美穂戸
は食べたくなったようだ。
「あいよ。お試し商品だから、お代はけっこうだよ」
タダなんだ、とホッとする信彦。
ちくわちゃんからアイスを受け取ると、シダはさっそく一口。
「ンゴーン。うまいな、うまい。もうひとつ」
「ごめんなさーい、アイスはおひとり様ひとつだけ、って決まってるの」
「わかった。じゃあ、一番、高いの、山ほどくれ。フタバスズキリュウか。大深度有人潜水調査船、ないか?」
世界で2番目に深く潜れる潜水調査船の名前を出すが、そのようなもの、魚新どころか、寝子島に置いてあるわけがない。
「それは置いてないなあ。魚の炉端焼き、カニ足、ちくわだったらあるけど。ちくわアイスもうひとつあげるから、それで勘弁して」
「ないのか。じゃあ、はしから、全部、もってこい。お金、心配ない」
「大丈夫かい?」
「ホンサオダウ。お金、バラのひと、出す」
シダの視線の先には、財布の中身を確認し、大丈夫か? と青褪めている信彦が。
(小切手、使えるかな?)
そんな信彦をよそに、シダと
毒島 林檎
は注文し、焼き上がりをまだかまだかと待っている。
「……早くしろ」
「いたご、火強めろ、手うごかせ」
鬼気迫るはらぺこ娘2人の視線に恐怖をおぼえたが、営業スマイルで炉端焼きとちくわを焼くいたご。
(お兄さん、ごめん! 支払いは必ず!)
いたごに同情せざるを得ない信彦は、無意識のうちに
上穗木 千鶴
の手を強く握っていた。
「信彦くん、どうしたの?」
「い、いや、何でもないよ! ちーちゃん、俺達も何か食べよう! 何がいい?」
焼き上がると同時に、シダと林檎は、次々と買ったものを食べていく。
「……なかなか美味いな」
「全部、おいしいな」
食欲旺盛なシダ、屋台潰し『銀髪の食欲魔人』な林檎は、魚新屋台のすべての食べ物を食べる気マンマンだ。
その様子は、すさまじい食慾が語っている。
支払いは俺に任せてくれ! と大見栄を張った信彦だったが、支払いできないかも……と心配になってきた。
(チャラ彦くんの後をついてきて正解だったようっス。お金はATMで用意したから、いつでも渡せるっスよ)
金魚すくいの様子を見て、目が離せない状況に陥った信彦を心配した
霧桐 舞衣
は、いつでも手助けできるよう、魚新屋台の近くで待機。
「私もあのちくわ、食べてみたいっス……」
あらかた食べ終えたシダは満足したかと思いきや、まだ食べる気でいる。
「はらごなし、ここから。まだまだ、食べなきゃだ、シダ。いたご、ギターひけ」
「ギターのリクエストとは嬉しいね。ノリの良い曲、弾いちゃうよ」
焼き物を中断し、ギターを手にすると、ちくわちゃんソングを歌い始めた。
それに合わせ、ベトナム格闘技「ボビナム」の要領で踊るシダのダンスは、周囲にいた客を魅了した。
弾き語りとダンスが終わると、盛大な拍手が。
「これが、運命だ、運命」
「運命?」
シダは運命と「うめえ」をかけたのだが、いたごが気づいていないので「きづけ」と蹴りを。
「痛いなあ。いきなり蹴ることないじゃないか」
「ちくわ、金魚やる、金魚。とったら、その場で、揚げてくれる思って。とったのに、食べるな、言われた。不思議」
駄目と言われたのが未だに納得できない様子。
綾辻 綾花
と
天満 七星
が店番を引き受けてくれたので、魚戸夫妻は、短い時間だが屋台を楽しむことができた。
「あの屋台、うちの店、手伝ってくれた子の店じゃないかい?」
「ああ、そういやあそうだな。あの着ぐるみ、見覚えがある」
屋台前で宣伝に勤しむちくわちゃんを見て、
店の宣伝をしたちくわくん
を思い出す。
「楽しいねえ、父ちゃん。あの子達に感謝しないと駄目だよ」
「まったくだ。今まで、店のことで忙しいかったからな。たまには、こういうのも悪くねえ」
おふたりもお祭りを楽しんでください、という2人の言葉に甘え、少しだけ屋台を任せることに。
かき揚げはケンゾウがたくさん作ったので、それを容器に詰め、つゆをかけて手渡すだけなので2人に任せても大丈夫だ。
休憩しようと、いたごは一旦店じまい。
炉端焼きを焼いていたので汗をかいたので着替えたい。暑い中、頑張った
桃川 圭花
に休んでもらうためだ。
汗をかいているだろうから、脱水症状で倒れては大変だ。
「桃川さん、お疲れ。おかげさまで売り上げも順調だよ。皆に笑顔で喜んでもらえて、すごく嬉しいよ。ほら、ごらんよ。他の屋台にいる人も、皆、笑顔だよ」
「そうね。お祭りは楽しいものだし。あー、あっつーい! シャワーを浴びて、さっぱりしたいわね」
着ぐるみを脱いだ圭花は、汗だくなうえ、眼鏡が曇っていた。
「ほい、お疲れー。これ食べながら、店の奥で少し休んでもらおうかな? 店のもので食べたいものがあったら。焼いてもっていくよ」
「暑いから、冷たいものが良いわ。ちくわアイス以外のものを」
「嫁さんと子供らにりんご飴を買ってくるついでに、冷たいものを買ってくるよ。かき氷でいいかな?」
「じゃあ、それで。シャワーを浴びて汗流したいんだけど」
「いいよ、さっぱりしておいで。じゃあ、行ってくるよ」
風呂の場所を教え、買い出しに行くいたごは「こりゃ、バイト代はずんどかなきゃなー」と思った。
シャワーで汗を流し、持ってきた浴衣に着替えて店先で一休みする圭花は、他の屋台の様子を見ていた。
(いたごさんが言うように、皆、笑顔で楽しそう。私も楽しみたいけど、お手伝いがあるから我慢ね)
しばらく様子を見ていたが、疲れがどっと出たのか、ウトウトしてきた。
「ただいまー。おや、寝ちゃったかな?」
着ぐるみ姿でたくさん動いたので、疲れて眠ってしまったようだ。
「お疲れ様、桃川さん。どうもありがとう。しばらく休んでいてね」
起こしては悪いと、圭花を寝かすことに。
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担当ゲームマスター
カターレ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
50人
参加キャラクター数
50人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月12日
参加申し込みの期限
2014年01月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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