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●本当に欲しいものは
「まず、定番の射的だよな!」
そう言って、
霧生 深雪
は
霧生 渚砂
を引っ張って射的屋台に連れて行った。
「射的か……やってみるか。やったことないけど」
ろっこんで狙うことは慣れているので、うまくいくかもと思った渚砂は、何を狙うか景品定めを。
深雪が猫のぬいぐるみを眺めているので、あれが欲しいのか? と訪ねる。
「……か、可愛いし……」
「深雪は可愛いな」
「笑うなよ! 取ってくれるっていうなら任せる」
マジ頑張れ! と応援する深雪に任せると言われたからには、何が何でも取る!
そう意気込み、構えと装填は射撃のベテランのようでかっこいいが、肝心の腕前はというと……。
射的屋台の店主にコルク弾が当たったり、趣旨のわからないキーホルダーに当たったり。
「うぅ、ごめん深雪……! 猫、取れなかった……」
「自分で取る。こんくらい取れねぇとかマジだせぇ」
結局、深雪が自分で猫のぬいぐるみを取ったのだった。
「お兄さん、情けなくなった……」
「落ち込むな。取ってくれようとした気持ちだけで十分だ」
自力で取った猫のぬいぐるみは、渚砂の思いも詰まった景品でもある。
(……帰ったら、こっそり部屋に飾っとこ)
景品に可愛い猫の置物を見つけた
白柳 さえ
は、射的をやってみようかどうかと思うが躊躇う。
「さえちゃん、射的したいの?」
「あの猫が欲しいんだけど、取れるかどうか自信が無くて……」
尻込みしているのことがわかった
千鳥 雅人
は「挑戦してみるだけでもいいんじゃない?」と薦める。
「何事も挑戦だよ、さえちゃん」
「そうだよね、何事もチャレンジだよね!」
雅人に後押しされ、頑張って射的をすることに。意気込んで始めたのは良いが、思うように狙い撃ちできず。
(さえちゃん、射的にチャレンジしたのは良いけど、なんだか苦戦してるみたい……)
力になってあげたい。その思いが、さえを手伝ってあげたいと駆り立てる。
雅人は猫の置物を狙いを定めるさえの後ろから、そっと銃に手を添える。
「脇を締め過ぎちゃうとダメなんだよー。もうちょっとリラックスして……」
「こ、こう……?」
「そうそう。しっかり狙いを定めて。今だよ!」
しっかり定まったところで、さえに引き金を引かせた。
そのまま勢い良く引いたら、猫の置物の下部分にコルク弾が当たり、コトンと倒れた。
「あ、当たったぁ!」
「やったね、さえちゃん! 当たったよ!」
手を取り合い、飛び上がって大喜びの2人。
「雅人くんのおかげだよ! ありがとう! この猫、絶対、大事にするね!」
射的の景品は、忘れられない思い出の品に。
(雅人くんが取ってくれたようなものだからね。私、今日のことは忘れないよ……)
さえにとって、射的の出来事は大事な出来事になったようだ。
難波 辰
は、射的をする前、
四野辺 蘭月
に「何でも欲しい物をとったるで!」と大口を叩く。
「欲しい物撃ち落としたら、ご褒美にキスしてくれ」
「な……!?」
大勢の前でいきなりそう言われたので、すごく恥ずかしくなった。
「ア、アホか! 人前でそんなこと言うなや! そんなもの、景品感覚であげるもんとちゃうやろ!」
顔を真っ赤にし、蘭月が怒るのは無理もない。
「冗談やて、冗談。しっかり応援頼むで。蘭月、お前がいれば俺は無敵や!」
蘭月の頭を撫で、キスはせんでええと笑って取り消す。
(ほんまはしてほしいけど、恥ずかしいんやったら、無理にさせるんは悪いわ。やめとこ)
銃にコルク弾を詰め、狙いを定め、蘭月が欲しいと言った三日月型ベッドで眠る羊のぬいぐるみを狙う。
コルク弾は中央にヒットし、勢い良くぬいぐるみを倒した。
「よっしゃ! どや、俺の実力! ちゃんと見たか?」
「すごーい! さすが難波くん! おおきに」
ゲットした景品を蘭月に手渡し「更に、俺に惚れたやろ?」とからかうので「アホ!」と怒鳴る。
(キスやけど……あたしが欲しいもんをはずしても、お祭りの最後にしたげるよ。するの初めてやけど……難波くんとやったら……)
内に秘めたる本心は、デートの終わりに告げようと決めた蘭月だった。
花風 冴来
、
花風 もも
、
鳳翔 皐月
の3人は、射的の景品を見て、何を取ろうか迷っている。
「射的も私に任せな。こういうどうでもいいことに本気になるのは、金魚すくい同様、大得意だ!」
金魚すくいの時もだが、そう宣言する皐月が頼もしく思える冴来ともも。
欲しい景品が決まると、皐月に「あれが欲しい!」とおねだりする冴来。
「皐月様、私、あのぬいぐるみが欲しい! あれを取るのを手伝って!」
「僕は、あの猫さんのほうを頑張って取ってみようかな……」
本当はうさぎのぬいぐるみが欲しいももだったが、ひとつしかないので我慢する。
それもあるが、冴来が皐月に取ってほしがっているので、自力で猫のぬいぐるみを取ることに。
それに気づいたのか、冴来の表情が曇った。
(私、ちょっとはしゃぎ過ぎている……? 姉なんだから、私のしたいことよりも、もものしたいことを優先してあげないと……)
皐月にもっと甘えていたいという気持ちもあるが、ももだって、もっと甘えたいはず。
そう思うと、冴来の心が痛んだ。
「お安い御用よ。私に任せなさい! 私がちゃんと取ってあげる。ももにもね。さ、やりましょうか」
欲しいぬいぐるみが取れるまで、皐月は何度でも挑戦する。
そのおかげで、姉妹は欲しかったぬいぐるみをゲットすることができた。
「もも、ぬいぐるみ、交換しない? 私、そっちの猫が欲しくなっちゃった」
「え……? でも、それは姉様の……」
「いいの。うさぎのほう、欲しいんでしょう? はい、交換」
有無を言わさず、冴来は、ももの猫と、自分のうさぎと交換する。
「ありがとう、姉様……。皐月さんもありがとう……」
うさぎのぬいぐるみをぎゅっと抱きしめ、笑みを浮かべるももを見て交換して良かった、と安心する。
姉妹が本当に欲しかったものは、お互いの楽しそうな笑顔なのかもしれない。
「喉、乾かない? 帰る前に、何か飲んでいきましょう」
酒が飲みたくなったからね、とは言えないので、そう誤魔化す皐月だった。
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担当ゲームマスター
カターレ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
50人
参加キャラクター数
50人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月12日
参加申し込みの期限
2014年01月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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