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素直になれなくて
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『Tomorrow never knows』。
そのタイトルを、私はまだうまく飲み込めていない。
明日のことはわからない。
──確かに、そうだ。
目を閉じれば、私はいつでもあの日に戻れる。十三歳の、冬の日に。
その日、レッスンは予定より長引いた。私は何度も同じ振りを繰り返し、鏡の中の自分を追い詰めるように踊っていた。
気がつけば、スタジオの灯りは半分落とされていて、残っていたのは私とコーチだけだった。
ロッカーを閉める音が、やけに大きく響いた。急いで着替えを終えて更衣室を出た私を、彼は待っていてくれた。
「送るよ」
その言葉に、それ以上の意味があることを、私はたぶん、最初からわかっていた。
でも迷わなかった。彼に恋をしていたから。
助手席に座ると、ドアの閉まる音が外の世界を切り離した。暖房の効いた車内に、さっきまでの汗の匂いと、彼のオーデコロンの香が混ざった。どこかで聞いたJ-Popの、ありきたりな歌詞すら祝福に聞こえた。
私は、同年代の子たちよりずっと成長した。体格や身長だけじゃない。興味の対象もどこか噛み合わなかった。彼女たちの話は、私には幼く聞こえていたから。それにダンス、私はすでに周囲を凌駕していて、同年代でついてこれる子はひとりもいなかった。
「休んでいかないか」
何気なくコーチが告げた。私はうなずいた。あの夜、いよいよ大人になるのだと思った。
なったつもりでいた。
月が綺麗だった。その光を浴びながら、私は自分の明日を信じていた。彼の腕のなかで、疑いもせずに。
私の明日は彼とともにあるのだと、無邪気に思っていた。
けれど十四歳の誕生日、楓を授かったと知ったとき、その想いは、すぐには意味をなさなくなった。
遅れて理解した。すべてが変わってしまったのだと。
彼は私から離れ、私は夢を失った。
あの冬の日、ダンスを捨てて、愛する楓とともに生きていくことを決めた私が、まさか楓とともにダンスの世界に舞い戻るなんてね。
『Tomorrow never knows』。
梓 智依子
と
楓
が出演する舞台の正式タイトルだ。告知はすでに各媒体に流れ、ポスターも駅や商業施設の壁面に貼られはじめている。
ガラス張りのスタジオの前を通り過ぎる人々が、足を止める。そこに写っているのは、スポットライトを浴びる智依子の姿だ。
伸びやかな腕のラインと、静かに意思を宿した灰色の瞳。
その隣では楓が、智依子と同じポーズで立っている。
──親子共演。
それだけで、十分に人目を引く題材だった。
記者会見には、想定よりも人が集まっている。
フラッシュが何度も焚かれ、名前を呼ばれる。智依子に質問が飛ぶことも一度や二度ではなかった。
「復帰のきっかけは?」
「シングルマザーとしてのご苦労は?」
「今回の作品に込めた思いを」
用意していた言葉を、智依子はひとつずつ選び取るように答えていく。感情を乗せすぎず、それでも嘘にはならない温度で。
隣に座る楓は、足をぶらつかせながらも、しっかりと前を向いていた。ときおり母の方を見上げ、その視線に気づいた智依子がほほえみを返す。
その一瞬を、カメラは逃さない。
ふいに、空気がわずかに濁った。
芸能リポーターらしき男がニヤニヤしながら手を上げ、立ったのである。
「楓さんの父親は誰ですか?」
智依子に替わってマイクを取ったのは、舞台の総合プロデューサーを務める
ユカ・オオツキ
だ。
「その質問、舞台に関係ありますか?」
にこやかながら有無を言わせぬ口調だった。リポーターの男は、二言三言言い訳めいた言葉を告げて着席した。
そのまま流れは戻り、やがて話題はユカへと移っていく。
智依子は、内心ため息をついた。
秘匿しているわけではない。いずれ公になる日こともわかっている。
ユカに声をかけられた日
から覚悟していたことだ。
ふしだらであるとか、親のエゴだとか、糾弾されることもあるかもしれない。あえて見ないようにしているが、SNSのどこかでは、好き勝手な言葉が並んでいるにちがいない。
それでもいい。私がどれだけ罵られてもかまわない。
でも、楓だけは守る。守ってみせる。
左隣に、わずかな気配の変化を感じた。智依子は、ほんの一瞬だけ視線を向ける。
智依子の左に座っているのは共演者の
Milly
こと
姜 美玲
(カン・ミリョン)だ。
フラッシュライトの点滅が苦手、と言ってMillyはサングラスをかけており、口元には笑みがあるだけに涼しい顔をしているように見えるが、それでも智依子にはMillyの感情が読み取れた。
Milly、怒ってる。それも、激しく。
さっきの不躾な質問に対して。自分のこと以上に。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2026年03月02日
参加申し込みの期限
2026年03月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年03月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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