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素直になれなくて
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智依子は包み隠すことなく、Millyにこれまでのことを話した。
世間的には空白の時期かもしれない。実際、Millyにはそう見えたことだろう。
「でも私には、充実した時間だったと思う。楓もそう思っていてくれたらいいけど」
「全部話してくれてありがとう。楓、そうミニChiCo、とてもいい子だよね」
「……ミニChiCo、か」
「うん。動き、ちょっと似てる。あと、空気の立ちかた」
「空気の、立ちかた?」
「そう。そこにいるだけで、なんか『視線が自然に集まる』感じ」
不思議な言い回しだったが、言いたいことはなんとなくわかる気がした。楓はまだ技術も経験も足りない。それでも引力のような何かがある。それは、智依子が長い時間をかけてようやく手に入れたものに、どこか似ていた。
「そっか」
小さくうなずく。
「私がこのプロジェクト来た理由、ちゃんと話してなかったよね」
「うん……聞いてもいいの?」
「いいよ。むしろ聞いてほしい」
ソファにもたれていた体を起こし、Millyはまっすぐに智依子を見た。
「きっかけは動画。去年の夏の海のやつと、公園で練習してるやつ」
ああ、と智依子は思い出す。楓とふたりで踊ったときの動画だ。海の動画は誰かが撮影したものだったし、公園の動画にしても、見せることより記録としての性格のほうが強かった。
「最初はさ、たまたま流れてきて。で、『これChiCoじゃない?』ってなって」
「……バレるんだ。顔、ほとんど映ってなかったのに」
「バレるよ。すぐわかった」
さらりと言い切られて、少し照れくさくなる。
「それで、探した。いろいろ……知り合い? ルート? えっと……」
言葉を探すように、Millyが宙を見る。
「connections使って」
「伝手(つて)?」
「あ、それそれ! ツテ!」
ぱっと表情が明るくなる。
「いろいろツテ使って、いまChiCoが何してるのか調べた」
『伝手』という言葉に、Millyの立場を改めて思い出す。彼女にとって、人を探すことはそれほど難しいことではないのだろう。
「そしたら、このプロジェクトの話を聞いて……」
そこで一拍、間が空いた。
「正直、迷わなかった。参加するって決めた」
「そんな簡単に?」
「簡単じゃなかったよ」
肩をすくめてMillyは首を振る。
「ユニットの活動あるし、一時離脱するの、結構めんどくさかった」
「……やっぱり」
「でも、それでも来たかった。ChiCoが戻ってくるなら、絶対に見たいと思ったし……できるなら、一緒にやりたかったから」
あっけらかんと笑う。
「だから、半分ケンカみたいにして、無理やり時間もらった」
「ごめん」
思わず口をついて出た。
「え?」
「だって、そこまでしてもらって……私、何も知らなくて……」
自分がいなかった時間。断ち切ったつもりだった過去。そのあいだにも、たしかに人とのつながりは続いていて、そしていま、こうして目の前に戻ってきている。
Millyだけじゃない。きっと、他にもいる。
何も言わずに離れてしまった人たちが。
傷つけてしまった人たちが。
「……Milly……私、私っ……」
あとは声にならなかった。
智依子は背中に、Millyの腕が回されるのを感じた。
「いいんだよ、ChiCo……いままでの借りはさ」
Millyの声に笑みが混じる。
「全部、ダンスで返して。だって、そのほうがChiCoっぽいでしょ」
智依子の頬を涙が伝った。それは後悔でも、自己嫌悪でもなくて、感謝の気持ちだ。
「……うん」
小さく、でもはっきりとうなずく。
「全部、返す。きっと」
「それが、いいよ」
満足そうにMillyは告げて、またソファの背にもたれた。
「この舞台、私がいちばん楽しみにしてるのかも」
智依子は思わず笑った。
この舞台は、失われた時間を取り戻すためのものでも、過去を清算するためのものでもない。
いまここにいる自分たちが、もう一度、同じ場所で踊るためのものだ。
──Tomorrow never knows.
未来はわからない。
けれど、だからこそ、踊る意味がある。
智依子がそう思った瞬間、
「ごはん行こー!」
元気な声とともにドアが開き、慌てて智依子とMillyは居住まいを正すはめになった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2026年03月02日
参加申し込みの期限
2026年03月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年03月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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