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河童の七夕
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◎河童の七夕祭り
角を曲がると、ちょっとした広場のような場所に出た。
「ここが河童さんの世界かぁー、すごいすごい!」
羽衣がきょろきょろとあたりを見まわした。
広場には、十数匹ほどの河童がいた。
クワックワッ、というような独特な声が水を伝わってくる。
ほの暗い水の中、屋台……と言っても屋根はないが、出店の上に色とりどりの提灯のようなものがぶら下がって淡い光を放っている。
なかなか幻想的な光景だった。
「先ず屋台を見て回るのだ!」
真央が持参した水中用デジカメで写真を撮りまくる。
「屋台だー、甘いものあるかな?
この果物美味しそう、ひとつくださいな!」
羽衣はさっそく川の石を使って買い物してみる。
ちゃんと買えたのを見て、カケルとケンも後に続く。
「いただきまーす。水の中で食べるなんて新鮮な気分だよー」
羽衣の満足そうな様子に、ビニールで保護したスマフォを手に目を輝かせる美咲紀。
「私も! 新聞部だからこの祭りの事をレポートすれば、この屋台で食べた物は全て必要経費に(キラーン!)
後で部長の八神さんにかけあ……」
「却下だ」
後ろで聞いていた修に秒殺却下される。
「ううっ、部長ってば厳しい……」
「許可がもらえれば別だが、この祭りを公に記事にするのは難しいかもしれない」
「えっ、じゃ取材はなし?」
美咲紀のがっかりした様子に、
「いや。たとえ記事に出来なくても真実を知りたいと思うのは当然だよ」
修もまた、河童の世界で人間が知らない真実に触れたくて堪らなかったのだ。
「そうね……」
美咲紀は気を取り直したようだ。
「お祭りと言えば屋台系食べ物。
私の地元では、夏祭りで『キンキンに冷やした1本キュウリ』が大人気なのよ。
割り箸に刺した1本のキュウリを単に冷やしただけという、誰でも作れるメニュー。料理ですらない!」
「ほう、そんなものが売られているのか」
「しかしこれがンマいのですっ。
是非河童ちゃん達にも堪能していただきたい」
力説すると、美咲紀はキュウリの屋台に向かった。
「先ずは腹ごしらえだな」
刀も屋台へ向かう。
「食べ物の屋台を見て回ろう、魚や果物はどんなものがあるんだろう?」
「美味しそうな果物がいっぱいだね。
私も屋台で御馳走になろうかな……」
まほろがリンゴらしき果物に目を留め、首からかけた小さめのがまぐち財布に手を伸ばす。
「魚はちょっと心配なのだ、胃腸まで河童レベルになったと思えないのだ」
「屋台か……」
修の隣を、ミストが魚の屋台に向けて泳いでいく。
「欲しいのか、よし。いくらかな?」
財布から人間の硬貨を出す。
「10円デス。ドウゾ」
「安いな……」
ミストは美味しそうにかぶりついている。
「俺も椿お勧めのキュウリを食べてみるか」
美咲紀の後を追うと、寿美礼が拾った石でキュウリを買っている。
「うーん、半分カッパになって食べるキュウリはおいしいねー」
片手のキュウリをかじりながら、やってきた美咲紀にもう1本のキュウリを。
「1本おすそ分け、どうぞ」
と手渡した。
「ありがとう。皮は剥いてないのね……もぐもぐ。美味しい! これ、どうやって作っているの?」
スマフォを片手に撮影しながら、さっそく取材を始める美咲紀。
修も10円で買って食べてみた。
「なるほど、冷たくて美味いな」
美咲紀は自分の故郷での1本キュウリについて語るのも忘れない。
「川の流水でよく良く冷やしておけばいいのよ。皮は粗めに剥いてね。
そしてそれをあーんと齧り付く。ああん、美味しい~」
「ボンジュール、マドモアゼル。オ目ガ高イネ」
声をかけてきたのは金髪で青い目の河童だった。
光物をジャラジャラぶらさげている。
「君ノ キュウリヘノ 愛、素晴ラシイヨ。僕モキュウリニハ チョットウルサインダ」
「そ、そうなの……? あの、あなたは……」
「フランソワ、チョット手伝ッテクレ」
だが、金髪の河童は仲間に呼ばれて行ってしまった。
「マタ アトデネ」
ウィンク一つ残して。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月26日
参加申し込みの期限
2014年01月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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