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白が基調の壁に天井、リノリウム張りのつるっとした床。
SF映画の宇宙船、その内部にありがちな光景だ。でなければ病院の。
残念ながら(?)後者である。寝子島総合病院、外科やリハビリ治療科につづく長い廊下のその途中だった。
「先生って美人の知り合いがたくさんいますよねー」
川上 紗櫻都(かわかみ・しゃるろっと)
がそう締めくくって、くすくすと笑った。
「あらふたりしてなんの話?」
そこへちょうど
文梨 みちる
がやってきたのは、タイミングがいいのだか悪いのだか。
げっ!
とっさに
星山 真遠
の頭に浮かんだ言葉だ。
しかし、なにがどう『げっ!』なのか。考え直す。『プロムナード』のキャストたち、いずれ劣らぬ美女に囲まれハーレム漫画みたいになっている自分を、おしゃま娘がからかって、これをみちるに聞かれたことか。うん、それ以外なさそうだ。
でもでも。
知り合いがたくさんいる、といっても断じて、これは俺がモテているという話ではなくてだな。
店にとっての法律顧問、若先生としての仕事上の付き合いがあるというだけの話であってだな。
だから……あー、文梨がヤキモチを焼く必要はなくってだな!
っていうか文梨がヤキモチを焼く!? なんで!? WHY!? 俺たち交際しているわけでもないじゃないか。
単なる友人関係、なんなら『プロムナード』のキャストたちと同じく、仕事上の付き合いの延長線上での友達というだけだ。
……だけ。
だよな。
だったらなんで、退院の前日、文梨、
俺にキスした
んだ。
頭のなかでネズミ花火がパンパン音を立て回転しているような気分だ。
花火は回っている。ぐーるぐるだ。でも、肝心の脳のCPUはフリーズしている。
「みちる先生! お世話になってます!」
「川上さん、お久しぶり」
「前も言ったでしょ。私のことは名前呼びでいいです」
「あーごめんごめん、紗櫻都ちゃん、こちらこそお世話になってます」
と、みちると紗櫻都が会話しているあいだじゅう、真遠の硬直はつづいていた。みちるは苦笑いして。
「もしもーし」
真遠に呼びかけるのである。
「星山くーん、電池入ってるー?」
「失礼な俺はガソリン式だ」ようやく我に返りとっさに、真遠が口にした言葉はこれだった。
「なんだ、地球環境に優しくないわけね。星山くんらしい」
「余計なお世話だよ」
と憎まれ口を叩いてみると、なんとなく微妙な空気は流れた気がした。
とにかく、文梨のこと妙に意識するのはよそう。お互い大人だ、あのあとも何度か顔を合わせたけれど、これっぽっちも「あの日」の話は出なかったし出さなかった。
寝子島総合病院で文梨と会った、というシチュエーションのせいもあるな、うん。
そもそも先輩(※紗櫻都)がいけないんだぞ、変な話をするものだから。
などと責任転嫁もしてしまうのである。心のなかで。
エヘンと無意味に空咳して、「文梨が病院に来るのは珍しいな」と真遠は話を転換した。
「業務よ業務、弁護士の。交通事故の示談に関してね。クライアントと打ち合わせを終えてきたところ。これ以上は、守秘義務があって話せないけどね」
「ああ、そういうことか。俺のときも文梨にやってもらったよな」
「星山くんのときに比べたら小さい内容だったけどね」
「じゃあ今日は、これから東京に帰りか?」
「ノン、寝子島で一泊の予定」
「ああそういや文梨って、春から寝子島で週末を過ごすために星ヶ丘にマンション買ったんだっけか」
「そうよー」
「さすが金持ち。俺みたいな町の司法書士とは次元がちがう」
「そうよー」
「謙遜とかしないのな」
「まあ、星山くん相手だから」
「なんかひっかかるな、その言い方……」
紗櫻都は口を挟まず、にこにこして真遠とみちるのやりとりを見守っている。『わかってますよ』とでも言いたげだ。
「で、足の調子はどう?」
「松葉杖は必要なくなったけど、リハビリはまだつづいてる。どうやら今日限りで病院は卒業みたいだ。あとは医師の勧めで週二回ほどプールで泳ぐのをつづけるつもりだ、寝子島スポーツセンターのな。これ前言ったっけ?」
「ご卒業、おめでとうございます!」ようやくここで紗櫻都が口を開いた。「星山先生がいなくなるの、すこし寂しいですけど、本当に嬉しいです」目が輝いている。
ええ子や──使い慣れぬ関西弁で、ホロリとしてしまう真遠である。自分だってつらい状況なのに、他人の俺のことを、心から祝福してくれるなんて。
「おかげで以前より体の動きが良くなった気がするし、あと、筋肉がついてきたような気もするな」
「ような気がする、ばっかりね」ふふん、とみちるが笑む。
「失敬な。『個人の感想です』とでも言ってくれ」心得たもので、真遠もわかりやすくしかめっ面をつくってみせた。
「私もプール、やってみようかなって思ってます」
「主治医と相談する必要があるだろうけど、基本的にはいいと思うよ」
「賛成。プールのリハビリは、足腰への負担が少なくていいって聞いたことある。よくなるといいね」
「では、私は今からリハビリです。それでは星山先生、文梨先生、失礼します」
ぺこりと頭を下げると、杖をつきながら紗櫻都は廊下の向こうへと去って行った。
トン、トン、という音が遠ざかっていく。
医療用のロフストランドクラッチ──アルミ製の軽量な杖が立てる音、ただしくは尖端のゴムキャップが床を打つ音だ。杖は、手首を通すカフが特徴的で、黒いゴム製のグリップとシルバーのシャフトが、紗櫻都の華やかな外見とは対照的に、味気なくも実用的な印象を与える。
紗櫻都を見送ってから、みちるは床に視線を落とした。
「……無責任なこと、言っちゃったかも」
「何が?」
「よくなるといいね、だなんて……彼女、もう……」
それ以上よせ、と言うかわりに、真遠は黙って首を振った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年08月13日
参加申し込みの期限
2025年08月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年08月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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