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一生杖なしでは歩けない。
紗櫻都が受け取った診断だという。
まだ十代の少女にとって、それはどれほど残酷な宣告だったことだろう。真遠には想像すらできない。
「星山くん知ってる? あの子の夢」
「ああ、美容師だって。同じく美容師の、お母さんに憧れているからって」
自分には何もできない。それでも、忸怩たるものがあった。
美容師は立ち仕事、しかも動き回る必要がある。あの体では絶望的だろう。
和解金として高額の金を得ても、彼女の未来は失われたままだ。
「あの子、さ」
真遠は言った。
「うん?」
「すっごく綺麗な子が親友にいるんだ。見たことがある。もちろんあの子も可愛いけど、親友って子がなんというか、ちょっとサイボーグ味があるくらいのクールビューティなんだよな。それもそのはず、ティーン雑誌の読モなんだって……紗櫻都は、その親友のヘアスタイリストになりたいって前に言ってた」
「だったら私たちは」
しばらくの沈黙を挟んで、みちるは言った。
「応援してこう。紗櫻都ちゃんのことを」
「そうだな。諦めろとか言うよか、ずっといい」
──先輩、やるというなら俺は止めるつもりはない。気のすむまでやるがいいさ。
明日のことなんて、誰にもわからないのだから。
重くなりかけた空気を振り払うように、真遠はきびすを返した。
「さて、そろそろ帰るよ」
「……じゃあ、私も」
みちるがほんの一拍遅れて言う。
「私も、仕事終わったとこだから」
「めずらしいな、文梨が昼前にオフだなんて」
からかうつもりで真遠は口にしたのに、返ってきた声はどこかやわらかい。
「寝子島では、スローペースでやってるから」
みちるはそう言って、歩調をわざと合わせるように真遠のすぐ横に並んだ。
肩がふれるほどの距離だ。偶然か、意図的か。
それを確かめる勇気は、まだ真遠にはなかった。
ならんで病院を出た。
雨はようやく上がったところのようだ。舗道には水たまりが点々と残り、表面には病棟が映りこんでいる。
湿ったアスファルトからは独特の匂いが立ちのぼり、海風が混じって潮っぽさを運んできた。空は薄曇りながら、雲の切れ間からは光が差し、濡れた街並みに鈍い輝きを与えている。
昼を過ぎたせいか、往来は意外に静かだった。雨上がりの街を、ふたりだけが歩いているような錯覚すらあった。
歩きながら、真遠はふと思い出した。
「そういや、この前すごい夢を見たんだよ」
「夢?」みちるが横目で見やる。
「『ねこねこプリズン』っていう刑務所に収監されてさ、猫の看守に猫じゃらしでしばかれるんだ」
「……は?」
みちるの顔に、あきれと笑いが同居した。
「罪状は?」
「『山寺の和尚さん』を歌ったからだとさ」
「なんでよ?」
「猫を蹴る歌だからだろ」
「ちょっとちょっと、星山くんむしろ、脳みそにリハビリが必要なんじゃないのー」
みちるが肩を震わせ、真遠もつられて笑った。重たい話題のあとの、ほどよいガス抜きになったと思う。
笑いの余韻が残るなか、不意にみちるが髪を耳にかける。その横顔は、さっきまでの冗談めかした表情とちがい、どこかしっとりしていて──真遠は一瞬、言葉を失った。
視線を外そうとしたのに、目が追ってしまう。気づけば胸の奥で心臓がひときわ強く鳴っていた。
みちるはその気配を察したのかどうか、ふとこちらに視線を戻し、目が合った。
短い沈黙。
そして、みちるは軽く笑ったのである。
「ところで星山くん、昼食、まだでしょ?」
「ああ」
「食べて帰らない? おごるよ、病院リハビリ終了祝いってことで」
「いいのか」
「『さすが金持ち』だからねー」
「またそんなことを言うー。でも、せっかくなんでゴチになります」
「素直でよろしい。じゃ、シーサイドタウンまで行く?」
このときみちるの指先が、一瞬だけ、真遠の肘に触れた。
偶然かもしれない。
けれど、偶然ではないのかもしれない。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年08月13日
参加申し込みの期限
2025年08月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年08月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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