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妙に張り切る恋人の姿を見れば、誰だって微笑ましく思うはず。
その理由が、自分たちの暮らす地域を他人に紹介するためだと聞けば、頬を緩めるのも仕方がないことだ。
どこか思い入れのある場所があるのかと興味を持つのは、大人びて見える
朝鳥 さゆる
だって例外ではない。
(イベントの一環かもしれないけれど……紹介したいくらいだものね)
自己中心的なところの多い
姫木 じゅん
が腰を上げ、わざわざ自分の足で巡りたいとリスト作りを始めれば、思い出を辿る中で大事な話でもされるのでは、なんて少しばかり浮き足立つものがさゆるの胸の内に宿る。
例えば自分たちが出逢った……治安の悪い場所は、ともかく。スリルだなんだと羽目を外した場所……でも、ないと信じたい。緊張感が背を伝いながら、さゆるは咳払いで良からぬ不安を押しやった。
(……場の空気は読む方だから、万が一はないと思ってるけど)
もし公言する素振りを見せたって、揶揄うつもりなのだと心づもりをしていれば平静でいられる。だから事前調査に行こうと誘われても、さゆるは普段と変わらずラフな服装でじゅんの隣を歩いていた。
羽目を外しすぎるなら小言のひとつでも零し、まっとうな歓迎会に向けて寝子島の良い場所を探す。そう心の片隅で決めていたのが馬鹿らしくなるほど、連れられる先は普通の場所だった。
正確には――『じゅんにとっては』普通の、とても濃厚な寝子島観光の幕開け。
「これは、さゆるも知ってるよね? 漫画原作、アニメ化が地上波と映画で、今度は実写ドラマも予定の!」
伝説級の青春ストーリーで、舞台のキーとなる海の見える踏切。その名シーンを思い出すよう拳を握るじゅんを前に、さゆるも見せて貰ったことはあっただろうかと記憶を辿る。
そこまで名作であれば、何かの折にじゅんと視聴していてもおかしくはない。が、正直なところ明確に地名が出ていなければ寝子島かどうかなんて判別は付かないし、じゅんの言う名作だって片手の数で収まらないので覚えようがないのも事実。
「うんうん、気持ちはわかる。海沿いの町ならどこも似たようなもの……そう思いたくなる人もいるよね」
さゆるの言葉を待たず、じゅんは矢継ぎ早に舞台設定を語り始めた。知識は作中だけに留まらず、作者の些細なコメントまでもが熱心に分析されていて、相槌もままならない。
「でね、寝子島の雰囲気は結構漫画やアニメの舞台になってたりするわけ! この作品だけじゃないのよ」
「そう……」
確か、この春からアニメになったという作品も、舞台が旧市街の和カフェだったはず。今日はそういった所を中心に巡っていくのだろうと思うと、さゆるの中では安堵より先に寂しさがじわりと広がった。
「ここからなら、星ヶ丘マリーナとか……その先の坂道も外せないよね。寝子島イリュージョンランドは――」
写真を撮ってはメモを取るじゅんが楽しそうであればあるほど、どこか置いてけぼりを食らったような気がしてしまうのは、どうしてなのだろう。
結局、さゆるは小さな違和感をそのままにして週末を迎えた。
着々とじゅんが紹介用の原稿を作っている間も手伝えることはなく、漫画などの舞台『聖地』を広く伝えることで雰囲気が壊れないかとかファンが迷惑かけないか、なんて相談にももちろん乗れず。
(あたしは、それくらい好きになれるものってあるのかな)
一時と比べれば、そういうのも素直に口に出せるようになってきたと思う。
それでも、小さな舞台でハキハキ答えるじゅんを見ていると、足りないというか……届かない感じがして、自分の意見に自信が持てない。
そうこうしているうちに、じゅんの出番が終わった。
話している間にも受けていたけど、大きな拍手で見送られるじゅんは、舞台を降りると同じく漫画などが好きな人に声を掛けられたのか、話が盛り上がっている。戻ってくるのには少しかかるかなと息を吐くのも、別にこれが初めてではないはずなのに、もやもやと考え込んでしまう理由が、さゆるにはわからなかった。
趣味の話はもとより、10歳近く離れていれば違って当たり前なことも多い。その度に寂しがっていては、追いつけもしない隙間で一生もがくことになる。
「おかーさんっ!」
突然、膝辺りへ何かぶつかった。目を瞬かせて見た先には、「しまった」という顔をした幼子がいる。すぐに迷子だろうかと周囲を伺うと、少し遠くの人垣の向こうで「すみません!」と謝るの声が聞こえたので、おそらく向こうからは見えているのだろう。
「ち、ちがうからね! まちがえたんじゃなくて、えと……おすすめをききにきたのっ!」
どう見ても誤魔化しているようにしか思えないが、この年頃なりの強がりかもしれない。ここで変な切り返しをして機嫌を損ねては、また親から逸れる事態になるだろうと、さゆるはお勧めの場所を考えた。
お勧めが無いわけでもないが、幼子に勧めるとなると勝手が違う。九夜山の展望台辺りにしておこうかと悩んでいると、ずいっとスタンプラリーのシートに付属する地図を見せられ、さゆるの答えが決まった。
「あたしは、ここ。
寝子島イリュージョンランドから見る星空
が、とても綺麗なの」
今は廃墟となった遊園地だけど、スタンプラリーに使われているということは、一部だけでも安全が確認されたのだろう。
行くなら日中になるだろうし小さな子に向かないのもわかっている。それでも漠然と感じていた寂しさの理由にも気付いてしまって、さゆるはつい語っていた。
ようやく人垣を抜けた保護者が、一目散に我が子を抱きしめる。そのままさゆるにも謝罪と感謝を繰り返すので、軽く会釈をして立ち去ろうと会場の端を目指した。
幼子が聞いてとばかりに声を上げて、イリュージョンランドの話を楽しそうに伝えている様子が、むず痒くも嬉しい。
(あたしにも、あるのね……自信を持って言えること)
「いたいた! さゆるってば、どこに居たの? 途中までは、あたしの話を聞いてたと思ったのに」
新しい聖地候補が聞けたと喜ぶじゅんの手を満見れば、これからスタンプラリーに赴くことは想像できる。
でも、もう自分にできないと思って一歩引く必要はない。――ちゃんと彼女の隣で、歩めるのだから。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年12月09日
参加申し込みの期限
2025年12月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年12月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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