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生まれ育った場所を離れ、遠く他の土地へと移り住むのは、どれほど気苦労が多いだろう。
そこまで大きな経験ではないにせよ、
綾辻 綾花
も同じ町内で引っ越した経験がある。そのときの綾花も、気軽に寄れる徒歩圏内のお店事情や、猫たちと触れ合える公園などを調べ直したものだ。
(慣れない人なら、色々見て回る余裕もないですよね……)
今すぐは無理でも、寝子島を新しい故郷と思えるくらい、のんびり過ごしてほしい。そう思った綾花は、自分の憩いの場所をお裾分けしようと、旧市街の古書店へ足を向けていた。
「この店を? ……へえ、そう来るッスか」
意外そうに目を丸くした
馳 つるぎ
は、どんな思惑があってのことかと口端を上げる。
代替わりを機に店名を『OLDLYNX』へと変えても、古書店は古書店。イベントで紹介するなら、もっと華やかな観光名所を選ぶ人が多いだろうと思っていたからだ。
「どうせなら、私にしか教えられない場所というか……私らしい場所をと思って」
そう言いながら、綾花は店内の平積みに目をやる。季節のおすすめを軽く眺めたあと、目線の高さの棚へと視線を巡らせるその様子は、まるで掘り出し物を探す猫のようだった。
そんな彼女の動きに、つるぎは思わず顔を綻ばせる。確かに、転入してきたばかりの人が本当に欲しいのは、観光ガイドに載るような名所よりも、日常の中で気軽に立ち寄れる場所かもしれない。
「いいッスねえ。綾辻ちゃんなら安心して任せられるし……あっ、もちろん猫絡みも期待してるッスよ!」
本が好きな人なら、ここは心安らぐ居場所になる。そうとはわかっていても、やはり寝子島で心安らぐと言えば外せない要素もあると、つるぎは期待した目を綾花に向けた。
「にゃんこたちと触れ合える公園も紹介しますけど、つるぎさんのことも軽く紹介していいですか?」
相談しやすい店長がいると添えたい。その申し出自体は嬉しいが、つるぎは唸りながら自身の姿を見返した。
綾花と出かけるときくらいは気を遣うようになったが、店番中は大抵ドテラで過ごしている。それも、糸のほつれどころか、花冷えの季節を過ぎたことさえ気にしないほど、見目にはとことん無頓着だ。
「……綾辻ちゃんが恥かかないように、ひとつだけいいッスか?」
目を輝かせる綾花に差し出された交換条件。旧友の一コマを聞いた
早川 珪
は、肩をすくめて笑っていた。
「で、つるぎちゃんの春夏用の仕事着を探すことに?」
「そうなんです! お店で動きやすくて、着替えの手間も少ないものがいいですよね……」
本日のデートプランは、2人のお勧めを巡るので本に関する場所が中心だ。
しかし店員のスタイルを参考にしようにも、書店に始まり古書店、ブックカフェや図書館……それぞれ雰囲気も異なりそうで、つるぎの好みに合うものを絞り込めるだろうか。
考え込む綾花にクスクス笑って、珪が手を差し出してくれる。
「じゃあ、一軒ずつ見て回ろうか」
差し出された手を見つめた綾花は、思わず顔を綻ばせた。行き慣れたはずの本を扱う店も、珪と一緒なら、どこか新鮮に感じられる気がして、見知らぬ寝子島を見つけられる予感がする。
そうしていくつか店を回り、地域猫の溜まり場近くを通れば立ち寄って珪を紹介して。なんとなくで気に入っていた場所も、人に紹介するんだと改まった気持ちでメモをとると、地元を誇らしく思う気持ちに背筋がしゃんと伸びる。
最後に町役場に寄って、お勧めの意見を投書しようと特設コーナーへ向かうと――2人には驚きのお勧めが掲示されていた。
和やかな空気に包まれた週末。
歓迎会の日を迎えた綾花は、珪と共にスタンプラリーのシートを持って寝子島映画村へ訪れた。
テーマパークの区画でも撮影用の区画に引けを取らない建造物が並び、スタッフも屋外でチャンバラをしていて楽しげなここは、衣装を着て当時の生活を体験できたり、歴史的資料が閲覧できたりする場所。
当然、それくらいは地元の綾花だって知っていたが、どうやらまだまだ知らなかったこともあったらしい。
「ここが……『蔵書館』?」
賑わいから離れた静かな一室に飾られた木札の下には、『脚本資料室』と添えられている。そっと扉を開ければ、和綴じの台本や原作小説が出迎えてくれるから、思わず綾花は珪と顔を見合わせた。
「まさか当時の……いや、閲覧用かな」
棚に近づく珪も緊張気味に、書名の墨文字をなぞる。紙の匂いと一緒に、過去の物語がふわりと立ち上がってくる感触に、彼の喉が鳴ったのが見えた。
「ゆっくり読むスペースもありますし、思っていたよりも豊富ですね」
借りられないのは残念だけど、取り扱いに困りそうだから、これはこれで良かったのかもしれない。これこそ穴場だと感嘆の息を吐く綾花に続いて、珪も神妙に息を吐いた。
「うん……これは、読むって決めた日に来よう。でないと、1日が終わってしまう」
没頭する珪も見たくはあるけれど、気を遣ってくれたことにくすぐったさを覚えて、綾花はスタンプ台を探そうと提案した。
誰かの寝子島のお勧めを知りたいし、珪のお勧めも知りたいし、自分のお勧めが届いているかも会場に様子を見に行きたい。
でも、このイベントを通して1番再発見したのは、大切な人と過ごす時間の温かさな気がする。
「珪さんとなら、何日だって来られそうです!」
日を重ねるごとに、仲良くなっているだろうか。
何が変わって、何は変わらず、どんな自分になって彼の隣にいるのか……考えるだけで鼓動が跳ねて、送る予定のポストカードの言葉が上手くまとまらない。
スタンプを集めるのが先か、言葉を考えるのが先かと忙しいデートをくぐり抜けたその結果。
――1年後の珪さんへ。
今日は珪さんと寝子島を巡って、改めてこの町が好きだと思いました。
このポストカードが届く頃も、珪さんと一緒にこの町を歩いていられますように。
翌年の新年度を迎える頃に届いたポストカードは、珪へ返信の手紙を綴らせた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年12月09日
参加申し込みの期限
2025年12月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年12月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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