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寝子島まるごと歓迎会!
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町を挙げた歓迎会が開かれると聞いて、
稲積 柚春
も思い入れのある場所を考えてみた。
例えば九夜山、それから旧市街のカフェ。星ヶ丘で立ち寄った店に、シーサイドタウンで乗った観覧車。そのどれもが
ウォルター・B
と訪れた場所ばかりだから、柚春はつい愛おしそうに右薬指のペアリングを撫でた。
(ворの写真を撮り歩いているはずなのに……やっぱり僕には、ワットが特別だな)
在学中の今は、彼と適切な距離が必要だと分かっている。それでも柚春は大人しく待ってなどいられなくて、昼休みの英語科教諭室を訪ねていた。
「ウォルター先生、ちょっといいですか?」
「ん? どうしたんだい、稲積」
他の先生が席を外しているのを確認すると、彼は穏やかな笑みをむけてくれる。勤務中だからか手にはペアリングがないし、呼び名だって他の生徒と同じく苗字呼びだけど――想いが一方通行でない優しさを感じた。
「あの、歓迎会で寝子島のお勧めを紹介するんですけど……先生のお勧めって、どこかなぁって」
引っ越しが多かったことを理由に、柚春は寝子島初心者を装う。本心は見透かされていたのか、彼は少し考える素振りを見せると、小さく笑って誤魔化されてやろうと目を細めた。
「お勧めかぁ。そうだねぇ……稲積は引っ越してきたばかりだし、僕が案内してあげようか?」
住み始めて1年は経っていたから、ちょっと苦しい理由にも思ったが、これでデートができると気を緩めた途端、ウォルターは意地悪く微笑み返した。
「さて、どんなプランがいいかなぁ。寝子島の歴史、神話……ああ、英語で解説するのもいいねぇ」
「えっ? 勉強なのっ!?」
そりゃあここは学校だし、当日だってデートに見えるわけにはいかないと分かってるけど。そんなつもりじゃないことくらい分かるだろうと、柚春は少し口先を尖らせた。
「行きたい場所があるなら、考えといてくれていいよぉ? もちろん、『プラン』もね」
まるで柚春の勇気を値踏みするように見つめるウォルターは、ここでデートと認めるつもりはないらしい。
ならば決戦は、この瞬間ではなく一緒に寝子島を歩くその日だと、柚春は約束を取り付けた。
休日を迎え、制服を脱いだ柚春の前に現れたのは、柚春色を身につけたウォルターだった。
どんなに彼が意地悪く勉強会をしようと言っていたって、ペアリングや贈ったピアスも身につけてくれているとなれば、どんなつもりで来てくれたかなんて聞かなくてもわかる。
躊躇いなくウォルターの隣を歩ける、それだけで柚春は楽しかった。観光するように店を冷やかして、食べ物はシェアしてみて。公園に立ち寄れば「写真はいいの?」なんて言われるから、「今はぬい活よりデート!」と冗談っぽく言い放って手を繋いで。
振り払われないかとドキドキしつつ、困らせていないかとハラハラもするこの時間は、彼にとってどんなものなのだろう。
きゅっと指先に力を込める柚春に、ウォルターは小さく笑って握り返してくれた。でも、どこか呆れ顔で肩も竦めている。
「今日は寝子島のお勧めを探しにきたはずだよねぇ?」
もう少し離れないといけないだろうか、と視線を落としかけた柚春の手が力強く引かれて、鼓動が跳ねた。歩道の端を歩くように促されただけだったのに、近づくのを許されたように思えるから不思議だ。
「それとも、柚春は僕でもお勧めする予定?」
クスクス笑って、照れるなぁなんて揶揄って。それくらい見つめっぱなしだと言われたら、柚春も今日を振り返り、どこを巡ったかと記憶を確認する。
「そんなにボーッとしてないよ! それに、ワットをお勧めなんて……」
素敵な人ですとは言いたくとも、今のところ独身な彼が誰かの目に留まってしまっては大変だ。
独り占めしたい気持ちをウォルターが気付いていないはずもないのに、意地悪く「へぇ」と聞き返してくる。
でも、手は離さなかった。その事実が素直に幸せだと思えて、それ以上を望まない自分に少しだけ大人になった気がした。
ゆっくりと歩けば、すぐに海へ出る。
潮騒がはっきりと聞こえ、開けた視界に輝く海と――何度かデートもした、エノコロ岬。
今日は寄るのかな、側を通るだけかなとそわそわしたけれど、柚春は行き先を尋ねなかった。どこに向かうのも彼と一緒なら楽しみだったし、もし意識して連れて行ってくれるならと微かな期待も込めていたから。
「地元の人から愛される観光名所も、たくさんあるよねぇ」
そう言って『デートではない』なんて釘を刺しているようでいて、ウォルターの足は岬に向かっていた。
灯台もあって、季節の花々も咲いて、猫恋の鐘なんてデートスポットもあるここは、別名を恋人たちの丘とも呼ばれ、季節を問わず仲睦まじい人が集う場所。
「……ここが、ワットのお勧め?」
「うん? まぁ見晴らしもいいし、お勧めってのも間違いではないけど」
少しだけ困ったように笑って、ウォルターは懐かしそうに目を細める。彼も丘の謂われはちゃんと知っているだろうし、一緒に鐘を鳴らしたこともある。けれど、そんな思い出を彼が公言するとは思えなくて、柚春は理由を探るように見つめていた。
「柚春への、お勧めかなぁ」
なんで、と瞬く姿には笑うだけで、彼は何も答えようとしない。
せがむように腕を引いても、お願いと言ったって聞いてくれなくて、柚春は少しだけむくれて見せた。
「せっかく恋人たちの丘へ来たのに……!」
意地悪をする場所じゃないよと言い含めたところで、ウォルターはケラケラ笑うだけ。
いつかは『そう』なったときに来られたらいいねと胸に秘め、『今の』柚春に勧めるのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年12月09日
参加申し込みの期限
2025年12月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年12月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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