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自然と文化が調和した松本を地元に持つ
中倉 琉歌
は、寝子島高等学校への推薦入学を機に引っ越してきた。
親元を離れて寮暮らしになる緊張とか、国内とはいえ県外に出るんだという高揚。色んな気持ちが合わさって電車を乗り継いだときの気持ちは、季節が巡っても鮮やかに思い浮かぶ。
初めて駅に降り立って海の香りを感じたときは、海なし県と名高い長野とは違う場所にいるんだと実感し、少なくとも3年間は海の近くで過ごすんだと、長いのか短いのかわからない未来に胸が躍った。
懐かしい気持ちに浸りながら、琉歌は部活仲間や同級生がお勧めする旧市街の通りを歩いていた。
最初は見慣れない景色に戸惑ったけど、部活と勉強の合間に友達と遊ぶことも増え、段々馴染みの光景になってきている。
(……さすがに、すべてを知っているなんて言えないけどね)
閉めている日のほうが多い店に、験担ぎに良い路傍祠。細い路地の奥にあったり、普段は通り過ぎてしまったりするところに、意外とお勧めは潜んでいた。
ひとつひとつ見て回り、感想を自分の言葉で伝えられるように書き留めてみる。でも、これを伝えたいのは歓迎会に集まった誰かではなく、やっぱり『あの人』だ。
(先輩は……気に入ってる場所とか、あるのかな)
こうしてお勧めの場所を巡っているのも、まだまだ自分が寝子島について知らないから。だけど、少なからず特定の人への土産話になればいいなと、期待したことは否定できない。
もちろん本人がいれば楽しかっただろう。寝子島育ちの目にはどう映るか聞いてみたいし、同じものを見てみたいと思っている、が――。
(誘っても、無理だったよね)
彼女はこの春から大学生として忙しくしているのだ、後輩として『誘わなくて正解』というのは間違いではないはず。ただ、琉歌にとっては半分くらい建前でしかなかった。
そうやって構えていれば、例え彼女の本音がなんだろうとも「先輩は忙しいから」と前向きでいられる。
強がりではないはずの、小さなわだかまり。潮騒でかき消すように吐き出せば、ひとつめの目的地に着いていた。寝子島へ来るときに必ず通る、寝子島大橋だ。
徒歩でも車でも渡れるここは、島の中心から本土までを結ぶ寝子島電鉄も走っている。もちろん琉歌が印象深く思うのは、初めて通ったときの景色。山間を走っていた電車が海岸沿いに出てもさして驚かなかったのに、ねこでんに乗り換え海を渡れば、途端に言葉を失ってしまった。
海が独特な香りをしていることは知っていても、どこまで届くのかなんて意識したことがなかったように。
さざ波が心を落ち着かせるとか、波間に見える飛沫が煌めいているとは知識にあっても、一切の加工をしていない自然に存在するのだと気づいたのは、寝子島に来てからかもしれない。
思わず息を飲んで見つめてしまったこの場所を、あの人はどう思うだろう。機会があれば聞いてみようかと、自分のお勧めリストに書き加えていく。
「もう少し歩いてみようかな、せっかくなら別の景色も見たくなるし」
橋を背に、海岸沿いを歩き出しかけたところで聞こえる電車の音。星ヶ丘行きが来るとわかれば、考えるより先に走っていた。
そうして古き良き町並みから近代的な建物に変わったと思えば、白い異国情緒の落ち着いた佇まいへ。
家屋だけでなく、整えられた街路樹や石畳にも暮らす人の余裕が滲み、品のある穏やかさが迎えてくれる。
潮風に髪を揺らしながら、ヨットやクルーザーが停泊する星ヶ丘マリーナへと辿り着けば、今では見慣れた光景が広がっていた。海面の煌めきに負けず輝く姿は、丁寧に磨き上げられているのだろう。松本も優雅さを感じる場所はあるけれど、やはり雄大な海に優雅さを兼ね備えた相手となると、少々苦戦するかもしれない。
くすくす笑って、ゆったりと周囲を歩いてみる。波の音だけが耳に届く静かな時間は、走っているときには味わえない贅沢だ。自主トレで走り抜けたり、友達とのお喋りに夢中だったりすると気づけない何かが見えてくる気がして、見落とさないように歩くのも結構楽しい。
(こんなとき……)
今日何度目かになる思いがよぎって、きゅっと拳を握る。振り払いたいからと駆け出さないように足も踏ん張り、すぅっと息を整えた。
振り返れば九夜山があって、傍らには超高級と名高いホテルも見える。おしゃれな住宅街だって、色々見えるし、見てもらいたいのは変わりないけど。
「私のお勧めは、やっぱりここかな」
まだまだ知らないことも知りたいこともある。それでも、少なくとも「ここが好き」と言える場所を見つけられた。
伝えたい人がいるのは変わらなくても、この景色を届けたい人は1人じゃない。
同じように島の外から来た人へ、当たり前すぎて見落としている地元の人へ、自分が感じた驚きや喜びを伝えてみたいと思える。
海の香りも、潮風も。この景色を彩る全部が、当たり前に感じられるようになったから。
「……自分だけの好きがあってもいいよね」
景色のことか、誰かのことかは口にしないまま。
マリーナを見つめる琉歌の瞳には、どことなく誇らしさが滲んでいた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年12月09日
参加申し込みの期限
2025年12月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年12月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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