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寝子島の星ヶ丘といえば、乗馬クラブやヨットハーバーがあるリゾートエリア。
ブティックやレストランも上品だし、寝子島高等学校の寮でさえ地中海を思わせる景観で、誰がどこから見ても『超』高級な区画。少なくとも寝子島では有名な話だし、そこに住む
朝永 真深
にも自覚はあった。
ただ――父も母も家柄が良い真深にとって、当たり前にある環境が特殊だという理解は難しかったりもする。
稀に悪気ない感覚のズレを披露しては、学友を驚かせてしまうことも……まあ、なかったとは言わない。
しかし逆を言えば、それくらい真深にとって星ヶ丘は地元なのだ。広く寝子島全土を紹介できるなんて大きなことは言えないけれど、生まれ育った星ヶ丘のことくらい説明できる。当然、疑うまでも無く、明白だろう。
(少なくとも、新しく寝子島に来た人よりかは……知ってる、はず)
そう断言したいのに、真深は流し見ていたスマートフォンに向かって息を吐いた。
少し前から校内ポスターや地域の掲示、それから寝子島町役場のSNSアカウントなどでは、寝子島の魅力を全力でPRしている。これはいつも行われている観光促進の一環ではなく、春らしいイベントのひとつだ。
新年度を機に新しく寝子島に来た人へ魅力を伝えたり、またはその告知を見て、既に寝子島をよく知る人も魅力の再発見に向かおう。そんな趣旨で開催されているイベントは、どちらの立場であっても楽しめるようになっているから、この春に寝子高の入学式で出会ったカーリーこと長島ゆかりもSNSに投稿していた。
――やっぱり寝子島と言えば、海! いつかマリンスポーツを存分にしたい場所。
そうハッシュタグと一緒に添えられている写真は確かに素敵で、本土出身の彼女にも魅力が伝わったのだと思うと誇らしささえある。
しかし、地元民として「ああ、あそこね」と余裕で頷きたいのに、真深には写真の場所がわからない。
いや、マリンスポーツができる海となれば、シーサイドタウン辺りだろうということは、かろうじてわかる。
(問題は……)
写真に映り込んだソフトクリームには特徴的なクッキーが添えられ、「甘塩っぱくて意外と美味しい」なんて味にも個性があると書かれているのに、店の見当がこれっぽっちもつかないことへ微妙なモヤッと感を抱いた。
この春から寝子島へ来たはずのゆかりは、得意顔で真深を連れ回すところがある。でも、最初は彼女が行動派なだけだと思って深く気にしなかった。
けれど、あっちに気になる店があるとか、こっちの絶景は知っているかと連れ回される度に、「知らない」なんて返事を続けている自分へ「どうなの?」と疑念が重なっていく。
どちらかというと、真深は方向音痴だ。小さな頃は特に送迎なんて普通だったし、進んで島を隅々まで巡る機会も無かったように思う。そこに輪を掛けて、地図を見たり街の目印を見つけたりするのも苦手で、軽度ながらも迷子の素質を自覚していたから無用な外出を避けていたのだ。
結果、生まれ育った寝子島のことを、やって来て半月足らずの人より知らないことに気付かされた。
(これ以上……地元民として、負けられない!)
強く頷き身支度を整えた真深は、どことなく闘争心のようなものを見え隠れさせながら家を出る。
綿菓子のような雲が浮かぶ4月下旬は、お勧めと言える場所を探すのにぴったりな天気で迎えてくれた。
早起きをした日曜日だからか清々しく、見慣れた風光明媚な星ヶ丘の住宅街を機嫌良く歩く。
いつもより1本奥の路地を曲がって駅を目指すという大冒険は、意外なほど新鮮な街並みを見せてくれた。
どこかの朝食だと思っていた美味しそうな香りの先には、小さなパン屋。散歩中の犬も、夕暮れには落ち着き払っている姿をよく見るのに、今なら主人が遊んでくれるとわかっているからか、結構はしゃいでいた。
そのまま星ヶ丘を一周しようかと思うくらい、知らない町の顔に驚かされる。それでも真深は、九夜山を目印に裾野を一巡りすることを決めて、なだらかな坂道を辿って街道を目指した。
そのうち、道の隙間分しか見えなかった海が眼前に大きく広がって、高価なボートと海面が煌めいている様子がよく見える。海沿いに視線を辿ると小さく可愛い駅舎も見えると、なんとなく得意げに笑ってしまった。
迷子になる心配がなくなったところで、再び景色をゆっくり堪能する。淡い春の緑に包まれたエノコロ岬が、より海を美しく際立たせている姿に、近所の知られざるスポットを見つけた気分でカメラを向けていた。
(ちょっと住宅街を抜けただけなんて思えないよね)
デジタルカメラ特有のオート機能がピントや明るさを調整して、さらに良い感じに収めてくれる。だけど、この景色だけでは満足できないので、真深は電車に乗ってシーサイドタウンを目指した。
車窓からの景色は、やっぱり夕方かなと見つめたり、桜花寮の間を流れる桜川の桜並木を思い出しては、もう少し早ければ川面もピンク色に染まるのを橋の上から一望できたのになと残念がったり。
(あの辺りなら、小中学校への通学路だったから自信あるかも。あとは、高校近くの猫だまりとか)
意外と知ってる。されど――まずは、この駅ビルに直結した大きな駅で、正しい改札から出なければ。
落ち着いて案内を見ればわかることも多いのに、どうして今まで歩いてこなかったのだろう。
もったいないなぁと思いながら北口を出て、ワクワクしながら写真を撮れば「もっと!」と気持ちが昂ぶっていくのがわかった。
もっと思い出を辿りたい、もっと魅力を知りたい、もっともっと寝子島を誰かに伝えたい。はやる気持ちがバスに飛び乗らせて、旧市街へと向かわせる。図書館や美術館を通って寝子島神社前で下車をすれば、あとは参道の階段を上がるだけで隠れスポットが浮かび上がる。
(大抵の人は、階段をすぐ振り返っちゃうよね)
そこも参道商店街から寝子島駅までの一本道と、駅向こうにある海が素敵でスタンプ台が準備されていた。でも真深はふふっと笑って階段を道なりに曲がる。
「あたしのお勧めは、こっちかな」
パシャリとカメラに収めたのは、階段が二つ目の角に差し掛かる手前。木々が良い感じのフレームになって、市街と海とを切り抜く姿は大きく広がるのとは違った趣があった。
――市街をかすめて見る海が結構お気に入り。
ハッシュタグを付けて、SNSに投稿する。
誰かが共感してくれるといいなと思いながらも、ちょっぴり親友が驚いてくれないかと思わずにはいられなかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年12月09日
参加申し込みの期限
2025年12月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年12月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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