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携帯戦記カプセルギア 最終話「未来へRe:connect!」
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なかなか攻撃の構えを見せない慶司を訝しみながら、スピカはβのジャミングで状況を探る。
さすがに支配下へは置けないだろうが、一瞬の隙を作る程度の無力化であれば狙えるかもしれないし、1度敵機にアクセスすることで何らかの情報が得られないかと思った。
だが、展望台で見せたのとはまた違う、パチリとした拒絶反応。押し通しても良かったが、近接が狙えるまではγで応戦しようと手持ちを入れ替え、波動砲をチャージする間に夏朝のアマネと羨音によるタッグが頷き合った。
遠距離から銃の狙撃。ギアは慶司の手にあるので、逸れた時を思うと緊張の走る位置だ。弾き飛ばすことだけ考え、引き金を引く――けれど銃弾は、その手前にシールドのようなものが展開されて、届かない。
ならばと瑠樹がラズちゃんの右手を掲げさせる。おっきい肉球から輪っか型のエネルギーが集められ、ビームとして放つが……しゅうしゅうと煙が晴れると、慶司の立っている周囲にだけ何も起こってない。
「おや、ご紹介がまだだったかな? 私は、とあるギアにマスターと認められていてね」
ギアを見せつけるように高く掲げ、一同がその姿を見やすいようにくるりと回る。子供のようにはしゃぐようで、それが手中にあるのは当然だとでも言うような慶司は、自信に満ちた顔で笑った。
「この世界を作った『始まりのギア』だ。創世主に選ばれた私は、真の導き手……できないことなど無いっ!」
叫ぶと同時に、慶司の周囲には先程よりも目に見えて強靱なシールドのようなものが展開され、風すら通す気配がない。しかし、防戦一方というのも彼の趣味ではないのだろう。
にぃっと笑って左腕を真横に構えれば、巨大なギアパーツを装着させて武装化している。
「なに、あれ……」
思わず後ずさりたくなるのは、蒼だけではない。戦うのはギアだけでなくマスター自身もだと言われたら、普通は戸惑いが大きい。
そこを切り崩すように、ラッセルのカザリューが渾身の咆哮を放った。大きな体でエネルギーを溜めていたのだ、シールドも崩せるかもしれないし、目眩ましくらいにはなって体勢を立て直す時間が得られるはず。
「怯むな! 備えろっ!!」
素早くカプリッチオを回り込ませて、千里は巨大ギアで壁になろうとする。
が、大きくなったといえ防御に自信は無いため、一同の体勢が整ったのを見計らって懐に飛び込み、左右の爪で連撃を放ち撹乱する方向に切り替えた。
やはり1mも近づけないことと、乗りながら戦うのは無理なことを確認すると、ラッセルの近くに降り立って本腰を入れることにする。
「やれやれ……ほんの紹介のつもりが、随分な歓迎をされたものだ」
想定はしていたが、全くの無傷。煙幕が晴れたそこに立っていたのは、服すら乱していない慶司だった。
歓迎の挨拶を返すべく薙ぎ払われた左腕は疾風を起こし、肌が刻まれそうなくらいビリビリする。普通ならギアなんて軽い物は吹き飛ばされてもおかしくない強さだけれど、マスターが食いしばれば同じように耐え、僅かにも足を滑らせれば転けそうになっていた。
ということは、ギアと一緒に戦える。でも代わりに――無理が全部、跳ね返ってくるということだ。
「……元より、覚悟の上……。狙って、γ……」
不敵な笑みを浮かべて、スピカが再び波動砲をチャージする。レオンのアタランテーも矢の生成を集中して行い、より強靱な一撃を放つ準備をする。
そうして中遠距離からの攻撃を一極集中で浴びせたけれど、手応えはまるでない。物理攻撃も、エネルギー波も……何もかもが、届かなかった。
すぐにエレベーターは、屋上にほど近いフロアに着いた。
階数で表すなら、29.5階と言ったところだろうか。短い階段を上れば、すぐに皆が戦っているヘリポートだ。
けれど柚春は、もう一度青年を呼び止めた。映画よりも迫力に満ちた爆発音がする中で、自分に出来ることは少なくても確認するために、ぎゅっとворを握りしめる。
「……助けに、行くの?」
赤黒い渦が知らせた異変の元凶、高校の地下で鏡に映らなかった青年。……それが何を物語っているのかは、わからない。ただ、おそらくворがあの鏡に映らなかったことを考えると、この青年の本当の姿はカプセルギアという可能性も、ある。
それも、このビルの上層階に出入り出来るということは、幹部クラスか、あるいは。
「助ける? ……ああ、こういうときって助けるものなんだ」
斬新なアイディアでも聞いたとばかりに感心する青年が、本当に敵なのだとしたら。それならわざわざ、自分が異変だと知らせるようなことをするだろうか。
今だって助けるつもりは欠片もなかったような口ぶりだし、もしかしたら考えすぎなのかもしれない。
「僕はみんなを助けに行く。……できるかどうかじゃなくてね、助けたいって思う」
「ふぅん、それもいいんじゃない? 面白ければ、どちらだってさ」
何かが欠落したような笑みに、柚春は言葉を詰まらせた。気分とノリで生きていくのが悪いとは言わないけれど、この青年の場合はもっと根本的なものが足りない気がする。
面白いの尺度を示す感情の熱さえ失ったような、表面だけの微笑み方だ。
言葉が無いことを話の終了だと思って、青年は階段に向かって歩いて行く。相変わらず激しい戦闘音が聞こえていて、これ以上離れれば何も聞こえなくなるだろうという距離で、1度振り返った。
「……自分の居場所は、作るものだよね?」
零れるように告げたのは、青年にとってはただの気まぐれなのだろう。争いを前に面白いかどうかで動こうとするくらいだ、青年の真意など柚春にはわからない。
「大切なものが出来たときに、わかるんじゃないかな」
きっと答えはひとつじゃない。どんな場所にしたいかで、答えが変わる。
切り開いてでも居場所を作りたいのか、ここだと思った居場所にそっと佇みたいのか。距離感もあり方も、全部が色々あると思うと言う柚春に、青年は再び「そういう考えもあるのか」と微笑んだ。
「ね、君たちのギアには名前があるの?」
「ギアの? もちろんあるよ。僕のはвор、それからこっちがアールグレイ」
格好良いでしょと笑ったとき――ほんの少しだけ、青年の笑みに温かさが生まれた気がする。
「生まれた祝福を受けた者は、何よりも力を持つよ」
それだけを言い切ると、青年は階段を進んでいく。どれだけ呼び止めても、振り返ることはなかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
前回シナリオ
携帯戦記カプセルギア 第九話「生まれ変わる、カプセルギア!」
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年11月19日
参加申し込みの期限
2025年11月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年11月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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