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携帯戦記カプセルギア 最終話「未来へRe:connect!」
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誰が見ても、慶司は追い詰められていた。
数の猛威など蹴散らせる力を得ながら、寸分の狂いに翻弄されている。
「ありえない……こんなことは、あってたまるか!!」
冷静さを失い取り乱す慶司の攻撃は、威力は強くとも脅威にならなかった。自分を見失っていない者からすれば、備えて防御することも素早くかわすことだって容易に出来てしまう。
「この神のいない愛光島で、指導者となるのは私だろう! 認められたのだ、世界に!!」
ほとんどギア化した慶司の肩に乗った『始まりのギア』は何も答えない。
肯定も否定もせず、感情も映さず。ただただ空を見上げて、何かの行く末を待っているように揺られている。
「私は、ここを第二のユグドラシル……いや! それ以上の次なるステージを創造し、君臨する!」
現実の世界では、自分の考えを理解できない者が些末毎を不祥事だと騒ぎ立て、警察などというくだらない連中の手によって立場を追われることになった。
だからといって――この愛光島へは、逃げ込んだのではない。再出発なんて負けを認めた始まりではなく、この世界に気づいた自分が、『始まりのギア』を手中にした自分こそが相応しい役割を得るだけだ。
「あってはならない……膝をつくなど、頭を垂れるなど……力なき者の真似事など、できるものかっ!!!!!」
大ぶりな攻撃は当てられず、四方から機敏な動きで追い詰められていることを頑なに認めず。ここまで来てもこの世界を手中に出来ると、慶司は疑わなかった。
そんな彼に、哀れみも呆れも向けないで優しく声を掛ける青年がいた。
「ふふっ、まだ余裕そうじゃないか」
一行の攻撃をひょいひょいとかわしながら、防壁を張っているはずの慶司に近寄る。まるで長年の友達かのように気軽な雰囲気で背を叩き、最後の良識を奪い取るよう囁いた。
「……手に入れたい力は、そんな半端なものだった?」
「はっ……ははは!! あるわけないだろう! 全てにおいて完璧である私が
半端者ナ、
ワケ
、
ガ
、
ナ゙イ゙
!
」
高笑いをした慶司の声が、ガビガビと揺れる。残っていた頭部ですらギア化させ、もう人の面影は無い。
倍くらいの身の丈になった慶司のおぞましさに、思わず一行も攻撃の手が止まって見入っていた。
「遠慮しないで遊ぼうよ。ちょっと大きいけど……ギアでしょう?」
にこりと笑う青年の横に立つ慶司だったものは、もう言葉も発さず――感情を浮かべることも、なかった。
突然現れて、ユグドラシルの実権者であった慶司を道具のように扱う青年に、何を思えばいいのだろう。
悔しさと悲しさが混ざり合った感情に、拳を握る者もいた。
押さえ切れぬ怒りに声を上げて切り込む者も、底知れぬ恐怖を受け止めきれず、目を逸らす者もいた。
心の内では『これは遊びではない』と共通の思いを描いていても、ここで引き下がっては何も解決しないとわかっていても……全員が全員、同じようには立ち向かえない。
消え去ってほしいと思っていた瑠樹だって、この末路を当然だなんて思えなかった。思うことは色々あるけれど、2度とみんなを傷つけないでくれたら、それで良かったのに。
困惑する空気を断ち切るように、柚春が声を上げた。
「その人は、カプセルギアだよっ! 目的はわからないけど……立場が、逆転してる」
上手く説明が出来なくて尻すぼみになってしまったが、一同にはおおよそ伝わったらしい。
慶司が持っていたのは『始まりのギア』、つまり――あの青年こそがこの世界の根幹に関わる存在。それなら容易く人をギア化させ、使役しようというのも頷ける。
「……それで? 僕がギアだったとして、人をギアにして遊んじゃいけない理由でもあるの?」
ここに集ったギアだって、様々な形態をしている。それなのに自分ばかり止められるのは納得いかないと肩を竦めて、隣を見上げた。返す言葉が纏まらない一同は自分たちのギアを見て、慶司だったギアを見つめ返す。
どうしてギアが人の姿をするのかはわからないし、ここでは人がギアになるのも普通なのかわからない。
それでも納得がいかず、柚春は青年の言葉を使って問い返した。
「もし、その隣にいるのが……本当に、あなたのギアだって言うなら……名前は、あるの?」
「うーん。彼がギアをどう呼んでいたかを知っているなら、それが答えじゃないかな」
ちょっと困ったように苦笑して、青年はポンポンッと隣へ呼びかけるようにギアを軽く叩く。
その答えを柚春は知らないけれど、先にヘリポートに着いていた者はみんな知っている。気合いを入れるように自身の頬を叩いた蒼は、Diablo Azulを構えてミオと視線を交わし、彼らとは違うと宣言した。
「私がギアマスターとして頼りにしているのは、不特定多数の誰かじゃない……個のない何かでもない!」
熱くなりすぎないようセーブしながら、状況を把握し言葉を選ぶ。
ギアで遊びたいと言いながら、実際のところは興味も薄そうで名前もつけたがらない。それが慶司らへの意趣返しというのであれば、人に対して覆したいと思う何かがあったはず。
全てのギアに起こっていないなら、これはギアの反乱ではなく――道具として扱われることで生まれる歪み。
痛みを受け止めるように夏朝はアマネを抱きしめたが、青年への深い理解はできそうになかった。
「やられたから、やりかえす……それって、同じことをするだけじゃダメだよ。勝つってそうじゃないよね?」
同じ痛みを同じだけ与えても、再び繰り返すだけ。再起不能なほど叩きのめすのも、手段によっては過剰防衛となってしまう。どこかで折り合いをつけて歩み寄るなんて理想論で、感情が追いつかないこともあるけど。
「じゃあ勝って見せてよ。……間違ってるって、こうやって遊ぶんだって」
大きな声ではなかったけれど、キッパリとした拒絶を示す青年はギアから少し離れて右腕を上げる。リンクしたようにギアも右腕を上げて、その手には火の玉がうねりを上げて業火になろうとしていた。
扇ぐようにカザリューが翼をはためかせるも、さすがに揺らぐことはない。想定内でも、手汗が滲むものだ。
「教えてやるよ! 本当は楽しい遊びなんだって……冷静になったら、いくらだってな!」
止めなければならない。ギアとなった慶司も、それを扱う青年も……そのために、戦いは避けられない。
まだ勝利への道筋は掴めていなくとも、あともう一押しで突破口が開きそうだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
前回シナリオ
携帯戦記カプセルギア 第九話「生まれ変わる、カプセルギア!」
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年11月19日
参加申し込みの期限
2025年11月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年11月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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