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携帯戦記カプセルギア 最終話「未来へRe:connect!」
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風の吹き荒れる屋上に、ゆったりとした拍手が響いた。
良い演説だったと褒め称える慶司の顔は、心底どうでもいいと嘲る気持ちを隠しもせず笑っている。
「そうか、知らないのは私か……新しい視点だ。未来を担う若者の素晴らしい発想力に舌を巻かざるを得ない」
時刻を確認するように手首を見て、呆れたような息を吐く。ビルの内側の様子に気付かれたかと、ラッセルは敵を引きつけるための話題をなんとか引き出そうと試みた。
「大体、何だってこんな……ユグドラシルは十分に大企業じゃねーか、カプギアを悪いように使わなくたって」
「答弁をしたいのなら続けるが、すでに君たちと私が相容れないことは伝わっているのでは?」
ぐっと押し黙るラッセルの意図を汲み取るように、慶司は巨大ギアたちを眺めて和やかな笑みを浮かべるものだから、瑠樹は今なら隙を作れるのではと構えていた傘を下ろしてラピちゃんを大事に抱きしめる。
「心地よい陽気なんだ、ゆっくり君たちの仲間の到着を待とうじゃないか。――死に急ぐこともないだろう?」
ふわりとした空気が慶司を包んだのは一瞬で、すぐに弾き返される形で瑠樹のろっこんは通じなくなった。
ぱちり、ぱちりと何かの片鱗が残っているけれど、それが何なのかは全くわからない。
ただ、待つと言ってくれたのは本当のようで――暫し春の日差しを浴びながら、静かな時を過ごした。
監視室で19階の決着を見守った柚春は、美里のギアを持って28階に急いだ。
あの少女によってセキュリティの解除がされていたため、エレベーターの訪問先として選択することはできたが、未だクエスト名も特に表示されてないので、何をしたらいいかはわからない。
居住区ということは、入り口付近でよく見たヒューマノイドが済んでいるか、美里のような幹部が住んでいるだろうか。異変を知らせているということは後者の可能性が高いけれど、ここまで来たら片っ端から訪問するつもりで乗り込もう――と覚悟を決めた矢先、エレベーターに乗り込もうとする人がいた。
「えっ……なんで、え?」
止まったのは28階。そして目の前には、学校の地下で会った青年。
その顔を知らぬ透破は柚春とどんな関係だと睨むし、ウォルターは目的階なのに降りようとしない柚春をちらちら見ているしで、青年も乗り合わせて良いのか微苦笑を浮かべていた。
「あのっ! ……少しだけ、お話しできませんか?」
意を決してエレベーターを降りた柚春を追って、2人も降りる。空っぽのエレベーターは上へと行ってしまって、青年はクスクス笑って「どうぞ」と話の続きを促した。
「ここで起きてる異変について、何か知ってますか?」
柚春にスマホを差し出された青年は、何を見せられているのか疑問に思うことも無く、ただ感心したように覗き込んでいた。そして、ふふっと楽しそうに笑うとエレベーターを呼ぶボタンを押す。
「確かに、このビルの28階だ。じゃあ、その28階のどこで異変が起きてるのかも、わかるんじゃない?」
もう少し拡大できるのだろうかと柚春が確認を急いでる間にも、エレベーターは到着してしまうが青年はすぐに乗り込まない。扉を開いておくボタンを押しながら、朗らかな声で問いかけてきた。
「さて。僕は屋上に行くけど、君たちはどうする?」
「の、乗ります!」
柚春の即決に驚くウォルターへ、さっとスマホを見せる。
この28階で異変が起きているのは……エレベーターの、前だ。
バタバタとレオンたちが屋上へと駆けつけると、慶司は優雅に微笑んだ。
頼もしいご友人ばかりだと手を叩き、これもカプセルギアが繋いだ縁かと深く頷く。その白々しさに大人の嫌なところが透けて、カノンはきゅっとギアを握って抗議の目を向けた。
続々と一行から正義感に溢れた目を向けられても、慶司は笑って肩を竦め余裕を崩さない。
「君たちはここまで、どうやって来た? そのギアで戦い、踏みにじってきたのだろう」
己が絶対の正義だと信じて、意を唱えるは絶対の悪だと疑わないで。
飛んでくる火の粉を払うつもりだったのかもしれないが、そこに倒れているのは何か考えたかと。
大きく呆れ嘲笑する慶司は、ぐるりと集結した一同を眺めてさらに問う。
「知らなかったはずがない。ここではギアが様々な姿を取る……倒してきたギアが何であるのか、簡単だな?」
ギアが巨大化したり、人の姿をしたり。それは、敵味方関係なく公平な作用。現にイベント会場でも、たくさんのギアがあったはずなのに、そのほとんどが人になっていた。
つまり、もしかしたら――人も、ギアになっていたのではないか。
そうだとしたら、どれほどの人を倒したのだろう。ぞんざいに扱われるのを眺めていたのだろう。
おそらく美里のように、慶司を崇拝する者ばかりじゃない。何かを奪われ従うしかない人も、きっといた。
それをユグドラシルという会社は、……慶司という権力者が、ずっと利用し続けた。
ふつふつと怒りが湧く中で、慶司の笑い声がこだまする。無関係な人を巻き込んだかもしれないとか、もっと慎重になっていればとか、そんな後悔に飲まれるわけにはいかなかった。
だからカノンは、恐れを飲み込んで啖呵を切る。
「おれたちは取り戻しに来たんだ! 踏みにじるとか、倒すとか……そんなんじゃないっ!!」
この戦いには負けたくないと思うし、絶対に勝ってみんなと喜びたいけど、それは暴力で負かすことではなくて。ふんぞり返るためでも、痛い思いをやり返すことでもなくて、忘れてはいけない気持ちを叫ぶ。
「おれたちの遊びも、ユグドラシルに巻き込まれたひとの大切なものも……
『取り戻す』
んだ、全部!」
その声を号令にするように、一行が攻撃の構えを取る。
ともすれば、不利な状況にも見える屋上で――慶司の笑みは、深くなるばかりだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
前回シナリオ
携帯戦記カプセルギア 第九話「生まれ変わる、カプセルギア!」
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年11月19日
参加申し込みの期限
2025年11月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年11月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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