this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム /
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
携帯戦記カプセルギア 最終話「未来へRe:connect!」
<< もどる
1
…
15
16
17
18
19
…
24
つぎへ >>
誰かを酷く罵る大きな声は、中央監視室にも響き渡っていた。
最初はここを管理する少女が臨戦態勢に入ったことで、混線など不具合が起きたのだろうと攻撃の手を緩めなかった透破も、柚春が心配そうにモニターと対峙する少女とを見比べ始めれば、それ以外の可能性も考える。
優しくしてやる義理はないし、仲間割れなら願ったりじゃないかと思う傍らで、悔しそうに服の裾を握りしめる少女が他人のように思えなかった。人間として側に居られない以上、ああなる瞬間はあるんじゃないかって。
乾いた笑いを浮かべた少女は、何でもないことのようにゲーム機を操作する。
「……わかってたよ。美里がどんな人かなんて、わかってたけど……喋るようになって、役に立てたらって」
期待したんだ。
物じゃなくなったら、人として接することが出来たら、今までと何かが変わるかもしれないって。
その結果が、希望に縋った末路が――これだ。
こちらの状況を聞きもしないで、一方的に文句だけ捲し立た通信。切り損ねか、わざとなのかはわからないけど、ご丁寧にギアを嘲る笑いまでしっかり聞こえていた。
理不尽な仕打ちだとわかっているだろうに、それでも彼女は美里に従うつもりらしい。モニター内のレオンらが戦っている複数のギアの動きと同じく、ゲーム機の操作にはいくらか滑らかさがなくなったけど、手放すつもりはないようだ。
人である柚春にとって、ギアにとってマスターがどれだけ大きな存在であるかはわからない。どういった関係を築くかなんて無数にあるだろうし、他人である自分が間違っていると言い切ってしまうものではないだろう。
「マスターさんのこと、好き?」
だけど、これだけは聞いておきたかった。否応なく従っているのではなく、応えたいという思いで動いていればいいなと……彼女が無理をしていなければいいなと願い、喜ぶ人もいるんだと伝えたかった。
「僕はворが好きだけど、カプセルギアの声が聞こえるわけじゃないから。……聞ける人が羨ましいな」
「バカにしてんの!? あたしが何ひとつ持ってないからって、哀れまないでよっ!!」
再び少女のギアが柚春に牙を剥く。それでも、勢いは最初に比べて随分落ちているから、ウォルターがサポートに加われば戦闘は有利に進められた。雑に応戦する少女は、やるせない怒りのぶつけ方がわからない。
「その子はマスターの側で戦えて、名前だって呼んでもらえて、好きって言ってもらえる! なのにあたしは」
「自分の口で、好きだって言えるじゃない。……マスターさんがあなたを好きかは、別でしょう?」
素早くворが敵の懐に入って、小さな閃光弾混じりのコンフェッティで目眩ましを行い、前後不覚になっているところをアールグレイが切り込む。そうした小さな連携が実を結ぶ中、ようやくворのナイフが少女のギアの背を突き、ダウンを取ったところで踵で押さえ込んだ。
「あなたは選べるんだ。道具として期待に応えるか、全身を使ってそれ以上を望むか……自由なんだよ」
少なくとも、行動の自由を奪われているような気配は感じない。だから柚春は、少女の気持ちに賭けた。
あの暴言に寂しそうにした目を、悔しそうに震わせた唇を信じて、どうあるかを問う。
「望んだって届かないよ。ずっと見てきたんだから……美里が理解しないことなんて、わかってる」
力なく腕が垂らされ、それでも片腕はゆっくりと操作していた。必要とされていたのは、自分という存在ではなく能力だ。使えるなら誰だってよかったし、使えなければ廃棄される――そんな現実も、痛いほど知ってる。
ぐしぐしと袖口で目元を擦った少女はモニターを見上げ、苦戦を強いられている美里を眺めた。今からでも頑張れば役に立てるだろうけど――きっと、褒めることも名前をくれることも、ない。
いくつかのスイッチを触り、モニター前のキーボードを軽やかに打つ。一呼吸置いてゲーム機も少し操作し、もう一度モニターを見上げては美里の姿を目に焼き付けるように追っている。
「……上のフロアまで、邪魔が入らなければいいんだよね?」
入力コードを確認して振り返った少女は、力なく笑っていた。しっかりと柚春が頷き返すのを見て、エンターが押される。
「もう道具でいたくない――けど、やっぱり美里と一緒にいたい。だから……っ!」
ホログラムが透けて、砕けるように散っていく少女の言葉は、最後まできちんと聞き取れなかった。それでも彼女の立っていた場所に転がるカプセルギアを見つけると、柚春は自然と拾って握りしめる。
「うん、届けるよ。必ず、あの人の所へ」
受け止めきれなかった思いに鼻を鳴らす柚春の背を叩き、ウォルターはアプリを注視する。
ようやく攻略の糸口が広がった今、19階に応援へ行くことも屋上へ先回りも出来るはずなのだが――。
「なんか全然、赤黒い渦が小さくなった気がしないねぇ?」
はて、と首を傾げるウォルターを小馬鹿にした目で見つめ、透破は柚春の安全を守るために可能性を考える。
中央監視室も制圧して、幹部も撃退間近。ここまで来て、優位に立てていない理由があるとすれば、候補はあまり浮かばない。
その調査も含めて暫し監視室で作戦会議をすることにした3人は、1度清恋と連絡を取り状況を確認することにした。
<< もどる
1
…
15
16
17
18
19
…
24
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
携帯戦記カプセルギア 最終話「未来へRe:connect!」
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
前回シナリオ
携帯戦記カプセルギア 第九話「生まれ変わる、カプセルギア!」
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年11月19日
参加申し込みの期限
2025年11月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年11月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!