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流したてのコンクリの上を猫が通らぬ様に見張るだけのお仕事です
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●A.M.4:00 ~ A.M.10:00
メイン見張り
暗道 忍
後木 真央
サポート
(
塔ヶ崎 璃亜
風雲児 轟
パール・風色
)
その他
新井 米太郎
「うっし! 気力体力充填完了、後は俺たちに任せろ!」
未明、戻ってきた轟は腕を回し……米太郎を見てぎょっとした。
「って、まだいたのかよ! 大丈夫か!? 少しは休め」
「お気遣いなく……」
養生シートの端っこに座って、うな垂れる米太郎に、巴は「いい置物になるさ」と、にべもない。
「そんな事より10時に、きっちり成功報酬を受け取れるようにしとくれよ」
「ああ、任せてくれ」
忍は持ってきたオリゴ糖に、目を落とす。
万が一、足跡がついたら固まるのを遅くするために使おうと思っていたが、この調子なら必要無さそうだ。
「真央ちゃんメインなのだ頑張るのだ、眠いのだ、寝たら負けなのだ、眠くなったらキャンディ舐めて、体を動かすのだ……」
ぶつぶつ言いながら、真央は大あくびと共に、お菓子の袋に無造作に手を突っ込む。
言っている事と、やっている事がすでに噛み合わない。
だいぶ眠いのか、口に入れる量よりも、端っこからボロボロ零れ落ちる量の方が、多くなっている。
パァーン☆
パールが風船を割る音が、真央の耳元で盛大に響いた。
「周辺住民の皆さん、朝早くからゴメンナサイ。真央、もうちょっとだよ。がんばっ!」
「ファッ!? パールちゃん、ありがとうなのだ! 真央ちゃん頑張るのだ……ああ~、お菓子こんなに零しちゃってるのだ、勿体無いのだ~」
「気を落とすな。駄菓子くらい、報酬を貰ったら好きなだけ買えるさ」
忍は周囲を見回りながら、空に目を向ける。
そろそろ濃紺の喪裾が溶けて、茜色に明けてきている。
「あとちょっと……」
璃亜は、自分のほっぺをつねった。
今度は日差しに備えて、自分の日傘を持ってきたが、やっぱり暑いのは苦手だ。
日の出から終了までの数時間、耐える事を思うと、ちょっぴり気が重い。
「でも、負けませんっ!」
言い聞かせるように呟く璃亜の胸で、銀のクロスが優しく輝いた。
「俺も少し、体動かすかな? 何も無いと、かえって眠くなりそうだ」
轟はストレッチをする事に。
いつもとサイクルが違う目覚めに、体がまだちゃんと覚醒していないのを感じる。
「俺も~」
忍は轟と背中合わせで、体操を始めた。
「俺も趣味で色んな仕事をするけどさ、こういうのもまたオツなもんだよな」
含み笑いをする忍に、轟は「かもな」と笑い返す。
そしてまた日は昇り、パールと轟がコンビニで皆に朝ごはんを買出しに行ってくれて。
「皆、お疲れ様じゃの!」
「この様子だと、仕事は無事目標達成かな?」
少し早めに
立井 駒鳥
と
八神 修
が、バイトに参加したその他の面々が、全員集合した。
●お疲れ様でした!
皆の手で協力して、養生材が取り払われる。
現れた まっさらなコンクリに、丸田さんは丸い顔を綻ばせる。
「いやあ、猫の足跡も無ければ無いで、寂しいかなと思ったりもしたけど。やっぱり綺麗なのはいいね! 君達のお陰だよ、ありがとう」
一人一人と握手を交わし、丸田さんは報酬の入った封筒を手渡した。
「あら? 少し多いみたいですが……」
確認した
綾辻 綾花
は、きょとんとした。綾花だけではない、全員が35500円を受け取っていた。
「それでいいんだよ。聞けば、13人で15人分の仕事をしてくれたとか、大変だったろう? だから来なかった人の分を、平等に分けたんだ。それは君達のものだよ、受け取ってくれたまえ」
「え、でも……」
「私の気持ちだよ」
丸い顔が、嬉しそうに微笑む。
皆は顔を見合わせ、はにかんだ。
「「ありがとうございました!」」
「ところで今回、養生用に買った板は、皆で分配するかい?」
桜崎 巴
さんたら、確信犯!
八神 修
は、柔らかく笑んで丁重に辞退した。
「廃材は、猫鳴館の修繕に使ってくれ。俺は元より、そのつもりだ」
「何、要らないって? はは、そうだろうね。有難い、じゃあ猫鳴館の奴は来な! 手分けして持ち帰るよ」
「はいなのだ、巴ちゃん!」
巴の号令で、
後木 真央
が持ち出した自転車にプラベニ板をはじめ、駐車場を覆っていた養生材が積み上げられ、パイプは両サイドに玉がけされて、猫鳴館にお持ち帰りされる。
「借りた道具も、業者さんに返しに行かんとな」
立井 駒鳥
は、コンクリの上を歩くのに使った靴を、丁寧に整えた。
「さて、ごみを置いてかないように、しねえとな」
風雲児 轟
は、
恵御納 夏朝
や
塔ヶ崎 璃亜
と、真央が用意してくれていたゴミ袋に、落ちていたゴミを集める。
「猫さん、また会いたいなぁ……」
「かわいかったですよね」
「おっと、あたしも風船爆弾の残骸を回収しないとね♪」
マジシャンのエチケット。
パール・風色
は生垣を、チェックしている。
「何だかんだで、風変わりで面白い仕事だったかもな」
暗道 忍
はぞんざいに報酬をポケットにねじ込むと、踵を返した。
「何か、ドッと疲れた……」
山田 勘三郎
は座り込み、
御剣 刀
が苦笑しつつ肩を貸す。
「長いようで、短い24時間だったな。皆、本当にお疲れ様!」
皆から「お疲れ様!」の声が返る。
そして、解散――。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月06日
参加申し込みの期限
2014年02月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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