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流したてのコンクリの上を猫が通らぬ様に見張るだけのお仕事です
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●P.M.22:00 ~ A.M.4:00
メイン見張り
綾辻 綾花
塔ヶ崎 璃亜
サポート
(
暗道 忍
後木 真央
桜崎 巴
御剣 刀
)
その他
新井 米太郎
「交代の時間ですね、お疲れ様です」
ねずみ色のテオパーカーを羽織った、綾花が交代を告げる。仮眠もとって、準備万端だ。
「夜になったら、だいぶ暑さもマシになりましたね。私、サンドイッチ作ってきました。お腹が空いたら、皆で摘みましょうね」
日差しに弱い璃亜だが、この時間なら大丈夫そうだ。
「真央ちゃんも色々持ってきたのだ♪ それでも足りない分は、ひとっ走りコンビニで補充するのだ」
そう言う真央は、来る前にしっかりと夕飯もとってきている。リュックも詰め込めるだけの物資と、暇つぶし用の音楽プレイヤーなどでパンパンだ。
重いので勿論、猫鳴館の置き自転車を借りて運んだ。
すでに誰の所有物なのか、分からない。特に苦情がない所を見ると、ひょっとしたら卒業生の置き土産なのかもしれない。
「皆、気が利くじゃないか」
巴は腕を組み、うんうんと頷いている。彼女の手にあるのは、思想書である。
「準備いいな、俺は買い弁だ」
ネカフェ在住の忍は、大量の弁当を持って来ていた。
「くどいようだけど、夜でも油断は禁物だよ。調子が悪くなったら知らせてね?」
夏朝は念を押し、真央に「猫さん、いっぱい来るようになったよ」と耳打ちする。
「ありがとなのだ♪ 楽しみなのだ~」
にんまり猫目を細め、手を丸める真央の瞳が期待に揺れる。
「俺の家が近くだから、良かったら休んでいくといい」
「ああ、すまんの。それじゃ遠慮なく」
駒鳥は修に誘われ、共に行く事に。快適な環境と、たくさんの動物に囲まれて朝まで過ごす事になる。
夏朝、駒鳥、修、勘三郎は、あとは報酬を受け取り、養生材を撤去すれば業務終了だ。
「ここで失敗して、皆の頑張りを無駄にしたくないしな。よし、猫も活動的になる時間だが、皆、頑張ろう!」
「「おー!!」なのだ!」
刀が気合を入れなおし、見張りメンバーは腕を上げた。
「さて、そろそろ撒きなおしですね」
猫に通って欲しくないルートに犬猫忌避剤を散布しながら、璃亜。
そっと忍にジト目を向ければ、「いや、もうしないから」と両手を挙げる。
と、……璃亜は腕を襲ったかゆみに唇を尖らせた。
白い肌が蚊に食われて、ぷっくり腫れている。
「はう。蚊に食われてしまいました……」
「あ、そっちも蚊取り線香置くね」
相変わらず携帯のディスプレイを見つめていた、米太郎が腰を上げた。
それと同時に、真央の嬉しそうな声が上がる。
「おネコ様、発見なのだ! 綾花ちゃん、そっちなのだ、注意されたしなのだ!」
「はい! 頑張ります」
棒の先に紐のついたボールを構えて、綾花は気を張る。
けれども相手は、かわいいにゃんこ。自然と頬がゆるんでしまう。
「こんばんは~、ご機嫌いかが?」
優しく話しかければ、猫も気を許したのか尻尾を軽く左右に振って、返事する。
わざと視線を逸らしたまま、近くに屈みこんで指を向ければ、猫は寄って来て鼻先をこすりつけた。
「かわいい……ふふ、よく太って。甘え上手なんですね、毛艶がとてもいいもの。いいものを貰ってるんでしょう?」
背を撫でながら、何が好みなのかな? と考える。
綾花は丸田さんの庭から、タライを借りてきて、その中に動く玩具を転がしてやる。
好奇心旺盛な若い猫がすぐに飛び込んで、ねずみの玩具にちょっかいをかける。
「おネコ様、楽しそうなのだ♪ タライはおネコ様の、なぐさみものになるがいいのだ」
どうしてもの時は、カメラのフラッシュで猫を牽制する真央だが、本来は猫至上主義者。
監視カメラの死角から、ふくよかな三毛猫『がおー』を召喚すると、がっつり働かせる。
「がおー、明日の朝10時まで、この駐車場に近付かないよう他のおネコさまを説得するのだ! ……でもコンクリを踏まない条件でなら、ちょっとくらいなら真央ちゃんと遊んでやってくれてもいいのだ、いや遊んでくださると嬉しいのだ……」
難しい注文だ。どうやら今日のご主人様は、揺れる乙女ゴコロがマジメに本気らしい。
がおーは お髭を震わせて大きな欠伸をすると、十分に体を伸ばし、他の猫が居そうな路地に消えていった。
「通じたのでしょうか?」
璃亜は首を傾げたが、がおーさんはちゃんと仕事をしたのか、猫達はがおーに先導されて、問題ないルートを通って丸田さんの庭に消えていく。
「グッジョブです、がおーちゃん!」
綾花も小さく手を叩いて喜んでいる。
「まだなのだ! まだ真央ちゃんが遊んでもらってないのだ、がおー契約不履行なのだ。むん? むしろ真央ちゃんが来いなのだ? そう言う事なら、受けて立つのだ」
真央がそそくさと庭に消え、綾花はうらめしそうに、それを見送った。
「え、えっと……か、帰りにコンクリを踏むかもしれないですし」
「どうぞ、気になるなら綾花さんも行って下さい」
璃亜は微笑みながら、勧める。
「本当にいいんですか……?」
もじもじしながらも、期待に瞳を輝かせる綾花の背中を、璃亜が押してやる。
「今のところ、目に付く猫は庭に居るのだけですし」
「ここは、あたしらが見てるよ。行きたいなら、行っといで」
立てかけてあったパイプで、肩をトントン叩きながら巴も言う。
「コンクリもだいぶ固まってる頃だろうさ、今なら100匹乗っても大丈夫じゃないかねえ?」
「あ、ありがとうございます!」
ペコリと頭を下げた綾花の、テオ耳が揺れる。
「ちょっと眠くなってきたな……コーヒーでも買って来よう。皆も飲むか?」
刀が、あくびを噛み殺しながら尋ねた。
「ああ、あたしのもついでに頼むよ」
「俺も」
「えっと、私は……」
璃亜はお財布を開いて、残金を計算している。
「ジュースくらいなら、俺が奢るよ」
刀は今日も、ブレない紳士だった。
がおーは他の猫と一緒に、丸田さんちの庭の餌場で、もりもりごはんを食べていた。
それをのんびりと眺めながら、綾花と真央は笑みを交わす。
膝を抱えて、うっとりとしていると、自然と欠伸が出る。
「よし、あともう少し……ラストスパートだ!」
買ってきたコーヒーを配りながら、刀は両頬を叩いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月06日
参加申し込みの期限
2014年02月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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