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流したてのコンクリの上を猫が通らぬ様に見張るだけのお仕事です
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●早くもトラブル発生!?
バイトに応募した者達が、星ヶ丘の丸田さんの邸宅に着いた時、駐車場にはすでに業者が入って、コンクリートの流し込み作業が行われていた。
聞けばバイトの依頼主である、丸田さんちでは3回目となる、この作業。
1回目、2回目は、気まぐれな猫達に見事な梅の花を咲かせられてしまい、丸田さんは「あはは、またやられちゃったか~」と大きなお腹を揺らして笑ったという。
無理もないだろう。猫が大好きな丸田さんは、定期的に庭で餌を与えており、その庭も猫達が通りやすいように、ブロック塀で覆わず、生垣を巡らせただけというオープンな環境にしている。
理不尽だ。
これで梅模様がつかなかったら、逆におかしいというものだ。
無論、それは何もしなかった場合の話。
今日は守り抜いてみせる、成功報酬3万円のためにも!
バイト――特に苦学生の面々の拳に、力が入る。
「つまりおネコさまに、もふっと塗れてアタック阻止しつつ、バイト代をGETするお仕事なのだ。真央ちゃんもやるのだ、一眼レフデジカメGET頑張るのだ~!」
後木 真央
は猫鳴館から大量の、空きペットボトル(角)を持ち込んでいた。
これに丸田さんちの庭の水道を借りて、水を入れ、猫避けとして配置するつもりだ。
角ボトルにしたのは、虫眼鏡のように光を集めて火事を出さないようにという、配慮。楽しくお気楽に過ごしているようで、案外細かい気配りがなされていた。
「水入りのペットボトルは都市伝説みたいだけど、見慣れないものを警戒する性質は、動物だからあるだろうしね。動物も多少なりと学習能力があるようだから、いいんじゃないかな」
風船を使った手品を得意とする、
パール・風色
は商売道具の色とりどりの風船と、空気入れを持ち込んでいる。
「いいね、こういう勝負。あたしも乗った! 騙したり、おどかしたりは得意技だもんねー」
パールは着々と少量の水が入った風船を、膨らませている。
目にも鮮やかな風船は、見ていると気分が高揚してくる。
「おネコさまにも、風船カラフルはユラユラ揺れて、意味不明で楽しいかもしれないのだ。真央ちゃんも、一杯風船ユラユラ整列な光景は、賑やかで楽しいのだ♪」
「やあ、早くからご苦労様。今日はよろしく頼むよ」
ニコニコと歓迎する丸田さんは、見事なまでの雪だるま体型。
どうせなら本当に雪だるまだったら、見ていて涼しげだったのだが、現実は炎天下の中で急激に溶けてゆく蝋燭のように、だくだくと汗をかいているものだから、暑苦しい事この上ない。
そしてそんな暑苦しさを、強調する存在がもう一つ。
「わあ、皆さん!
先日は
助けてくれて、ありがとうございました」
10歳になる、丸田さんの息子の真丸である。
父の遺伝子が余程 優性なのか、親をそのまま縮小したような姿かたちは、平たく言えば、やっぱり暑苦しい。
しかし身代金目的でゴロツキ達に誘拐された真丸を、力を合わせて救出した面々にとって、元気な彼との再会は嬉しくもあった。
「真丸ちゃん、ここのおうちの子だったのだ? そう言えば、苗字は丸田さんだったのだ」
「おや、後木は気付かなかったのか?」
赤猫リュックに、もろもろを持ち込んだ
後木 真央
は、小さな笑みを漏らす友人の
八神 修
に、こくこくと頷く。
「さすが修ちゃんなのだ、やっぱり頭いいのだ~!」
真央の賛辞の声に修の姿を認めて、丸田さんは驚く。
「おや。君は、真丸を助けて送り届けてくれた……ひょっとして協力してくれた、友人というのは君達の事だったのかい?」
見回す丸田さんに、轟や
御剣 刀
も、照れくさそうに頭を下げた。
「いやあ、ありがとう! なんと言って、お礼を言っていいか分からないくらい感謝してるよ!」
自分に熱い視線を向ける真丸に、轟は頑張ってるかと声を掛ける。
憧れのヒーローの前で、はにかむ真丸は まだまだ雪だるま2号だったが、鍛錬の成果はすぐに出るものではない。くじけず地道に続けるよう、轟は真丸を勇気づけた。
「今は寝子島も物騒ですからね、お子さんが無事で何よりでした」
刀は実直に、丸田さんに向き合った。
感極まった、丸田さんは一人一人と握手を交わす。
「今日じゃなければ、歓迎の準備をしたのになあ」
「とんでもない、何だかんだで仕事ですし。丸田さんは雇い主なんですから、バイトの俺達に気遣いは無用です」
刀に同意する修に、丸田さんは首を傾げる。
「うん? もしかして君も、バイトに来たのかい?」
星ヶ丘寮で生活する修は、裕福な家の子息だ。とてもこんな肉体系のバイトをしなきゃならない程、切羽詰っているように見えなかった。
「ええ、社会勉強で。小さいとはいえ、皆で協力して一つの事を成し遂げるのは、俺にとってもプラスになりますから。このような経験が出来る機会を与えてくださった事に、感謝致します」
「そうか、なるほど。確かに勉強になりそうだ。君さえ良ければ、うちの真丸にも色々教えてやって貰えんだろうか?」
「それは勿論、喜んで」
快く引き受ける修に、丸田さんは丸い顔を、益々丸くして破顔した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月06日
参加申し込みの期限
2014年02月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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