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Mon seul Tresor
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ボロボロの銀狐のぬいぐるみを川から引き上げたフィンレイは、ギュっと絞って水気を切ると、じっとりと湿ったぬいぐるみを見た。腕は取れかけ、尻尾には穴が開き、中の綿が出ている。金色の瞳は片方がほとんど取れかけており、耳は半分千切れている。
何故か気になって拾ってしまったが、どうすれば良いのだろうか。ゴミ箱に捨てる事も躊躇われるし、連れて帰る事も出来ない。フィンレイが悩んでいた時、二人組の男性がすれ違い様に「あっ!」と叫ぶと振り返った。
衝と春告は、フィンレイの持っている銀狐のぬいぐるみから鈴の音を聞いた。何もつけていないはずの右手から確かに聞こえた音に足を止め、あの少女と同じ色の毛色と瞳に目が釘付けになる。大分汚れてボロボロになっているが、どこかあの少女の面影を感じる。
「すいません。そのぬいぐるみ、どうしたんですか?」
「先ほど川で拾ったんです」
春告の問いに静かに答えた時、フィンレイの目に先ほどの少女が映った。少女の小さな指がぬいぐるみを指し示し、衝と春告を指す。その動作から少女の言いたい事を悟ると、フィンレイは何も言わずにぬいぐるみを春告に渡した。少女がにっこりと微笑みながら『ありがとう』と呟き、姿を消す。
「あなたが再びパートナーと出会える事を、祈っています」
その言葉に自身の夢も乗せ、フィンレイは銀狐の頭を優しく撫でた後で、春告と衝に会釈をしてから踵を返した。去って行くフィンレイの背中を見送っていた衝と春告の耳に、再び誘うような鈴の音が聞こえて来た。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
雨音響希
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月17日
参加申し込みの期限
2013年12月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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