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2大巨大美女南海の大決戦、またはジャイアント弁当の逆襲
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●ジャイアント雨崎弁当VSジャイアント北風弁当●
【校庭】
▼エネミー情報:
●ジャイアントハンサム弁当(モデル:
雨崎 荒太郎
)
・主成分:ごはん。他、豆腐加工食品をふんだんに使用。製作者主観による美化120%。
・主兵装:ひじきミサイル。
そして今、この巨大弁当の出現である。
「ぎゃーす! 校庭にまた、でっかいぼくそっくりなのがーっ!」
その巨人の足許でわたわたしているのは、
雨崎 荒太郎
だ。
「なんだこれー!? まさかさっきのお弁当ー?
大食いでも、こんな量はさすがに食べられないよぉー」
そして当然のように、モデルとなった本人を見付けて襲い掛かってくる巨大痛弁!
「わわっ、こっち来た……よし! こうなりゃ、ついてこいー!!
あっちの北風先輩っぽい巨大なのと相討ちさせるよー!」
プールサイドにそびえる巨大委員長の方へと、ダッと走り出す雨崎、その後を追ってジャイアント雨崎もグラウンドを揺るがし付いてきた。
【プール】
ところで、これまで痛弁たちは、互いの存在にはまるで無関心だったように見えた。
伊賀 解理
は、中庭にいた複数の巨人たちの行動を思い返す。
(標的はあくまで、いいんちょとか……モデルになった生徒たちだったぞ)
そんな2体の巨大弁当を、鉢合わせたら一体どうなるのか?
そして跳び込んでくる
雨崎 荒太郎
、グラウンドを隔てるフェンスを踏み倒し、ジャイアント雨崎も追ってくる。危険も顧みず、巨大委員長の股下へと滑り込む雨崎、そして、
「何か武器は無いのー? ……そうだ!
いまだ、ひじきミサイル!!」
巨大な自分に命令するも……残念!
「って……動かないー!?
やっぱり命令通りに動くわけじゃないんだねーっ!」
「うわっ、巨大いいんちょが……ドリルをくっ付け直したぞ!?」
逆に、プールサイドに突き刺さっていたままだった、ドリルおにぎり(右)を切り落とされた手首に装着し、ギャルギャルギャルッ!
粉々になってあっけなく、破壊されてしまうジャイアント雨崎!
「もがぁぁぁぁ! で、でもこれで1体倒したよー」
雨崎の頭上からバラバラと降り注ぎ、空のプールを充たす、元雨崎弁当の構成物。
「いや、これは……」
イヤな予感にうめく
御剣 刀
、
そのご飯プールにゆっくりと身を沈めた巨大委員長が、再び立ち上がると……ズルギュワーーン!
その両胸で唸りを上げてスピン回転する、2つの巨大おにぎりが!
「嘘だろう……別の巨人の弁当を取り込んで、武器を再生させたのか」
しかも右手には元のドリルが装填されているので、むしろ以前よりパワーアップしている始末だ。これはマズイと見た
十条寺 達磨
と御剣と解理が、コートを被せたままの
北風 貴子
を連れて、グラウンドの方へと走り出す!
「振り向くな、走れ貴子!」
「な、何? だからいったい何なのよっ?」
「ほら北風先輩、見ちゃダメだったら! 1回見る度に奴の背が30センチ伸びるぞ」
【北校舎1F・職員玄関〜保健室】
一方、
霧切 翠子
は負傷した
八神 修
を支えながら、校舎へと急いでいた。
「先輩、本当に俺は、大丈夫ですから。
それより今は、あの巨大物質の方を何とかしないと……」
「駄目よ、顔からどんどん血の気が失せてるじゃないの。
早く治療しないと……」
そう言う翠子も、自らカッターナイフを突き刺した傷から、ぽたぽたと血が垂れ落ちている。彼女こそ治療が必要だと判断し、大人しくなる八神。そんな2人を、職員玄関にいた
矢萩 咲
が見つけた。
「むっ、怪我人か? 今、保健室が臨時の救護室代わりになっている。そちらに行け」
咲に案内され2人が保健室にたどり着くと、そこでは
桜庭 円
と
毒島 林檎
たちが、騒ぎで怪我をした生徒たちの治療に大わらわだった。
野戦病院のような有様になっているその室内を見て、ギョッとする八神たちだったが、2人の怪我をすばやく見て取った林檎が、彼らを椅子に座らせ、ろっこん【オモルの腕】で治療する。
「……俺はこの人達をほっとけない……
幸い発動の為のご飯はいっぱいあるしな(もぐもぐ)」
おかげで八神の掌と、翠子の二の腕の傷が、綺麗に消えた!
「すごいわ、跡も残さず……りーちゃん、ありがとう」
何故かアイアンクローをされたのにはちょっと戸惑ったが、八神も心からの礼を述べる。
「それにしても……痛弁を作って本人に食べてもらえたら恋愛がどうとかって」
治療を受けて、ようやくひと息ついた
霧切 翠子
が言う。
「実際やったら間違いなくドン引きされて捨てられるだけだと思うのに、
やる人いたんだ……だから恋愛成就しないんじゃないかな」
(おや……?)
その翠子の発言を聞いてギョッと身を固くする、1人の男子生徒に
八神 修
は気付いた。よくよく見れば、怪我人でごった返しているこの保健室の中で、彼だけは治療を受けていない。
それに先ほどからしきりと窓の外と、それから何故か円の様子も気にしているようだ。
もしや……と思い、八神はその生徒に近付いた。単刀直入に、
「核になった痛弁を作ったのは君か」
「なっ! ななな何を言うちょるんじゃあ!」
目に見えて狼狽するその、破れ学帽に学ランのやけにバンカラな生徒。後ずさりするその背中がドンと何かに触れ、振り返ればそこにいたのは
桜庭 円
である。
「ボクもさっきから、君の様子がヘンなのには気付いてたよ。
ボクが校内に流した、あの間違ったおまじないの噂……
その出所と真偽を確かめに、いずれ犯人がここに来るんじゃないかと思ってた
」
「し、しもうた!? そうじゃったんかあああ!」
自分をおびき出すための罠だったことを知り、ガックリとうなだれるそのバンカラだ。
「北風先輩に痛弁を作ったのは……君なんだね?」
観念して、うむ……と円に頷くバンカラに、翠子が溜まっていた怒りをぶつけた。
「変な噂に振り回されて事件を起こすなんて、自分が何をしたか分かってるの?
こっそり食べ物入れとくとかストーカーみたいだし、イジメにも見えることだってある。
人によってはトラウマになるわ。嫌な気持ちにしかならないし、衛生上最悪。今夏なのよ?」
翠子にコテンパンに言われて、しょんぼりしちゃうバンカラである。見かけによらず、ぽんぽん言われる女性にはてんで弱いらしい。
「め、面目ない……まさかワシも、こんな騒ぎになるとは」
「私は正々堂々立ち向かっていかない男の子は嫌いよ!」
「霧切先輩、彼も充分、反省していると思う。もうそのへんで……」
まだ怒りが収まらない翠子に、八神がそっと声を掛けた。勿論、騒ぎに巻き込まれた皆のことが心配だからこそ怒っているのだということを、八神もよく分かっている。負傷した自分たちには、この怒りをぶつけて良い権利があるだろう。
けれども八神は、しょんぼりしているバンカラに、こう声を掛けた。
「責めるつもりはない。
一寸……行き過ぎただけだよ」
八神にも、想う相手がいる。その想いを考えれば、責める気持ちにはなれないから……。
【校庭】
「うわっ、もう逃げ場が無いぞ、どうする!」
北風 貴子
を連れて逃げていた
十条寺 達磨
と
伊賀 解理
と
御剣 刀
は、グラウンドの南西の隅に追い詰められていた。背後はフェンス。貴子を捕まえようとする巨人の腕を、十条寺がろっこんの鎌鼬で弾いて防戦するが、次にあのドリルを発射されたら、もう全員お陀仏だ。
「もう、やめちょくれ!」
そこに走ってきたのは、
八神 修
と
桜庭 円
と
矢萩 咲
の3人、それからもう1人、ボロボロの学ランを身にまとった生徒が、貴子と巨大委員長の間に割って入った。
「えっ、貴方その学ランは……確か」
「そう、1週間前! ワレに校門で服装を注意された、このワシじゃああ!」
いきなりの急展開に、目を白黒させている十条寺と伊賀である。はっと貴子の方は気を取り直し、
「貴方、まだそんなボロ雑巾を着て登校していたの?
ていうか、ウチの制服ですらないじゃないの!」
「Σ ああっ、やっぱり! その怒った顔も、さいこうじゃああ」
何だか身悶えしているバンカラに、ドン引きの風紀委員長。その前に
矢萩 咲
も進み出て、
「北風さん、貴方の机にお弁当を入れた犯人は、この生徒だそうだ」
「えっ? あ、貴方まさか。服装を注意された恨みで、こんなことを……」
「ち、違うんじゃああ! ワシはただ、おまじないの噂を聞いて……(赤面ぼそぼそ)
たのむ、もうやめてくれんか!」
バンカラが今度は巨大委員長の方を振り返り、その足許に身を投げ出して土下座した。
『ギィ……ゼッ?』
「いったい何が起こっちょるのかワシにはよう分からんが、
これ以上委員長を傷付けんでやってくれ!
たのむ! この通りじゃ!」
動きがギクシャクとおかしくなり、目に見えて狼狽しているように見えるその巨大痛弁。
『ガッガガガガガッ!』
「!? 危ない!」
しかし突如その右腕のドリルを振りかざし、今度はそのバンカラに襲い掛かろうとした! 咄嗟に彼をかばおうと跳び出す
桜庭 円
、しかしその目の前で、
ギギ……とネジが切れたように、そのドリルの先端が、ぴたりと寸前で静止した。
「やれやれ、全くもう……」
前傾姿勢のまま動かなくなった、そのジャイアント北風の口から……よいしょと脚立梯子を使って這い出してきたのは、メッシュの髪の眼鏡少女だ。
「ようやく地上に戻ってこれたわね……
お日様の光も、ずいぶん久し振りな気がするわよ」
桃川 圭花
、核の痛弁と
桜崎 巴
をその手に携えての、堂々の帰還である。
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ブロンズシナリオ(100)
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SF・ファンタジー
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定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月20日
参加申し込みの期限
2013年12月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月27日 11時00分
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